宇野朴人のレビュー一覧

  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVII

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    とりあえず、第一幕の終了。しかし、内容は陰惨だ。内戦で味方同士が殺しあう。そしてイクタとヤトリも。結局、何の救いもなく、終幕を迎える。

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    2015年11月12日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVIII

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    第二部開幕。第一部の終幕がああだっただけに割と鬱屈した雰囲気かと思いきや、そこまででもなかったり。まぁメインで描かれてる陣営が違うから空気も違うんだろうけど(苦笑)イクタがいないと帝国サイドがどうにもしんどい感じなのは仕方ないとして。そんな中、最後の最後でまた悶着の火種が蒔かれたようで。イクタさん早く復活してくれるといいんだが。

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    2015年10月25日
  • スメラギガタリ弐 ~外道陰陽篇~

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    うーん、これは、ちょっと微妙だなあ。

    もちろん、物語の語り口は堅実。
    キャラもちょっとドジッ娘の潤の登場で楽しく読めた。クライマックスの神龍との戦いもわくわくと面白かった。

    でも、物語の構成がなんとも微妙なんだよなあ。
    ラストに神龍退治を持ってくるのであれば、この話は本来道代を主人公にすべきだった。
    でも、前半の主人公は明らかに夜統べだし、途中、長い昔語りの主人公は芦屋道満だ。
    これでは、物語の焦点がずれてしまう。

    前巻でも平将門の長い昔語りが描かれたのだけど、この構成は本編の勢いと印象を薄くしてしまって、よくない。
    いっそ、道満と晴明の件は別に伝奇ものとして書けばよかったのにと思う。

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    2015年09月17日
  • スメラギガタリ ~新皇復活篇~

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    帝都東京を舞台に陰陽師やら浄瑠璃傀儡師やら怨霊将門が活躍する伝奇物語。

    450ページを超える大部で読み応えもあり、まあ、楽しく読めた。
    ただ、物語としてはいろいろ残念な面が気になったかな。
    ひとつには、二人のヒロインに等分に書かれていて、物語としてはどっちつかずになってしまったような気がすること。
    陰陽寮に挑む道代の側から描いて爽快な結末とするか、反乱を阻止する晴見の側から描いてホッとする結末にした方がよかったんではと思う。
    二つ目は、その結末があっけなかったこと。
    怨霊将門の解放だけなのは、あれ?と思ってしまった。
    もっとカタルシスが欲しかったかな。
    三つ目は、物語のかなりの部分を将門の生

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    2015年09月13日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

    ネタバレ 購入済み

    面白いのは5巻までかなー

    最初にネタバレ。
    ヤトリ(表紙の赤髪のヒロイン)は7巻で死にます。
    そこに至るまでの過程がクドい上に色々酷い。6巻以降は読めば読むほどストレスが溜まっていきます。

    序盤は面白かったんだけどなぁ。
    自分の作品をどう展開させようと作者さんの自由ですけどね…

    受け取り方は人によって様々でしょうが、私にとっては期待ハズレでした。

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    2015年06月02日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVII

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    第一部?終了。雰囲気的にそうなるかなと覚悟はしてたけど、本当に退場してしまうとは…。これが戦争といえばそれまでなんだろうけど、過去の回想で二人の絆を読んだ後だと、余計にやりきれないものがある。“涙が出ない”と言った男の号泣には胸にクるものがあった。最期の表情が穏やかだったのがせめてもの光か。姫様も堕ちてゆき、喪ってばかりのイクタに光明が見いだせるのか、第二部には期待半分、不安半分…というか現状では不安の方が大きい(苦笑)ともあれ秋を楽しみに。

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    2015年03月22日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI

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    トルウェイ巻だった。
    これは確実に…レミオン家の言い合いに割って入るイクタの辺りがすごく…えーと…女子層にも受けるなと思いました!
    レミオン大将かわいい。ルシーカ…っ好き…。
    絵の人変わったのねー。まだ慣れないけどそういう事情では致し方ない。しかし作者あとがき・旧イラストレーターあとがき・新イラストレーターあとがきと、こんなに丁寧に説明してくれるなんて改めて人気と愛を感じるなあ。

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    2014年10月21日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI

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    前巻末で急にもたらされたクーデター終結へ向けて皆それぞれに奔走する中で、トルウェイの成長に重きを置かれてた感のある今回。とどめを刺せなかったトルウェイと刺せたヤトリの対比が鮮明になってたように思えた。イクタの想いとは裏腹に、もうヤトリは戻れないところまで来ちゃってるんじゃないかなぁ…。個人的にはヨルンザフの武人然とした戦闘凶ぶりは好みです。今回はあまり目立たなかった印象のあるイクタだけど、ようやくラストで出てきた狐との対面がどう展開するか、智謀の激突を楽しみに次を待ちます。
    絵の雰囲気変わったなぁと思ったら絵師さんごと替わってたのね。あとがきまで気付かなかった(苦笑)

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    2014年10月20日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

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    うーん、まあ面白いんだけど、あんまり楽しい話じゃないねぇ。
    色々あるけど、暗い戦争の話にするなら可愛い女の子なんか出さないで欲しいし、可愛い女の子を出すのなら、あんまり暗い話にはしないで欲しいかなー。

    創作物ってのはすべからく、作家の自慰行為の産物だと俺は思う。
    読書は、読者が作家とおなじ価値観で自慰にふける行為だし、そうじゃなければ楽しめない。
    作家と感覚がずれてしまうと、それはもう他人の気持ち悪い自慰行為を見せつけられるような不快感がうまれるわけで。
    何つーか、悲劇を描くのは気持ちいいんだよね。
    その気持ちよさを作者と同じ感覚で愉しめればそれは楽しいオナニーになるわけだけど、一歩引いてし

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    2014年04月12日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンV

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    前巻に引き続き海戦から。マシューが成長してるのがよく分かりますね。海戦が一段落ついてもハロの葛藤とかマシューフラグ立てとかいろいろある中で、ジャン再登場でまた激突かと思った矢先に最後の爆弾ですよ。前半の海戦の印象がやや薄れてしまった(笑)こういうとこで出すのか。最後の演説は痺れました。イクタとヤトリの距離感・関係性がすごく好みです。さて次はいつかな。

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    2014年03月23日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンV

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    面白くなってきました!
    いやー、いつかこの展開になるだろうと思ってましたがとうとう。わくわくです!
    できれば挿絵が欲しかったかなー。
    エルルファイとかグレーキとか、カンロンとかルカーンティとかイラストが見たかった。
    あとポルミさんのあのシーンとか、イクタのあのシーンとか…。

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    2014年03月21日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    今年のオススメラノベ2位(だったかな?)なので読んでみました。主人公のキャラはどっかで見た感じで微妙だけど、けっこう面白い。「騎士団」の今後の活躍に期待。

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    2014年01月13日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    主人公イクタが怠け者の割りによく動くし、よく喋る。王女もキャラが立てられていない。でもテーマは面白い。

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    2014年01月10日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    ねじまきという副題がまぬけに見せるからやめた方がいいと思う。ファンタジー世界のミラクル・ヤン的な軍事もの。コネを利用し王都で安定した生活を送ることが目標の主人公が、姫を助けたばかりに騎士になり軍人になり姫の野望に巻き込まれる。掴みは上々。

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    2014年01月06日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIV

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    マシュー巻だった。
    ぽるみんかわいいよぽるみん。
    イクタのロープワークは是非イラストで見たかったな…!
    ヤトリとイクタの関係はすっかり完成しているので、そのうち過去編をやってほしいところ。

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    2013年10月06日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIV

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    前巻で参加してた戦線が一段落ついたこともあってか、短編集チックでした。完全な番外編というわけではなくきちんと前からの流れはありましたが。戦後処理の会議ではいかにも肚に一物抱えてる感じのキャラが出てきましたね。大物臭はしないけどこういうのはしぶといんだろうなぁ(苦笑)うって変わってマシュー実家の雰囲気がよかったですね。まぁ捕物相手の方は他同様下衆でしたが。中央でも地方でも内政のうまく行ってなさ加減が衰退を予兆させてるんだろう。“海賊軍”の話といい、何気にマシュー巻だった気がしました。

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    2013年09月18日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIII

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    今回も濃厚な戦争物語でした。今回は口絵の人物が何人死ぬかヒヤヒヤしたが(苦笑)似てるようで真逆のライバル・ジャンとの読み合いが非常にワクワクして面白かったです。今回はイクタに軍配だったけど今後も事あるごとにぶつかり合うんでしょうな。傍らに武門に優れる女性がいるのも対比なんだろう。そんなヤトリの圧倒的武力は今回も健在。イクタとの互いの立場・考え等が分かり切ってるやり取りは、他人には踏み込めない気高さすら感じられて本当に恰好いい。あ、サザルーフ大尉、今後も巻き込まれ確定ご愁傷様です。

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    2013年04月23日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

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    なかなかへヴィに戦争してますね。お蔭でイクタのゆるい態度がいい息抜きに感じられた。こっちを読み終えてから前巻のラストをさらっと読み返したけど、そういや帝国側は末期状態だったっけ。メイン以外で残された面子を見るとそれがよく分かるなぁ。

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    2012年11月16日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    これはいい戦記物。楽しく読めました。ファンタジックな要素もあったけどこの巻ではあまり目立たなかったかな?主人公のイクタが個人的には特に好きなキャラで。智将タイプいいなぁ。決して勇将じゃないですが。勇将じゃないですが。大事なことなので(ry最後のシャミーユの策は今までに読んだことないパターンだったので興味深い。これからどう展開させるのか楽しみ。あ、個人的にはハロ推しで。天然毒舌イイじゃないかっ。

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    2012年06月28日
  • スメラギガタリ ~新皇復活篇~

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    こんなに分厚いのに舞台説明とキャラ紹介の印象しかないのは何か大きな問題があるような気がしてならない。

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    2012年04月05日