谷口由美子のレビュー一覧

  • あしながおじさん

    Posted by ブクログ

    ああ、なんて気持ちのいいお話なんだ。
    展開はなんとなく想像できていたけど、そうなることをずっと待っていたので、最後は「やったー!」という気分!
    社会とジェンダーへの示唆に富んだ話でもありました。

    0
    2020年11月11日
  • 青い城

    Posted by ブクログ

    赤毛のアンシリーズはかつて夢中になって読んだ。モンゴメリの小説は人物や風景の描写が細部まで綺麗な言葉で描かれていて、どれも心地よく感情移入できて大好きな作品が沢山あった。この「青い城」は最近になって存在を知り読むに至った。登場する人物の描写、風景の美しい言葉の表現、ユーモア、物語の伏線の鮮やかな回収、ラストの大団円、存分に楽しみました。ストーリーは、中高生で読むより大人になって読む方が面白さが余計に理解できる内容だと思います。出会えて良かったと思えた一冊です。

    0
    2020年10月05日
  • 若草物語 1&2

    Posted by ブクログ

    北澤平祐さんのイラストが大好きなので、ジャケ買い。
    若草物語は、子供の頃に絵本で読んで「髪を売るエピソード」をなんとなく知っていた程度だったから、初めてちゃんと読んだと言ってもいい位。

    物語と共にたくさんの教訓をもたらしてくれるストーリーだった。
    150年以上前の話だから「男は男らしく、女は女らしく」というような現代の価値観には若干合わなくなってきたところもあるが、今の生活にも当てはまる教訓も多く、ずっと読み継がれているのも納得。

    0
    2020年06月02日
  • 若草物語 1&2

    Posted by ブクログ

    ひとりっ子の私にはめちゃくちゃ憧れの四姉妹‼
    ︎家族で助け合い、慎ましくも愛に溢れた毎日が魅力的。大人になってから読んでも女性の生き方について学びをもらえます。
    1と2が一気に読めて表紙も素敵な愛蔵版です。

    0
    2020年04月25日
  • 若草物語 1&2

    Posted by ブクログ

    動く絵画のような、枯れない花のような物語だった。
    愛は惜しみなく与えるもの、いつも心に光を灯すこと、経験を恐れないこと、笑顔を忘れないこと。どんな選択にも優劣はなく、どんな人生もそれぞれに素晴らしく、認め合うこと。
    読み終える頃には姉妹がまるで友達のように心にいた。

    個人的にはやっぱりジョー贔屓で読んでいたけど(望んで選んだ人生なのに自分だけが取り残されていくような寂しさ、まじでそれなジョー!)姉妹はみんな魅力的だった。ベスのようなキャラクターに弱い。
    そして姉妹の人生もそれぞれに、切なさ苦しさを丸ごと愛に変えてしまうローリーのポジティヴさよ…
    ローリーの愛の帰結がだいぶアクロバットだったの

    0
    2020年04月19日
  • 青い城

    購入済み

    人間、もうすぐ死ぬと思えば何でも出来るものだなと思いました。
    主人公のように、人生は限られたものだと割り切って、今までやらなかったことをやれれば良いですね。
    共感して勇気をもらえる女性が多そうな、良い内容だと思いました。

    0
    2020年02月26日
  • はじめの四年間 ローラ物語4

    Posted by ブクログ

    厳しい新婚生活を淡々と描いていて、
    もっとふくらませてくれてたら
    もっと面白かっただろうな〜とは思った。
    しかし、訳者あとがきで一家のその後があって
    当たり前だけどみんな死んじゃってくのが寂しい…
    そう考えると前半しか知らなかった子供時代は
    ある意味幸せだった。
    その先を知ろうという気もなかったし。

    0
    2016年06月21日
  • この楽しき日々 ローラ物語3

    Posted by ブクログ

    教師って家庭教師に毛がはえたようなもんだとはいえ、
    自分も学校に行ってる15歳がなれるんだね…
    時代とはいえ、寺子屋システムはむりなんだろうな〜
    母が二学期しか教えなかったから自分だって
    もう三学期やったから先生やめるし‼︎
    結婚するし‼︎
    の論理も若干意味わからん…メアリーを大学行かせるために頑張るって言ってたはずなのに…
    という、文化的、時代的な謎文脈はありつつ
    楽しく読んだ。
    アルマンゾはローラの何が良かったのか
    さっぱりわからないままだけど…
    娘時代の終わり。

    0
    2016年06月21日
  • 大草原の小さな町 ローラ物語2

    Posted by ブクログ

    ローラ思春期真っ只中‼︎
    おしゃれに興味をもったり、
    髪型を気にしてみたりしつつ
    アルマンゾから粉かけられてもわかんなーいしたり、
    前半しか読んでなかった自分には新鮮すぎる
    若いローラ!
    好きだった日々の丹念な描写は減るけど
    このいい子ちゃんめがどうなるか、
    続きが気になる感じはさすが。
    そして訳者後書きでpa&maについてようやく触れられてあり。
    わざわざこの前調べたのに…
    そして父のスーパーマンっぷりに、逆に父の話が知りたくなる

    0
    2016年06月21日
  • 長い冬 ローラ物語1

    Posted by ブクログ

    とうちゃん母ちゃん呼ばわりが嫌でずっとよまなかった後半シリーズ、
    新訳版が出てたんだね。
    でもやっぱり文章の味わいというかは
    前半シリーズのが好きだな〜
    30度あるときに読んだけど
    ワイルダー兄弟がなんのかんのいいつつ
    自分たちのことしか考えてないのは
    仕方ないとはいえ、ちょっと違和感…
    妻子に内緒でパンケーキ食べちゃう父もな!

    0
    2016年06月18日
  • 長い冬 ローラ物語1

    Posted by ブクログ

    面白かった~
    珍しく途中で止まってた本

    最初っから読み直し

    零下40度ってホントかしら
    寒すぎやしないかしら
    アメリカでしょ?西部でしょ?

    開拓時代で
    大草原の小さな家ってドラマはむかあしチラッと見たことあるようなないような
    母がいいドラマって言ってた
    お父さんがすごいかっこいいって言ってた
    ドラマみたいな~!

    お父さんがめちゃくちゃ働きもの
    からだ壊さないかはらはらする

    幼少期の話もよみたい

    兄弟(名前覚えられない)の弟がかっこいい

    0
    2015年01月10日
  • パットの夢

    Posted by ブクログ

    銀の森屋敷に住むパットが、少女から大人の女性になるまでのお話。『銀の森のパット』の後編にあたります。
    様々な出会いがあって、パットがすくすくと成長していく前編と違い、後編は様々な別れと変化が凝縮されている印象を受けました。
    最後の場面は無理やり収束させた感じがして物たりませんでした。
    読み終わったあと、なんだか自分が30年ほど年をとったような気がしました。

    1
    2014年12月07日
  • もつれた蜘蛛の巣

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「赤毛のアン」より、本人不本意なアンスピンオフ連作集が好きな自分にはこちらの方が面白い。
    ダーク家とベンハロウ家というひとつの共同体が主人公(?)です。
    この血族は結婚相手を基本的にお互いからしか選ばない、一歩間違えたら近親相姦一族。
    その家族の中で代々伝わってきた「水さし」という家宝。
    いきさつや実物も出てきますが、そんなにすごいか??というしろもの。一族以外は骨董としての価値しかないでしょう、みたいな皮肉な描写がモンゴメリらしい。
    赤毛のアンを読んだことなく、高畑監督のアンのイメージしか知らない方はモンゴメリの作風を優しく清らかと勘違いしているかもしれませんが、かなりの皮肉やです。
    リンバ

    0
    2014年11月05日
  • 若草物語2 夢のお城

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子どものとき、おそらくは抄訳で読んでいた若草物語。こちらの第二部の内容は記憶にないので、たぶん第一部だけの抄訳だったんだろう。でも、ベスは第一部で亡くなるものだとずっと思っていたので、記憶がどうやってごっちゃになったのかふしぎ。ローリーはジョーと結婚させてほしいと多くの読者が望んだのにそうはしなかったオルコット。残念な気もするけれど、似たもの同士でぶつかり合うから、というジョーの気持ちもわからなくはないかな。オルコットは生涯独身だったそうだけれど、ほんとうはこうして父に似た人と添い遂げたかったのかもしれないなと思った。

    0
    2014年08月08日
  • 銀の森のパット

    Posted by ブクログ

    すばらしい自然とすばらしい家族にめぐまれた我が家を愛するひとりの少女が、友情や恋や生き方をおぼえて、一人前の女の子になるまでのお話。
    後篇にあたる「パットの夢」という本があるそうなので、そちらもたのしみ。
    赤毛のアンシリーズが人生のバイブルであるわたしですが、モンゴメリやっぱり大好きだなあと再認識。毎晩1章ずつ大事に読みました。

    0
    2014年04月21日
  • 大草原の小さな町 ローラ物語2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長く厳しい冬が終わり、本格的に町が形作られ、住民たちが纏まっていく様子と
    メアリが大学に行ったり、ローラが町で働いたり教師の免状を取ったり
    インガルス一家のカタチがだんだん変化していく時期が描かれている。
    前作に比べると平穏な印象を受けるが
    ローラにとって因縁のライバル(笑)ネリー・オルソンが引っ越してきたことで
    楽しかったはずの学校生活が引っ掻き回される。
    ネリーのKYさはなんというか国宝級(笑)。わざとやってんだろってなくらい。
    現代でもこういう傍迷惑なタイプ居るよね(笑)。
    そういう子は昔も今も変わらず存在するんだなぁ、と変なところで感心してしまった。
    そしてワイルダー先生(確かアルマン

    0
    2013年09月16日
  • もつれた蜘蛛の巣

    Posted by ブクログ

    「赤毛のアン」で有名なモンゴメリのシリーズ外の作品。
    1931年に発表されたので、晩年の作品といっていいですね。

    ダーク家とペンハロウ家は代々、同じ村で婚姻を繰り返してきた間柄。
    その長老格のベッキーおばが病の床について皆を呼び集め、家宝の水差しを誰に遺すかに注目が集まる。
    次々に遠慮のない指摘を浴びせられながらも、水差し欲しさに我慢する一族。
    きつい発言はそれなりに当たってもいるので、当人以外にとっては見逃せない面白さでもあった。
    ベッキーおばは遺言を1年後に明らかにするという~その1年間の物語。

    18歳のゲイ・ペンハロウは、一族で一番の美女に花開こうとしていた。
    医者のロジャー・ダーク

    0
    2013年07月04日
  • 秘密の花園2 動物と話せる少年

    Posted by ブクログ

    本日、近所の書店にて購入。


    ※追記

    やっと、ディコンやコリンが出できて、楽しくなりました♪

    0
    2013年06月18日
  • 秘密の花園1 ふきげんな女の子

    Posted by ブクログ

    本日、近所の書店にて購入。


    ※追記

    まだまだ序盤ですが、メアリがステキな女の子になっていく様子が綴られています。

    0
    2013年06月16日
  • 長い冬 ローラ物語1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大草原の家の主人公たちが、暮らす西部の町を襲った厳しい冬の生活の様子を描いている。
    どのようにして寒さをしのぐか、どのようにして食事を確保するか、そのためにさまざまな苦労を乗り越えていく。
    家族の大切さを実感させられる作品である。

    0
    2012年09月04日