谷口由美子のレビュー一覧

  • 青い城
    ヴァランシーの青い城の世界観が大好きで何度も読み返しています。彼女はずっと現実と想像の世界を行き来しながらネガティブに過ごしていたが、本当の自分や自分の「好き」を見つけていくストーリーで、心地よい幸せな気持ちにさせてくれます。
  • わが家への道 ローラ物語5
    日付を見ると…1か月以上、旅していたのだな…しかも馬車で。しかも夏。あの後ローラたちは終の住処を求めて小さな町を出たのだな…あそこじゃ農業できなさそうだったもんね…時代もあるのかな。ローズの書いた部分がすごく参考になる。あの100ドル札は結局、えっ、箱の中の?隙間に?あったということ?そんなことある...続きを読む
  • はじめの四年間 ローラ物語4
    農業ってたいへんだ。農家さんって本当にすごい。ローラとアルマンゾの新婚生活は試練の連続。竜巻、病気、火事、なんでこんなに続くのだろう。続く時は続くのか…それでもローズが希望の光だなあ。とうさんとかあさんがほとんど出てこないから気になる。メアリ、キャリー、グレイス、元気かな。訳者さんのあとがきでいろい...続きを読む
  • この楽しき日々 ローラ物語3
    題名からして『長い冬』に比べたら安心して読める…しかし最初のうちは本当に、楽しき日々なんだろうなと心配になった。ブルースターさん酷すぎない?特に奥さん。病んでるのだろうけど、旦那さんもケアしてあげないんだろうな…でも先生としてしっかり勤めたローラえらいよ…お針子さんとしても立派にやったし、違う学校で...続きを読む
  • 大草原の小さな町 ローラ物語2
    春が来た。本当によかった。この巻は少し安心して読める。ローラ勉強がんばってるなあ。メアリもついに大学へ。ちょっと寂しくなった。でも門出はおめでたいよね。キャリーも立派になって…アルマンゾいい人なんじゃないか。でもお姉さんは酷いよ。ローラたちの先生で来た人。ローラも先生になるのか…頑張れ…そりでドライ...続きを読む
  • 長い冬 ローラ物語1
    本当に『長い冬』だった…あまりにも、ずっと冬で、読んでて心配になった。どんなにかたいへんだっただろう…まさに想像を絶する…だから春が来て、汽車が来て、嬉しかったなあ。私なんか、読んでるだけなんだけど、よかった〜!と思ったもん。ああ…太陽ありがたい。春の風って素晴らしいのだな。あのインディアンのご老人...続きを読む
  • あしながおじさん
    素晴らしく気持ちのよい読後感。児童文学の名作っていいものですね…大学生の頃に読みたかったなあ。もっとより良く、生きていけた気がする…。大人になって読むジュディは可愛くて尊いです。
    「日々のくだらない、つまらない出来事に、笑いをもってあたることーそれにこそ、精神力が必要だと思うんです。」一番心に残って...続きを読む
  • 秘密の花園1 ふきげんな女の子
    さて、小公子セーラと共にあまりに有名タイトルですが学生の頃に読むチャンスを逃し、おばさんになって初読です。あまりに面白い!強烈な主役と周りのキャラクターがバリバリとお話に巻き込んで行ってくれます。翻訳の分かりやすさもお見事です。難しい言い回しや単語は使われず、仮にわからない語彙があったとしても、周囲...続きを読む
  • 若草物語 1&2
    子供の頃に読んだような気はするけど、内容を全然覚えてなく、たまたまこの可愛らしい装丁の本に出会ったので読んでみました。

    素敵な家族ですね。
    ジョーとローリーが結婚するかと思ってましたが、まさかのエイミーだったとは。
    ベスが亡くなってしまったのは悲しいです。
  • 青い城
    モンゴメリの赤毛のアン以外の作品があるなんて、それもこんな面白いなんて!
    ヴァランシーが身内のくだらない因習を蹴散らして、本当に自分が気持ち良い生き方を見つけたのが我が事のように嬉しかった。そして意地悪なだけかと思っていたお母さんにも、娘を思う母親らしい心があるのが垣間見えてほっとしました。
    自分の...続きを読む
  • 青い城
    赤毛のアンの作者モンゴメリの後期の作品。
    29歳独身で一族から虐げられているヒロイン、ヴァランシーは余命一年と宣告された事をきっかけに自由に生きる事を決意。
    ユーモアたっぷりに一族への反抗をし、言いなりだった自分を変えて心のままに行動する事で幸せをつかみにいく。
    現代にもあるあるな独身女の葛藤と、毒...続きを読む
  • 青い城
    自分を軽んじる母をはじめとした親戚一同に怯えながら生きてきたオールドミスの主人公、ヴァランシー。そんな彼女が「心臓病で長くは生きられない」と宣告された所から物語が始まる。

    かなり絶望的な展開だが、そこから彼女の開き直りにも似た今までの人生への反撃がとても痛快。
    残りの人生をより良く生きようと...続きを読む
  • 青い城

    胸のすく展開

    一気に読んでしまいました、
    主人公の言葉に胸のすく思いで、
    幸せな気持ちになれました。
  • 青い城
    この物語はおそらく最も痛快な喜劇であり最もロマンティックな恋愛小説だと思います。
    あまりに硬直した超保守的なスターリング一族に対する皮肉めいたユーモアには思わず笑ってしまうし、ミスタウィスの自然についての描写は、文章それ自体が極めて美しく、青い城の幻想的な魅力に読者を没入させる。
    そして本書のあらす...続きを読む
  • 若草物語(1) 仲よし四姉妹
    再読。
    小学校の頃、もう何度読んだかわからないくらいお気に入りでいまも手放せない本。
    久しぶりに読んだけど、この一家の愛情がとっても暖かくて、やっぱり大好きだなあと思った
    今でも好きなセリフは、お父さまがメグに向けて行った、美しい手よりも、働き者の手のほうがいっとう素敵みたいなやつ。
  • あしながおじさん
    数十年ぶりの再読。おもしろいーーー!

    17歳のジェルーシャ・アボットは、生まれてから孤児院暮らしで他の生活を知りません。引き取り手も現れなかったので孤児院の手伝いをしています。
    第一水曜日は憂鬱。だって評議委員のお偉い方々が個人を視察に来るんです。一番年上のジェルーシャは、何もかもを整えなければい...続きを読む
  • 若草物語(1) 仲よし四姉妹
    夏休みの実験は最初、私もやってみたいなと思った。ジョーの失敗は、おもしろかったな。


    いろいろなことがあったけれど、やっぱり四姉妹達は、仲良しだなと思った。
  • 青い城
    \何を守るためにこんなに我慢しているんだろう/

    余命1年と告げられて、自分のために生きることを決めたヴァランシー。今までヴァランシーを虐げてきた家族はアタフタ。前半はなかなかに暗いのですが、そこで読むのをやめたらもったいない。ぜひ彼女が自分の力で人生を変えていく姿を最後まで見届けてあげてください。...続きを読む
  • 青い城
    モンゴメリと言えば『赤毛のアン』を思い浮かべる人も多いだろう。
    でも私の中で『青い城』は重要な一冊だ。

    周りの人にとっての幸せが自分の価値観と合わないと苦しむ。束縛や干渉から逃れ、自分にとっての幸せを見つける力強い女性の物語。

    与えられるのではなく掴むことが大切だよ。
  • 青い城
    文章中の表現が綺麗
    読書をするきっかけになった本
    2回読んだ
    受験の小論文と面接で使った思い出の1冊