三池ろむこのレビュー一覧

  • ハートの問題

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    ネタバレ

    読み物としては面白かったです。
    非常にキャラが立っていて、BLにしては珍しい『女性が活躍』
    していて、尚且つ当て馬ではない。
    これと言った山場もないのですが、ありがちなトラウマをそれなりに
    上手に利用してます。

    ただやっぱりBLかと言われると、微妙……。
    これって多分、もう一穂さんの持ち味なんだろうなぁ、と思うように
    なってきました。唐突にくっつくことはなかったけども、くっつくのが
    あっさりすぎて拍子抜けします。
    しかも受のトラウマが結構ハードなネタなのに、え??
    そんなに簡単に男好きになっちゃいますかっっ?????
    という、何とも言えないモヤモヤ感……。

    それでも内容自体はそこそこ楽しめ

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    2013年04月22日
  • 解ける箱庭 (1)

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    このなんとも言えない作品の雰囲気とっても好き~。1巻はすごく「序章」という感じで、特に何も大きく話が動くことなどはなく。ある意味平穏。
    伏線っぽいもの…特にあの兄さんが見ていた写真と懐中時計とか…なんかちょっと考えるところはあるけど、先のことは流れるままに読みたいと思います。2巻いつ出るんだろうか…^^w

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    2013年04月06日
  • 解ける箱庭 (1)

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    ネタバレ

    んー…なんか終始ものすごく冷静に読んでしまった…
    春売ってた青年を金持ちが拾って云々、加えて兄弟だったから3Pものなのかな…とか思ってたけど(1巻の時点では)ちがった。
    受けの子はそんなに好みじゃないかな〜。卑屈すぎるところが時々いらっときた…
    ろむこさん本人がおっしゃってるように話はゆっくりゆっくり進むのでちょっともどかしい…と、いうか、ゆっくり進んでる割に感情の変化とかが急に感じる。なんでだろう?
    そもそも拾われて養われて何もしらないけど好き!みたいな展開は
    ちょっとエエエエって思ったなあ。伏線なんだろうけど、これから明らかになっていくんだろうけど、それでもなんだか…入り込めない。
    急に久

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    2014年11月01日
  • 光さす道の途中で

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    ネタバレ

    人の生き死にが関わる話ってすごく難しいと思うんですよね。
    でもこの話に出てくる彼らの気持ちはとても自然で、友情と恋愛のバランスの難しさがわかる。
    この作者さん、時々真理をついたような、どきっとなる文章を書かれるので思わずマーカーでライン引きたくなった(笑)

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    2012年11月20日
  • 誘惑プラシーボ

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    貴臣が美月を好きになるのが急だなと思った。そんな、再会して好みに育ってたからって、騙してまで関わりを持とうとするだろうか…。しかも人が真剣に悩んでることを利用するってどうよ^^;

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    2012年10月20日
  • てのひらにひとつ

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    ネタバレ

    包容力オトナ攻×大学生けなげ受。優しい調べの年の差ロマンス(はあと)(帯より)

    大学進学塾講師のバイトをしている大学生の和音(かずと)のの生徒として、医学部受験を目指す社会人、日下部がやってきます。周囲から影で「受かるはずない」とばかりの態度をとられても努力する日下部を応援していくうちに・・・。

    全体的にほんわかできるお話でしたが、少し消化不良。
    和音くんのビアノとの関係とか、弟との関係がもう少し詳しく書かれていたらいいなあと思います。二人だけの話でもいいんでしょうが、ひっかきまわす誰かがほしかった。

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    2012年09月22日
  • その唇をひらけ

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    三池先生が好きなのと表紙が可愛かったので購入。

    表題作は高校生の可愛いカップルという感じでほのぼのしていて癒されました。お互いにやきもち焼いたりするのも可愛かったです。
    次の作品も個人的には好みでした。最初は暗めですが、ラストは気持ちも通じて、お父さんとも向き合っていけそうな感じで…

    あと、「ゆうぐれのまち」の短編が収録されていたのも嬉しかったです。

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    2012年08月27日
  • ゆうぐれのまち

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    三池先生のことはテニプリの二次創作をされていたときから知っていたので、今回本を購入してみました。

    攻めはヤクザで受けはダメ男ですが、内容も絵もほんわかほのぼのしていて好みでした。
    過去の回想シーンも可愛かったです。

    ラストも幸せな感じで良かった。

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    2012年08月27日
  • てのひらにひとつ

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    月村さんの推薦が書かれた帯につられて購入。
    敬語で優しい年上の攻めだとか、自分の境遇から諦観主義になってしまった受けだとか…設定は(良い意味で)月村さんチックな作品でしたが、最後までイマイチ感情移入出来ずに読み終わってしまったという感じ。今後に期待します。

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    2012年08月18日
  • 『コイビト』

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    新装版(旧:花丸文庫同タイトル) 

    ・初出
    『コイビト』…花丸文庫『コイビト』(1999年3月刊)
     ゼニス・ブルー…書き下ろし
     四年目の告白…書き下ろし

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    2012年08月04日
  • 三百年の恋の果て

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    ネタバレ

    300年の時を超えた恋。
    彫物師の秀誠はある日、300年前に白狐の像に封印されていた妖しの紺の封印を解いてしまう。
    実はこの白狐、300年前の
    秀誠と恋仲だったが、訳あって秀誠の手で封印されてしまったのだ。
    必ず迎えに来るから、待っていてくれという秀誠の言葉を固く信じて待ち続ける紺。けれども秀誠は、紺を封印した数日後流行り病で死んでいた。
    最初の100年迎えに来てくれると信じて待ち続けた。
    次の100年迎えに来るなんて嘘だと気が付いた。
    最後の100年殺してやろうとずっと考えていた。
    でも、紺には殺せなかった。300年忘れられないくらい、秀誠が大好きだから。
    300年前の生まれ変わりだと絶対に

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    2012年07月11日
  • 言ノ葉ノ花

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    ネタバレ

    不満な点をひとつ、ふたつだけ。
    内容はとっても面白かったです。ライトな読み物だから妥協すべきなのかもしれませんが、婚約をしていた彼女の心の声が一般に考えられている裏表の激しい女のそれで、ちょっと辟易しました。
    それと、お互い好きって分かったのに距離を置いてしまったときの心理が怖い だけではなかなか納得し辛かったです。
    もっと、どういう風に怖いのか丁寧に書くべきかと思いました。心を読まれるのは自分だけの世界が見られてしまうと同じ事で不都合な事も沢山あると思います。そういう細やかな表現があれば、もっと分かりやすかったかなと思います。

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    2012年06月18日
  • 甘えたがりで意地っ張り

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    ネタバレ

    設定としては、まあ、ありがちなお話です。見た目のかっこよく、あちこち気の向くままに遊び歩いてフラフラしている受は実は年下で硬派の後輩に壮絶片思い中。で、いろいろとちょっかいだしているうちはいいんだけど、攻の気持ちが自分に向いた途端、逃げる、逃げる、逃げる!
    でも、攻の方が一枚上手で、先輩受のグダグダも一刀両断。そこは気持ちいい。でもね、後半の腹違いの弟が出現するお話はマジで好みじゃなかった。
    中途半端にやさしくてかえって自分を追い詰める受と子供っぽくて自分のことしか考えていない腹違いの弟、そしてその関係性に激怒した攻は、なに、これ、鬼畜?っていう展開。おいおい、なんも解決してねえよ、な終わりで

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    2012年06月11日
  • ゆうぐれのまち

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    ヤクザ×男娼になってしまった、元野球児同士の再会の話。
    一冊まるまるあてた作品、ほのぼので良かったなぁ♪

    ヤクザなのに優しすぎる攻めがイイ男だ。受けの子も可愛いけど、いい加減仕事しようよ(笑)
    住んでるのは限りなく荒んでる世界の入口だと思うけど、作風のせいかとても温かかった。

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    2012年05月15日
  • ふつりあいなチョコレート

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    ろむこ先生の書くオヤジがなんかツボ。絵が好き。
    話はどれもほんわかした感じで、チョコレートの話のツンデレさんはかわいかった。

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    2012年05月09日
  • 言ノ葉ノ世界

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    ネタバレ

    もし他人の心の声がすべて聞こえてしまったら・・・?『言の葉の花』のスピンオフ。前作とは全くリンクしてません。生まれた時から他人の心の声が聞こえてしまうロクデナシ仮原が、心の声と口に出す言葉が完全に一致する藤野という人間に初めて出会い、心ならずもどんどん惹かれていってしまうお話。シリーズ2作ともに共通しているのは、すべて聞こえてしまうのは、決して幸せではないということ。そして欲しいものは、聞こえたところで必ずしも手に入るわけではないということ。本当に大切なのは人を信じることだというテーマ。設定は完全に異世界だけど、変に浮ついたファンタジー感はありません。今まで、人の気持ちなんてどうでもよかった仮

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    2012年04月20日
  • ふつりあいなチョコレート

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    表題作で一冊描いてほしかった…!ってぐらい表紙の二人のビジュアルが好き。特に受けの女々しさが。
    まあストーリーは…どれも甘いだけで特に目新しいものはないし、極々普通のBLかな。
    最後のケモ耳のやつはなかなかに意味不明だった…

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    2012年04月08日
  • ふつりあいなチョコレート

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    全体的に受けが好きv表題の深川くんはもちろん可愛いんだけど、「仲良し」の野上可愛い(´∇`*)「山のむこう空のむこう」の健一は煙草吸ってる姿に萌える//

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    2012年04月08日
  • 背中合わせでキスを

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    三神峯皓(26歳・弁護士)×桜井郁弥(26歳・グラフィックデザイナー)。幼馴染みの再会ものでした。
    二人が隣同士で幼少から一緒に過ごしていたこともあって、遠慮なしの仲なんです。何事も包み隠さず言いたい放題で、それゆえにぶつかり合う事もしばしば。相手に負けまいと競争心剥き出しなのも、同級生のいかにもなライバル関係で、とても等身大で共感できる二人でした。

    しかし、中学3年の夏、気安さからのケンカが嵩じて口もきかずにいた二人に、皓の親の転勤という形で、突然の別れがやってくるのです。
    これには涙でした。すごく仲の良かった親友がいなくなる寂しさは、子供時代の悲しい出来事として心当たりのあるものです。ケ

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    2012年04月05日
  • ここからどうする?

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    後半の「美しき日々を」がすきでした。民俗っぽいおはなしすき。
    表題作は、ちょっとボリュームが足りなかったかなぁと…。
    BLのコミックは比較的軽い短編が多くなりがちなので、モチーフと萌えのバランスが難しい。。

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    2012年03月11日