三池ろむこのレビュー一覧

  • 言ノ葉ノ使い

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    ぶっきらぼうな攻×健気な受/ 攻のガクタがヤクザの犬ってこともあって血や暴力描写はけっこうあるんだけれど、話全体の雰囲気はとても優しい感じでした。受のカンナの性質のおかげなんだろう。面白かったです!

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    2018年06月14日
  • かわいくしててね

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    猫と可愛いものが大好きな受が、子供のような言動の攻に振り回されていくうちに、可愛らしさを感じて好きになっていくお話。渡海さんのリーマンもの、嘘がなくて好きです。仕事をやっていく中で上手くいかないところも、人間関係で悩んだりもあってちゃんとリアル。なので攻の性格も、完璧ではなくとても人間的。絶対的なスパダリではないので、好みは分かれますが、普通の人たちが恋愛してる感にときめくので個人的にはあり。猫のドナも可愛く、良いお話でした。

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    2017年10月07日
  • 兄さんの友達【カラー扉付き電子限定版】

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    ネタバレ

    お兄さんの友達が 一癖ありそうだけど いい人ばかりで(お互いを理解して助け合ってる?) そこが楽しかった。
    お兄さんや 他の友達の話もきっと面白いのじゃないかな?

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    2017年08月17日
  • 兄さんの友達【カラー扉付き電子限定版】

    購入済み

    光源氏

    と紫の上がこんな関係だったかな?
    狂気とも呼べる世話焼きにはびっくりしましたが、基本紳士。
    すごく良い話でした。

    それよりも!甲斐さんと想い人のスピンオフを是非!お願いします!!
    絶対いい話になると思うのです。
    というか、甲斐さんには幸せになって欲しいんです。そのくらい良い脇役。

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    2017年07月22日
  • てのひらにひとつ

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    36歳で定職を持ちながら医者をめざす攻と、塾のバイトで攻に英語を教えることになった大学生の受というひねった設定。攻の鷹揚でありながら優しげな雰囲気もいいし、受の恋愛慣れしていないところも可愛かった。二人が結ばれたのは良かったけど、最初の話は受の一人称で攻の心情が語られなかったため、ノンケ攻がわりと抵抗なくすんなりと受を好きになったように感じられた。
    逆に、次の話では攻の一人称のため、肝心の受の葛藤があまり伝わってこなかった。遠恋の二人のすれ違いは、受視点の方が見たかったというジレンマ。でもこれは好みかな。
    タイトルの意味が作中にでてきたところで鳥肌。二つの話を合わせてこの作品でした。

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    2017年05月20日
  • ハートの問題

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    ネタバレ

    騒音トラブルに巻き込まれたことをきっかけに始まるご近所ロマンス。
    一穂作品は女性が魅力的でかつ、元彼女を決して悪く言わないところが心地よいですね。本当の優しさをちゃんと持っている健やかな男の子が人を好きになって相手に向き合っていく過程を見られるというか。
    コンプレックスを抱える要にグイグイ迫っていくキラッキラのサンの底抜けの明るさはまさしく太陽のごとく。悩みのない子を書こうとしたらアホの子になった、というのもまぁなんとも微笑ましくて良きかな。「楽しいBL」としてするするグングン読めるこの安心感は変えがたい。
    底抜けに明るく、出会いや経験を経て前向きに生きていこうとするところが見れるのはなんとい

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    2017年06月15日
  • 世界のすべてを君にあげるよ

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    ネタバレ

    ラブラブカップルから始まったかと思ったら意外と切ないお話でじーんとしました。
    カップルだからこそ、ぶつかることもたくさんあってそういうのを乗り越えて二人の絆を太くしていくのだたな…といいカップルを見させていただきました。

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    2016年09月20日
  • お稲荷さま、居候中【電子特別版】

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    この人の描くお話は自分の感性とスゴく合う。もふもふ本です。ハッピーエンドなんだけど、どこか切なくて苦しくてすれ違ってるところがいいです。攻はきつねだけど、たぬきまで出てきてもうもふもふで萌えました。登場人物が理不尽に苦境に立たされるけど、嘆くことなく努力していく姿がいいです。

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    2016年08月24日
  • 三百年の恋の果て

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    白狐の妖と人間の男の300年前から続く恋の話。
    健気で可愛らしい白狐と彫刻家で真面目な堅物大男のファンタジー。2人は300年前愛し合っていたのに訳あって彫刻家の男が彫った狐の像に白狐は封印されてしまう。300後に再び出会うのだが…。

    めちゃくちゃ霊力が高い人間の神主(自分で生き物も作っちゃうから神主というより、もはや神(笑)のような男 )と彼に作られた鷹の式神で人型にもなるこの世のものとは思えない美貌の男の話。
    妖だからこの世の者じゃないんだけどね。
    切ないお話なんだけどもちろんhappyend。
    ちなみに神主と彫刻家は友達なんです。

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    2016年05月29日
  • カウボーイは清楚な花を愛す

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    ネタバレ

    ▼あらすじ
    若き牧場主・タイラーの元で下宿することになった新米教師の優希。
    その可憐さに、一目会った瞬間から参ってしまうタイラーは……?

    ***

    カウボーイという言葉に惹かれて購入しました。
    海外が舞台の作品なんですが、あんまり海外っぽさは無かったかな…。
    丁度この作品を読む前に、海外のM/M小説(翻訳モノ)を読んだばかりなので余計そう感じてしまったのかもしれません。でも読み辛さなどは全くなく、サラッと読めて、尚かつそこそこ楽しめる作品だと思います。

    まず出会った瞬間から攻めも受けも同時に一目惚れしますので、後は二人がくっ付くのを安心して見守るような状態でした。
    しかも攻めと受け、両方の

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    2020年03月17日
  • ハートの問題

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    ネタバレ

    一穂さんの小説の、女性キャラをメインカップルの片方にきゃーきゃー騒ぐモブもしくは嫌な感じの当て馬としてだけで描かないところ、
    そして恋愛するとちゃんとその恋愛が仕事なり人格なり、主人公にプラスに働くところが好きです。
    ヨウが見た目が派手な元カノのことを「でも俺は好きだった」と振り返るし、恋愛感情はなくなっても嫌いになってないところが良いなあ、と。
    しょう子さんにしろ、つぐみにしろ、主人公カップルの恋愛以外にも色んな物語を書くことによって、お話全体が広がる気がします。口絵が主人公カップルとしょう子さんとつぐみの四人なのも良いですね。
    みんな幸せに生きているところがいいです。
    主人公カップルに焦点

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    2016年03月06日
  • カクゴはいいか

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    『カクゴをきめて』のコラボ作品。表題作は組長の末息子とお付きの人の話。前作キャラの一人が登場するものの、独立した別のお話。なのになぜか前作のサイドストーリー感が強いような。
    強気攻×強気受。生殺しの状態から脱却したくも、自分からは折れたくない受が主人公。色々策は練るものの結局は攻の手のひらで転がされてしまう受はやはり可愛く、攻はカッコいい。
    『恋も二度目なら』は前作の極道高校生×陰険眼鏡のカプの短編。こちらは受側から見た後日談。これがものすごく良かった!スパルタで生徒に嫌われている受が、ある事件を通して生徒や攻との絆を深めていく話。恋人でも学校ではいち生徒である攻が見せる嫉妬とか激しく萌えた!

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    2015年05月04日
  • カクゴをきめて

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    三池さん、初読み。といっても原作付きなので実際の作風とは違うようです。でもこれ、楽しかったな。極道の家の一人息子が、引っかけた男子高校生をだまして素人AVを作って売るような男について行ったのがきっかけで…という話。極道はオマケでなんちゃって風。どちらかというと一癖ある高校生の恋愛ドタバタ話の要素が強い。けれど、主人公は強くて可愛いし、ダメ男もそれなりにいいやつだしで読後感の良い作品。
    次の話は主人公に失恋したお付きの高校生の話。こちらはなんと年下攻。陰険眼鏡の教師に目をつけられ辟易してた攻が攻勢に転じたところ、意外にも相手は…。こっちは意外性たっぷりで萌え。年上なのに不器用、でも経験はあるから

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    2015年05月04日
  • その唇をひらけ

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    綺麗な絵で絡みの描画が好みでした。表題作より家庭教師の話の方が面白かった。主人公の両親、主人公側からの描写だと冷たく感じるけど、鈍くて感情表現が苦手なパパと、サバサバしたママで、そっちの方が萌えた(笑)

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    2015年04月12日
  • てのひらにひとつ

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    健気。ひたすら健気。

    地味な二人の話だけど、すごく胸がきゅ~っとなる。
    何もかも諦めることで自分を律してきた宮下(大学生・塾講師バイト受)と安定した仕事があるのに一心に医者になるために大学受験をしようと予備校に通う日下部。
    宮下の塾にそんな日下部が入校し、あからさまに無理だと決めつけ面倒なものを押し付けるかのように学長に日下部の担当を言い渡される宮下。
    それでも、まっすぐ頑張る日下部を見て、自分がたくさん諦めて、期待しなければ傷つくことはないと生きて生きた自分にないものを持つ日下部にどんどん引かれて。

    視点が受け視点で始まり、思いが通じた後の2話目が攻め目線。
    気持ちの補完があるからとても

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    2015年01月20日
  • 姫は甘やかに咲き濡れる ~桜ノ國物語~【イラスト付き完全版】

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    ネタバレ

    最初の方から三人で仲良しさんで微笑ましい。
    というかマンツーが一回もなかった気が。
    絵が好みじゃなくて残念。
    A、F

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    2014年09月28日
  • 俺がうさぎでうさぎが俺で

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    ネタバレしちゃいますよ

    いろんな獣系は読んできましたが、コレは結構新鮮で切ないですね…
    自分がウサギになってるのに、元ウサギが好きな人とキスしたり…それも自分の体で!
    小さい頃は「結婚しよう!」と誓い合ったお隣さん同士が、歳を重ねるにつれ、疎遠になって避けられれる、嫌われてると思っていたのに…と、展開的にはよくありますが、結構うさ太郎がやらかしてくれます。
    「ご主人好き好き交尾しよう」みたいな頃を自分の体を使ってやらかしてくれるんだからね~
    本人は見てられません!…本当は自分がしたいのに…いやはや、面白かったです♡

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    2014年09月22日
  • 俺がうさぎでうさぎが俺で

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    ネタバレ

    入れ替わりのアプローチが、あるようで、無いような。
    前半の、人間になったうさ太郎の発情Hシーンは、うさぎになった八尋の居たたまれなさも含めて、面白かった。

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    2014年09月04日
  • 言ノ葉ノ使い

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    何気に本屋で見つけ衝動買いした一冊。シリーズ三作目。前作2冊とも読んでいたけどこの本だけでも問題なく読めます。心の中も無口な攻めがおせっかいで健気な受けに少しずつ餌付けされていくお話(笑)だけではなく互いに抱えている問題を二人で乗り越えていく優しい話でした。結局最後はみんな良い人だったという終わり方。ストーリー的にはもっとキツイ話になってもおかしくないのにさすがこの作者さん。優しいお話でした。この二人好きです

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    2014年08月27日
  • カクゴをきめて

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    ネタバレ

    3編収録されています。
    カプは2組
    裏ビデオ制作の大学生×ヤクザの跡取り、
    跡取りのお目付け役×数学の教科担任です。
    跡取り息子の鉄のキャラが好きです(^^)

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    2014年04月27日