船戸明里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このお話ってまさに「陰謀渦巻く」って形容がぴったしなんですが……最初なんてもう陰惨すぎて怖かったですよー。そんな中でもおチビちゃんたちには癒されます。可愛すぎるんだ、あのコら!ライナスくんもすっかり丸くなりましたねー(にこにこ)1巻ではどうしようかってくらい怖いコだったのに。
あんな風になっちゃったのはきっと誰が悪いとかそういうのはないんだと思うのです、が・・やっぱロウランドがムカつくのですよっ!頭では彼だって悪くないって思うのですが気持ちがそうは思ってくれません。悲劇だよなぁ。
それにしてもやはし美しい絵です。表現とか何とか、すごいなぁと感嘆のため息です。 -
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Posted by ブクログ
逃げた先で、奴隷となってしまったカリエとエド。
二人はそれぞれ後宮、軍隊で生活する事になった。
多くの人々、そしてザカリア流血女神の思惑の中で、困難に度々出会うカリエ。
しかし、それらを乗り越え、彼女は女神の娘(女神が降りる器)として目覚める。
真実の愛と目標を持ち、最後、カリエは王バルアンの正式な妻としての道を
歩み始める。
苦悩する王、野望を抱く王子、醜い権力争い、どろどろした後宮。
それぞれの国の考え、宗教が特徴だってよくあらわれている。
砂の覇王のラストは、私個人、カリエ×エドが好きだったので複雑な気分。
ザカリア流血女神の存在がすごく気になる。
話の雰囲気は帝国の〜の方が好みだけど、 -
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