田村隆一のレビュー一覧

  • リスタデール卿の謎
    全体的になんかかわいい。
    そして、似たような話ながらたくさんのアイディアとキャラ造形の凄さに今更ながら凄いな〜と思う。
    久々に長編も読みたくなったな‼︎
  • マギンティ夫人は死んだ
    1人の夫人の殺人。犯人は捕まっているがどうやら彼は真犯人ではなさそう。どうやら過去の犯罪に絡むようだ、ってことで、小さな村でポワロ推理。

    犯人候補はたくさんいたけど最後はまさか!の展開。街からスパイとして乗り込んだお嬢さんが犯人かと思ってましたが、見事に裏切られました。
  • 予告殺人
    ミス・マープルシリーズの4作目

    【あらすじ】
     イギリスの地方新聞の広告欄に、犯行日時と場所が明記された殺人予告が掲載された。近隣の人々は、殺人を模したパーティの告知だと思ってその場所と訪れるが、予告された時間に実際に殺人事件が発生してしまう。

    【感想】
     最初は登場人物の特徴や背景説明が少ない...続きを読む
  • 魔術の殺人
    マープル第五作。
    事件発生までの人物描写と、
    それを元にした推理、解決の流れが
    これまで読んだマープルの中で一番良かった。
    彼女が魔女みたいな気もしてくる。
  • 予告殺人
    マープル第四作"A Murder is Announced"。
    ローカル誌に掲載された殺人予告。
    そしてその予告通りに事件が起きてしまう。

    最後まで騙された。
    途中なんとなく読み過ごしていたけれども、
    読み返すと確かに疑わしいのだ。
    後から読んでちゃんと納得できるのは良い。

    そしてドラ、ミッチー...続きを読む
  • 死者のあやまち
    終盤まで犯人が全く分からず。
    この残り少ないページ数で
    どうやって解決に至るのだろうかと思った。

    犯人は結構唐突だった気もするが、
    読み返すとああそういうことかと。
    何だかんだで読む手を止めない作者。
  • 予告殺人
    やはりクリスティーはミステリーの女王だった、としみじみ感じました。
    ドタバタ?風に始まって連続殺人も起き展開の素晴らしさ。
    一気読みでした。
  • マギンティ夫人は死んだ
    右手に注目を集めさせて、左手でトリックをしているマジシャンのような手法で、最後まで犯人が予想できない。さすが巨匠です。
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
    牧師の息子ボビーと伯爵令嬢フランキーの青春探偵物語。ボビーのゴルフボールが崖下に飛んでいったが、そこに瀕死の男性がいた。彼の最後の言葉は「なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?」ここから物語が始まる。若々しく楽しく雰囲気だが、登場人物の真の姿が分かりにくく筋書きが見えない。ボビーとフランキーの発想と活...続きを読む
  • 予告殺人
    奇抜なタイトル、犯人設定、得意の電気系統…クリスティらしさを感じる作品です。登場人物と台詞が非常に多い。クラドック警部の手がかりに導かれるくだりの運命的なところなど、こういうの有るかもと思います。違和感、引っかかりなどから謎がほつれていく…。そしてマープルはクリスティの分身なのかな、とも思えます。
    ...続きを読む
  • 死者のあやまち
    ポアロの友人で推理小説家・オリヴァが企画した、とある田舎屋敷で催された犯人探しゲーム。
    その中で被害者役の少女が本当に殺されてしまう。さらにその屋敷主の夫人が行方不明になってしまう。
    オリヴァからイヤな予感がするから未然に防いでほしいと依頼され、滞在していたポアロだったが、悲劇を止めることは叶わなか...続きを読む
  • 予告殺人
    アガサ・クリスティーの長編で、登場探偵はマープル。

    ある朝、イギリス田舎ののどかな村、チッピング・クレグホーンでは、いつものように地方紙「ギャゼット」が配達されていた。いつものように新聞を読んだ村人は仰天した。広告欄に、殺人の予告が載せられていたのだ。予告通り、6時半に、指定された家に集まる村人た...続きを読む
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
    アガサクリスティーのポワロやミスマープル以外の作品はあまり読まなかったが、これはとても面白かった。登場人物が愛嬌があった、ストーリーは読んでいくとだんだん見えてきてしまった
  • ねじれた家
    軍人チャールズの恋人ソフィアの家族が殺された。しかも、身内で起こった殺人事件。チャールズの父が警察副総監だったため、首を突っ込むことになる。
    ジョセフィンは犯人を知ってるかのように、チャールズに話していた。注目されることを好み、自分をバカにしたり、強制する人を憎んだ。子供の動機で殺した。
  • 死者のあやまち
    ポワロ作品

    【ストーリー】
    女流作家からの電話により、祭りの余興で推理ゲームが開かれることになった地方に赴いたポワロ。そこで、被害者役の少女がゲームの筋書き通りに殺され、祭りの主催者の夫人が失踪する。

    【感想】
    架空の事件が現実に起こってしまった、という一見ありがちな展開で始まる。しかし、いくつ...続きを読む
  • 予告殺人
    甘美なる死と共に、様々な人間模様も味わえる濃厚な一冊でした。
    犯人は何となく分かったものの、ある伏線の意味に気づけなくて悔しい!ネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが、これから読む方はある人の発言に注意して読み進めて下さい。
  • マギンティ夫人は死んだ
    ポワロ作品

    【ストーリー】
    とある村で家政婦が殺され、残された証拠から同じ家に住む男性が死刑判決を受けた。しかし、捜査を担当した警部は男性の無実を信じてポワロに相談する。

    【感想】
    殺された理由を探るうちに明らかになっていく手がかりが面白い。登場人物は多いが、誰もが個性的で、読んでいて迷子になら...続きを読む
  • 予告殺人
    ミスマープルものを始めて読んだ。
    秀作。この人のミステリーはやはり面白いと思う。
    映画”情婦”とポアロシリーズ(デビットスーシェ)がもう最高。

    どんな人生でもその人次第で良くも悪くもなる、的な言葉がとても重い。
  • 魔術の殺人
    事件自体はシンプルで犯人はすぐに分かってしまったけど、事件が起きるまで、ミスマープルが話の中心だったところは、ちょっと新鮮だった。学生時代の友人を助けにいく話なのだけど、この友人がちょっと不可思議な人。その謎が分かった時は、ちょっと感動した。
  • 予告殺人
    ほんわかした雰囲気が良かった。何人も殺されるんだけど、凄惨な感じがまるでなく、マープルが楽しそうに事件を解決していた。クリスティもこんな感じのお婆さんだったんだろうなと思った。
    午後に生まれたからピップとエンマというのは意味が分からなくて調べたらP.M.をもじった言葉遊びらしい