宇野朴人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ええ?! まさか、これは…衝撃の展開だよ。
イクタとヤトリのあの関係がどうやって紡がれたのか、いつか描かれる時を期待していた。
それが今巻だったわけだけど、予想していたのとはちょっと違った。
きっと学生時代に出逢って、すごく衝突して、そのうちに無二の友になった……ようなことを考えてたら、そうか、もっと昔にあっていたんだ。
そして無二の友よりも深く、二人でひとつ、互いが片割れになった。
子供時代も、再会後も、二人の関係の深さに心が躍った。
それだけに、敵味方になって闘うことになったときの、自分自身の全てを切り捨てたヤトリの悲痛さがイタイほどだった。
でも、きっとイクタが、そんなヤトリを救ってく -
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Posted by ブクログ
ネタバレ怠け者でひねくれものだが、豊富な知識と優れた頭脳で誰よりも戦略、戦術に秀でる少年が主人公の戦記もの。
激情家でガキっぽい面を除けば、なかなか好みのタイプの主人公。
お話も面白い。キャラの魅力も十分。これは期待できそうだ。
この手のお話では萌え成分が希薄になるけど、まあ話が面白ければいいや。続巻にも期待したい。
ただ、シャミーユが語る「国を負けさせて栄えさせる」論は正直疑問に思う。
これって敗戦をバネに高度成長を果たした日本と同じ道を歩ませたいんだろうけど、帝国のような大きな国ではじめからそれを狙って行うってのは無理がないかな。
日本はやむにやまれず、他に道がなかったからああなったわけで、もし -
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Posted by ブクログ
電撃文庫の中でもかなり楽しみにしているシリーズの最新刊。
前半ではマシューの故郷で起きている事件を調査し、後半では海の人となったイクタたちによる共和国との海戦。
今回は我が友マシュー回と言ってもいいね。
故郷では領地の人々から愛されている様子が伝わってきて、船の上では若い女船長であるポルミニュエとのやり取り。
イクタやヤトリ、トルウェイら才能に恵まれた面々と違い、等身大で身近に感じられるマシューの活躍はどこか嬉しさを覚えるな。
特に
「それが戦争を舐めてるって言うんだよッ!いいかよく聞けよ、いつだって何が起こるか分からないのが戦場なんだ!数字の上では楽勝に見える時だって、不測の事態に備えて -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4.5
本格派ファンタジー戦記第二弾。
今回も面白かった!安定してますね。
用語や人物も増えてきてカタカナが多くなってきてるのにスラスラ読めるぐらいにはこの世界観にハマってるw
イクタは適当に見せかけて、誰よりも冷静で時に非情で現実見てるとこが好きだ。
無能な上官キャラってよくあるけどやっぱ腹立つなぁ(笑)
イクタ・ヤトリ・トルウェイの将棋勝負は見てみたかった。
デインクーン、清々しくて好きだったのに・・・(´;ω;`)
「ご無礼をばぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「お許しをばぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
には吹いたwww
ナナク・ダルとヤトリとの一騎打ちは燃えた!
回転剣舞は是非とも映像でも -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4.5
戦乱渦巻く世界を、軍人としての卓越した才で生き抜く少年イクタ。その波乱万丈の半生を描く、早大なファンタジー戦記、ここに開幕!
いやー面白かったです!
主人公は知恵が回る無気力系。一見ちゃらけた男のようだけど、的確な指示を飛ばして快進撃を続ける姿は爽快。
でも過去に自分の父親が軍に殺されてることもあって、時折感情を露わにすることもあるので感情移入も出来るのが良い。
他のキャラも一巻から十分にキャラが立っていて読みやすかったです。
そして姫がイクタに示したカトヴァーナ帝国を救う方法がまた面白い!
そんなの出来るか?と思うのと同時にイクタならやってくれそうな気がするから不思議 -
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Posted by ブクログ
面白かったー!
相変わらずラノベにして硬派な作品。今回もドキドキハラハラが止まりませんでした。
シナーク族と和解したものの、一息つく間もなくアルデラ神軍と相対する羽目になったイクタたち。
味方の撤退を支援するため、時間稼ぎを行うことになります。
・・・まさかこれに1冊費やすとは。
今後の展開を含めても、この撤退戦はそれほど重要な局面ではないはず。
それだけこの戦いを書きたかったんだろうな。
敵の将軍は“不眠の輝将”ジャン。
彼の登場により、どちらかというとイクタの独壇場だった戦争が頭脳戦の様子を呈してくる。
お互いの裏の書き合いや相手の出方を見てこちらの手を変える・・・といった戦術のぶ -