【感想・ネタバレ】ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVIIIのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2015年10月25日

この作品には新刊が出る度に圧倒されっぱなしだが、新章となった今作でもその勢いは衰えるところを知らない。

やはり今作で最も印象的なのは王女から女帝となったシャミーユだろう。作中で二年という月日が経ったとはいえ、その変容ぶりには唖然とさせられる。
前章では目覚ましい活躍をした騎士団たちも、前章の悲劇か...続きを読むら各々立ち直ることが出来ず、過去、そして現実と向き合いながら生きている姿が印象的だ。

とはいえ、そこで読者をがっかりさせたままにしておかないのがこの作者の素晴らしいところ。後半の後宮での一幕には思わず涙させられるし、何よりこの巻ラストの展開、大きな伏線が回収された瞬間には得も言われぬ高揚感があった。

次はどんな展開で読者を圧倒してくれるだろうか。

0
ネタバレ購入済み

新章

2022年05月04日

新章と銘打っていますが、イクタの活躍もなく、初期にあった爽快感も全くありません。救いがなく、物語の着地点が見えない。

0

Posted by ブクログ 2016年07月19日

前巻の衝撃があまりに大きすぎて、実はずっと続きを読むのを避けてきた。
でも、アニメが始まったこともあり、恐る恐る手に取った。
その結果は……そうだよなあ。そうなるよなあ。

今巻では、まず敵方であるキオカの事から物語が始まるのだけど、これは前巻の衝撃にひとつのクッションを置いて、心の準備をさせる意味...続きを読むで作者の用意周到さを感じる。
でも、その内容はジャンとアナライとの出会いという今後の物語的には非常に重要な出来事。
これで、ますますジャンは手強くなるのが目に見える。

一方、帝国の方は変わり果てたみんなの姿がー姫さんの姿が、胸を突く。
2年の月日は失ったものの大きさを何も癒すことはなく、寧ろより大きく心を縛り付けている。
弱音を吐けるマシューはまだマシなほうだろう。
真面目なトルウェイは全てを抱え込み、姫さんは一人だけで帝国を背負おうと悪も辞さない。
誰にも相談できず、ただ魂の抜けたイクタにだけすがっている。

そんな状況で、最後の絆だったハロに遂に隠れた役割が回ってくる。
これはもうどうなるんだろうか?
ヤトリが退場した今、次はハロの番だとしても何も驚かない。
いやむしろ、姫とイクタ以外全てが退場する可能性だってあるのだ。

そんな最悪な展開の中、いったいイクタの復活はいつになるのか?
復活の鍵は多分、ヤトリに託されたものを彼が思い出せるかどうかだろう。
次巻でそんな場面があるのか?
それともまだ、この状態が続くのか。
続きを読むしかない。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月12日

第二章導入。ジャンとアナライが出会い、悪シャミーユのお披露目の話。
マシュー可哀想、ハロのフラグはついに回収されるようだし、どんどん暗い方向になってく感じでした。

イクタはどこぞやのキリトさんを彷彿とさせる状態に。
明るい話になりそうにないから、早くイクタ起きてくれ!

0

Posted by ブクログ 2020年11月05日

6/10.
キオカ関連の前半は退屈でなんだか子供ぽかった。後半は帝国に戻ってまあまあだった。相変わらずマシューに共鳴する。

0

Posted by ブクログ 2016年11月21日

イクタの屍っぷりが尋常じゃない
両親死んでも、常識的な反応だった人が
ヤトリが死んだからと言って、その反応はどうなのか?

実はヤトリ死んでなくて、イクタのそれも全部芝居でした
ってオチなら、納得だけど

0

Posted by ブクログ 2015年11月25日

がんばれシャミーユ陛下。
トルウェイの追い詰められっぷりがやばい。これはイッくんの復活が待たれる。
そして「彼女」は…いや確かに疑ってたこともあったけどもまさかここにきて…!このダメージは大きくなりそうだ…。

0

Posted by ブクログ 2015年10月25日

第二部開幕。第一部の終幕がああだっただけに割と鬱屈した雰囲気かと思いきや、そこまででもなかったり。まぁメインで描かれてる陣営が違うから空気も違うんだろうけど(苦笑)イクタがいないと帝国サイドがどうにもしんどい感じなのは仕方ないとして。そんな中、最後の最後でまた悶着の火種が蒔かれたようで。イクタさん早...続きを読むく復活してくれるといいんだが。

0

「男性向けライトノベル」ランキング