船戸明里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ
ネフィシカの狂気じみた雰囲気が不気味で… 心が弱った人が宗教は救いになるけど行き過ぎるとちょっとな
それに加えてイーダルの歪みは驚いたけど、でも彼ならそれさえも上手く付き合うんじゃないかと思った 国民を愛さずとも愛すべき人が誰かいるならその為に戦えばいいと思うので
3人のうちでグラーシカが一番バンディーカに似てたなあ 不器用で少女なところがあって、弱さを隠そうとして自分を大きく見せて
だからこそ母親と同じ道を辿って欲しくない
そしてサルベーン、君さぁ…!って気持ちになった!!ラクリゼがいるでしょ!って毒づくカリエに共感
カリエはどの国でも引きずり出されるんだねちょっとお気の毒だけどこれか -
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Posted by ブクログ
ネタバレ
カリエはどこに行っても追われるし、巻き込まれるんだなあ。女神め…
フィルンたちを連れ帰ってきたカリエにエドが、お前間違えて打ったのか?!って驚くのが面白かった サルベーンとエドが会話してる時だけ脳内でとんちき音楽が流れる
ネフィシカの件は、あ~やっぱり…ってなったよね
あんなに引きずってたのに前向きになれるわけ、って思ってたし、人が急に変われるわけがない 篭っていたばかりなら尚更
バンディーカのお気持ちもお察しする
女王としての然るべき対応だったのだろうけど、人心掌握に長けた人だと評価される人なのに有無言わさず子どもを取り上げるのは悪手だったと思うわ
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購入済み
半端な終了
半端な終了だと思ったら、現在進行形で続いてるラノベの序盤の漫画化なのね。
病弱な皇太子候補の替玉人生終了までの。
ラノベは大抵漫画の方が読み良い。続編、期待します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレバルアンとカリエの再会と対決と決別が見たかったー!というのが最終的な嘆きなのですが、そういったのがなく終わるのがこのシリーズだよなぁという気持ちもあり。
└神話の終わりなら、女神が浄化されたのちの、最後の神の祟りの具現となってしまったバルアンと、女神と決別したカリエが対峙してはっきり決別してほしかったなという…でも会ったらカリエがバルアンに殺されるから無理だったんだろうなというのもわかる……
帝国の娘から見られた王の素質を花開かせ、初の女性総督として華々しく栄光の座を歩み、各国の平和のため尽力するカリエが見たかった! んだけど、この物語は運命に翻弄されながら生き抜いた、かけがえのない平凡な少 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれだけカリエの華々しく輝かしい未来を予感させといてそれを取り上げるってマジですか……しかもあくまでカリエ自身の選択……つ、つらい……
だってこれ、あのまま順当にいけばカリエはヨギナの女性総督として輝かしい成功を収め、子どもからも民からも愛され、自分が幸福になるだけでなく民も故郷も潤しただろうはずなのに……
仮にお腹の中の子を見捨てたとて、我が子を浚い己を凌辱した憎い男の種、誰も責めないだろうに……
でも母たちの想いを見つめ(カリエ自身は知らないけれど)、ラクリゼの選択を踏まえた上で、己に宿った子を殺せないのがカリエなんだなぁ……
ちょっと意外だったのが、バルアンさんカリエのこと -
Posted by ブクログ
ネタバレ帝国の娘では「運命に翻弄される少女がいつか女王になる話なのかなー」と読んでたんですが、砂の覇王編で「運命に翻弄され続けるサバイバーの話だ」と思い知らされました。
カリエがまー絆されやすくて素直に反省でき視野を広く心がける賢さがある美点が流されやすさに繋がってるのが切ない。その場その場で一生懸命で、知り合った人を見捨てられず、自分が生き抜こうとするようにみんなにも生きていてほしいと願う、少女が伴侶に選んだのが覇王……うわぁ。
バルアン人でなしなんだけどモテるのわかっちゃう……コイツがどこまで行けるか見てみたいと思わせる魅力がある。人の世話焼くのが好きっぽいカリエが惹かれてしまうのがわかってしま -
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無料版購入済み
理不尽極まりない王道
「王族絡みの強制身代わり命令」となれば
主人公にとっては理不尽極まりないのが王道
試し読みなので途中まででしたが
良い作品でした -
購入済み
生意気で扱いにくい感じのライナスだけど彼の複雑な環境がそうさせたもので実は結構いい子だし、
問題が全て解決したわけではないけど悲惨なことにならなくて良かったです
聞き分けのいい優等生の方が実はドロドロした感情を抱えていてそういう対比も面白いです
自分がまだ読んでない巻もあるのでライナス編がまたあるのかも知れませんが一応この巻でライナス主人公編は終わりでしばらくはメインで出てこないです