【感想・ネタバレ】ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIのレビュー

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世界に二つと無い名作

2019年01月09日

1冊1冊の重みが凄まじい(語彙力)

急な設定や登場人物、
例えばハロの話は初めは後設定かな。と思わされましたが、
後設定の真偽はどちらにしろ蛇足になら
作品を高みへと導くものだと感じざるを得ません。

「……サザルーフ准将。……この先ずっと、あなたには(ネタバレの略)」の台詞には
...続きを読むこの巻までに築きたげてきた世界観、登場人物同士の関係など、数々の要因が重なり
自分の中でも格別な名シーンとなりました。

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Posted by ブクログ 2016年12月02日

いやあ、今巻もまた面白かった。

11巻はいわば新キャラ、ヴァッキェの巻。
その勝手御免空気読まないハイテンションなキャラは今までなかった。
確かに彼女は劇薬だ。
ヴァッキェとシャミーユのやり取りが非常に愉しい。
子供のケンカかよ!
いいね。もっとやれ!(笑)

そんな中、クーデター後のいろんな人た...続きを読むちがその過去を胸に、ようやく未来へ向かって進みだしている姿を見るのは、ちょっと胸が熱くなる。
メグ少佐しかり。メトランシェ中尉しかり。
そしてハロもまたしかり。
ただ、シャミーユだけが深い闇に足を取られて抜け出せないわけだけど、さて、劇薬ヴァッキェの影響で少しは変わっていくのだろうか?

恐ろしいのは、ヴァッキェと宰相イザンマとの邂逅。
いや、これどういう化学反応が起こるのかとても興味がある。
でも、そう簡単に何かがよくなるほど甘くないんだろうな。
だって囚われたハロのエピソードを見ても相変わらずこのお話は甘くないなと再認識したもの。

さて、口絵で三国会議が描かれていたので、それがメインになるのかと思ってたんだけど、さわりだけだった。
でもアナライ博士の介入でこれは会議の行方がまったく予想がつかないな。
ただ、ヴァッキェは正しく博士の弟子だと認識した(笑)

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Posted by ブクログ 2016年11月16日

今作も超面白かった!新しいキャラの存在感がもう抜群で、シャミーユのヒロインらしさを引き出すのに一役も二役も買っている。この作品の特徴である物語の密度の濃さも相変わらずで、一冊で他の小説3冊分を読んだような気にすらさせてくれる。

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ネタバレ購入済み

今回は良かった

2022年05月04日

今回は話はあまり動かず、キャラクター達の内面を描いた巻でした。 個人的には今までの巻の中でも比較的気軽に読めたって感じですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月31日

ヴァッキェとシャミーユ回。
と、新生ハロの頑張り回。

なんだか途中、学園ラブコメか?はたまた官能小説か?みたいな展開。

宿敵と合間見えたラストで、博士とも再会。
次の巻から期待しましょう。

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Posted by ブクログ 2018年03月09日

お姫様に初めてのお友達が出来る…というようなお話のような。彼女が活躍するとイクタがかすむな(笑)
とは言え彼女の古キツネに対する態度は良い感じだな。嫌いなヤツから出たアイディアだから却下とかそう言うのは実に科学的ではないから。
でもここでキツネさんが良い奴になっちゃうと色々と困る事もあったり無かった...続きを読むり。帝国をあと少しで滅ぼしかねなかったクーデターとかねぇ。もっと享楽的な人かと思ってましたよ。

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Posted by ブクログ 2016年12月30日

表紙のとおり女帝とヴェッキェの絡みがメインかな。イクタ復帰で多少は和らいだ印象になったシャミーユが、イクタと会った当初のように引っ掻き回される感じ。しかも近い年代の同性なのもあるのか、イクタのそれよりも直接的・近接的な接し方なんで周りは紙面で読む以上に戦々恐々だろうな(苦笑)後半はハロ=パトレンシー...続きを読むナの決意と奮闘が目を見張ります。前巻で落ち着けたかと思ったけどさすがに完全に折り合いついてたわけではなかったか。そしてラストで開始される会談。どの陣営も一筋縄ではいかなさそうな気配でどうなるか楽しみ。

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