安藤優一郎のレビュー一覧
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朝敵となった徳川慶喜に生涯忠誠を尽くした渋沢栄一と、慶喜に30年間も「謹慎」を強いた勝海舟。共に幕臣であった二人の対立を描き、知られざる維新・明治史を解明。Posted by ブクログ
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司馬遼太郎の「峠」で描かれた河井継之助。「峠」を読んで知っているよって思っていたけれど、帯に「司馬遼太郎が描かなかった、もう一つの生き様」なんて書いてあったので、それなら読んでみようと手に取った。
峠と照らし合わせて読んだわけではないですが、人間ドラマより、彼の経済官僚としての施策の中身が詳しく書い...続きを読むPosted by ブクログ -
いよいよ始まる2013年大河ドラマの主人公、新島八重の実兄、山本覚馬の生涯をコンパクトにまとめた本である。
覚馬、八重が生まれた会津藩は文久2年(1862)、藩主松平容保が新設の京都守護職に任じられたことで運命が一変した。親藩である会津藩は幕政に関与しない建前だったが、いわば「特命」を受けての守護...続きを読むPosted by ブクログ -
こうした史料は大歓迎!
徳川家の政治力というか、能力がよくわかりますね。
これでは幕府に太刀打ちはできないわ~。
とても面白かったですし、これを参考にしてさらに歴史小説が楽しめそう♪Posted by ブクログ -
渋沢栄一関連本として読んでみました。
本書では、一橋(徳川)慶喜を軸にして、渋沢栄一という車輪と勝海舟という車輪を左右にはめ、幕末から明治、大正にかけての日本の政治の歴史をたどっていきます。
第一章では栄一と慶喜の関係、第二章では海舟と慶喜の関係が書かれ、第三章で栄一と海舟が出会います。第四章...続きを読むPosted by ブクログ -
春画(もちろん男色)の掲載枚数が多い!
えっちな絵というより、江戸文化の一旦に触れているということに感動した!
でもぶっちゃけドキドキした!(笑)
男娼のルーツや、どんな人が働いて、どんなサービスを行っていたかまで細かく知れてビックリしました!Posted by ブクログ -
お城を中心にその土地を象徴する歴史にざっと触れられる。
城郭があってもなくても、足を運んでみたくなる。
〔首里城も出てきます。早く再建できますように。〕Posted by ブクログ -
日本にある30の名城を取り上げ、その城にまつわる歴史的事実を紹介しています。
城は、時代が異なっていても、権力者・為政者の拠点であり、中心地でした。その城がなぜこの地に築かれたのかを知ることは、その土地そのものを知ることでもあるし、日本史に与えた影響も大きいものです。そういう視点で見ると、ただ城を見...続きを読むPosted by ブクログ -
勝てば官軍
あとがきにありますが、勝者は勝つべくして勝ったというストーリーに歴史をねじ曲げてしまう。
勝者に都合の良いように叙述された歴史。
歴史の歪曲である。
こうして、勝者側が自己の正当性を後世に伝えるために編纂した歴史書や歴史教科書では、敗者側の言い分は抹殺され、敗者は歴史の表舞台から強制退場...続きを読むPosted by ブクログ