三池ろむこのレビュー一覧
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購入済み
光源氏
と紫の上がこんな関係だったかな?
狂気とも呼べる世話焼きにはびっくりしましたが、基本紳士。
すごく良い話でした。
それよりも!甲斐さんと想い人のスピンオフを是非!お願いします!!
絶対いい話になると思うのです。
というか、甲斐さんには幸せになって欲しいんです。そのくらい良い脇役。 -
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36歳で定職を持ちながら医者をめざす攻と、塾のバイトで攻に英語を教えることになった大学生の受というひねった設定。攻の鷹揚でありながら優しげな雰囲気もいいし、受の恋愛慣れしていないところも可愛かった。二人が結ばれたのは良かったけど、最初の話は受の一人称で攻の心情が語られなかったため、ノンケ攻がわりと抵抗なくすんなりと受を好きになったように感じられた。
逆に、次の話では攻の一人称のため、肝心の受の葛藤があまり伝わってこなかった。遠恋の二人のすれ違いは、受視点の方が見たかったというジレンマ。でもこれは好みかな。
タイトルの意味が作中にでてきたところで鳥肌。二つの話を合わせてこの作品でした。 -
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ネタバレ騒音トラブルに巻き込まれたことをきっかけに始まるご近所ロマンス。
一穂作品は女性が魅力的でかつ、元彼女を決して悪く言わないところが心地よいですね。本当の優しさをちゃんと持っている健やかな男の子が人を好きになって相手に向き合っていく過程を見られるというか。
コンプレックスを抱える要にグイグイ迫っていくキラッキラのサンの底抜けの明るさはまさしく太陽のごとく。悩みのない子を書こうとしたらアホの子になった、というのもまぁなんとも微笑ましくて良きかな。「楽しいBL」としてするするグングン読めるこの安心感は変えがたい。
底抜けに明るく、出会いや経験を経て前向きに生きていこうとするところが見れるのはなんとい -
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ネタバレ▼あらすじ
若き牧場主・タイラーの元で下宿することになった新米教師の優希。
その可憐さに、一目会った瞬間から参ってしまうタイラーは……?
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カウボーイという言葉に惹かれて購入しました。
海外が舞台の作品なんですが、あんまり海外っぽさは無かったかな…。
丁度この作品を読む前に、海外のM/M小説(翻訳モノ)を読んだばかりなので余計そう感じてしまったのかもしれません。でも読み辛さなどは全くなく、サラッと読めて、尚かつそこそこ楽しめる作品だと思います。
まず出会った瞬間から攻めも受けも同時に一目惚れしますので、後は二人がくっ付くのを安心して見守るような状態でした。
しかも攻めと受け、両方の -
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ネタバレ一穂さんの小説の、女性キャラをメインカップルの片方にきゃーきゃー騒ぐモブもしくは嫌な感じの当て馬としてだけで描かないところ、
そして恋愛するとちゃんとその恋愛が仕事なり人格なり、主人公にプラスに働くところが好きです。
ヨウが見た目が派手な元カノのことを「でも俺は好きだった」と振り返るし、恋愛感情はなくなっても嫌いになってないところが良いなあ、と。
しょう子さんにしろ、つぐみにしろ、主人公カップルの恋愛以外にも色んな物語を書くことによって、お話全体が広がる気がします。口絵が主人公カップルとしょう子さんとつぐみの四人なのも良いですね。
みんな幸せに生きているところがいいです。
主人公カップルに焦点 -
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『カクゴをきめて』のコラボ作品。表題作は組長の末息子とお付きの人の話。前作キャラの一人が登場するものの、独立した別のお話。なのになぜか前作のサイドストーリー感が強いような。
強気攻×強気受。生殺しの状態から脱却したくも、自分からは折れたくない受が主人公。色々策は練るものの結局は攻の手のひらで転がされてしまう受はやはり可愛く、攻はカッコいい。
『恋も二度目なら』は前作の極道高校生×陰険眼鏡のカプの短編。こちらは受側から見た後日談。これがものすごく良かった!スパルタで生徒に嫌われている受が、ある事件を通して生徒や攻との絆を深めていく話。恋人でも学校ではいち生徒である攻が見せる嫉妬とか激しく萌えた! -
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三池さん、初読み。といっても原作付きなので実際の作風とは違うようです。でもこれ、楽しかったな。極道の家の一人息子が、引っかけた男子高校生をだまして素人AVを作って売るような男について行ったのがきっかけで…という話。極道はオマケでなんちゃって風。どちらかというと一癖ある高校生の恋愛ドタバタ話の要素が強い。けれど、主人公は強くて可愛いし、ダメ男もそれなりにいいやつだしで読後感の良い作品。
次の話は主人公に失恋したお付きの高校生の話。こちらはなんと年下攻。陰険眼鏡の教師に目をつけられ辟易してた攻が攻勢に転じたところ、意外にも相手は…。こっちは意外性たっぷりで萌え。年上なのに不器用、でも経験はあるから -
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健気。ひたすら健気。
地味な二人の話だけど、すごく胸がきゅ~っとなる。
何もかも諦めることで自分を律してきた宮下(大学生・塾講師バイト受)と安定した仕事があるのに一心に医者になるために大学受験をしようと予備校に通う日下部。
宮下の塾にそんな日下部が入校し、あからさまに無理だと決めつけ面倒なものを押し付けるかのように学長に日下部の担当を言い渡される宮下。
それでも、まっすぐ頑張る日下部を見て、自分がたくさん諦めて、期待しなければ傷つくことはないと生きて生きた自分にないものを持つ日下部にどんどん引かれて。
視点が受け視点で始まり、思いが通じた後の2話目が攻め目線。
気持ちの補完があるからとても