田村隆一のレビュー一覧

  • あなたに似た人

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    チャーリーとチョコレート工場の作者R.ダールのショートショート集。
    原題「SOMEONE LIKE YOU」

    「この人に賭けるものは何も残ってない」というセリフと衝撃のラスト(【南から来た男】)
    30年近く前、米ドラマで観た映像は少年時代の脳裏にこびりつくほどショックだった。
    奇妙な話がお好きならお勧めです。

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    「チョコレート工場の秘密」で知ったロアルド・ダール。児童文学の作家だと思っていましたが、たまたまこの本を見かけタイトルに引かれて購入。
    結末にちょっとぞっとしますが、なんともいえない奇妙な世界が面白かったです。

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    2011年06月21日
  • あなたに似た人

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    「チャーリーとチョコレート工場」の作者、ロアルド・ダールのショートショート。
    ブラック過ぎる。
    シニカルすぎる

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    2009年11月13日
  • オズワルド叔父さん

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    少量で強烈な効果がある媚薬を使って大儲けする話。印象も最初から最後まで強烈で、一緒に借りた2冊の本のタイトルと内容を忘れてしまうくらい強烈。
    ヤっt・・・やってることはすごいんだけど、あんまり生々しくはない。下品なコメディ映画を見てるみたいで面白かった。

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    競馬、競輪、競艇、オートなどなど、ギャンブルで負けて落ち込んだときに読みましょう。ギャンブルの怖さがより強く実感できます。

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    2011年09月30日
  • サンタクロースの冒険

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    あのサンタクロースにも少年時代があったことを知っていましたか?「オズの魔法使い」の作者L・F・ボームが贈る。

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    だんなを殺した凶器である肉を、事情聴取する刑事たちに調理して食べさせ証拠隠滅を図る妻。ちょっとした皮肉がきいたピリ辛短編集。

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    大人になって、作者が「チョコレート工場の秘密」のロアルド・ダールと知り、びっくりした。そして彼の孫はモデルのソフィー・ダールだって…。これまでの人生で、3回もこの作者の意外性にびっくりした。

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    2009年10月04日
  • 詩人の旅 増補新版

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    雑誌スピンで紹介されていた本。

    昭和時代の旅話なのに、なぜかむしろ新鮮に感じるし、この時代の電車旅を羨ましく思う。

    そういえば、若い時に小海線で清里に行ったことを思い出したが、どういう経路か全く思い出せず、今はその通りに電車ではいけない。
    若狭の水、今でも美味しいのか同じ旅をしてみたい。

    昔からこの先の旅の郷愁まで、いろいろと想像を巡らせる良本に出会った。

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    2023年10月20日
  • ぼくのミステリ・マップ 推理評論・エッセイ集成

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     詩人として名高い田村隆一は、戦後間もない時期に早川書房編集長であり、クリスティーなどの海外ミステリの翻訳家でもあった。
     そんな田村のミステリに関する評論、作家紹介、本の解説等をまとめたもの。
     今となってはミステリに関する考え方として常識になっていることも多いが、ミステリと詩の関係を語っているところや、ユーモアが大事と強調しているところなどは成程と思った。

     編集長時代のことはあまり覚えていないと田村は言っているが、その辺り、当時部下だった生島治郎の『浪漫疾風録』が一面を覗かせてくれる。

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    2023年02月26日
  • 詩人の旅 増補新版

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    以下、引用

    ●そのころは、軽井沢から草津まで、草軽鉄道という高原列車があって、(中略)たしか昭和三十年代で廃線となり、それにかわってバスが運行するようになったが、乗物のコースの変化によって、風景もまた変化するのだ、ということを、痛感したものだ。いや、変化するものは風景だけではあるまい。人間も、その意識も村落もその論理も、きっと変化するだろう。交通機関と、そのコースの変化は、情報、通信、流通といったものに、大きな影響をあてずにはおかないし、その影響によって、人間の生活形態から女性のスタイルまで、変化せざるをえないのだから。
    ●野鳥がしきりに啼いている。カッコウ、つつどり、ジューイチ、ほととぎす

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    2022年03月06日
  • 詩人の旅 増補新版

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    30年ぶりの増補新版、 饒舌で、きらいじゃないです。軍歌のくだりは正直わかりません。何か屈折したものがありそうです。詩は端正です。今は観光地になっている隠岐、若狭、伊那、奥津、越前などを廻ります。

    『地上の旅以外にも、内面の旅がある。それを「遊」と云う。書物との出会い、知らないことを学ぶ。たとえば、戦前では「学に遊ぶ」と云った。留学とは云わないで「遊学」。遊そのものに、旅という意味がある。』あとがきにかえて

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    2020年04月18日
  • 詩人の旅 増補新版

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    20台半ばごろ、つまり30年以上前に読んでいる。
    その三十余年前は、一人旅の山陰本線の車内で、タムラさんのように堺港から隠岐に渡ろうか、出雲に行こうか考えていたりもした。

    僕の記憶では、タムラさんが鎌倉の自宅か散歩中にふと思い立って、西脇順三郎の詩集だけを手にして、旅に出る場面があったはずなのだが。

    タムラさんは何処に行っても、酒が欠かせないし、その文章は軽々して柔らかい。この文章を丸谷才一が名文とした「文章読本」も読んだことある。確かにクダケテいるのに何とも品がある。
    最近、タムラさんのエッセイを本屋で見ることが少なくなった。復刻して欲しいとおもう。

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    2019年11月17日
  • 詩人の旅 増補新版

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    「荒地派」と呼ばれる現代詩の一大潮流を築き上げた詩人、田村隆一が日本各地を酒(特にウイスキー)を片手に巡り歩く旅行記。

    私が最も好きな作曲家の一人が武満徹であるのだが、彼の「My way of Life」という作品では、田村隆一の「私の生活作法」というエッセイがテクストとして利用されている。
    その中で特に次の一節が記憶に残っている。

    ”「時が過ぎるのではない 人が過ぎるのだ」
    とぼくは書いたことがあったっけ
    その過ぎてゆく人を何人も見た
    ぼくも
    やがては過ぎて行くだろう”

    このテクストからも明らかな通り、田村隆一の文章は平易な言葉で綴られている。本書では旅行記、という性質もあるのかもしれ

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    2019年10月27日
  • あなたに似た人

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    ネタバレ

    ミステリ文庫ではあるものの、この本に収められている短編はいずれもミステリーではないよなぁ、という印象。

    面白い作品もそうでもない作品も入り混じってますが、共通するのが「確かにこういう人、身近にいるかもしれない」という人物が取り上げられていること。特に冒頭の『味』で登場するワインの産地をあてる美食家や、『海の中へ』で賭けに勝つために海に飛び込む男なんかは、ほかの小説でも出てきそうです。

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    2015年12月31日
  • あなたに似た人

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    異色、奇妙な味、とよくよく表現される名作ぞろいの短篇集。

    『味』のおかしさといったらないのです。

    新訳も出ているのでそちらも読んでみたい。

    この時代の女性の台詞は本当にこう、なんていうか「あら、あなた、それってなんですの」的な、実のないからっぽな物言いばかりでついつい笑ってしまいます。

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    2015年08月25日
  • あなたに似た人

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    わー結構ブラックだなーと思いながら読み進め、最後の短編が「クロウドの犬」。
    犬が可哀想な目にあうんじゃないかと思って気が気ではありませんでした。
    まあ予想よりもマシでしたが……。

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    2015年07月19日
  • Zの悲劇

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     Yの時点で60越えのおじいちゃん主人公だったドルリー・レーンに、心ならずも温かい眼差しを送っていたものですが・・まさか、本作がその10年後になっていようとは(笑) もう、温かいを通り越して介護の視線でした。
     ついでに相棒のサム警部も定年となっては、さしものクイーンも読者の視線を気にしたのか、突如サム警部の娘というにはいささか苦しいハタチの女の子、パットが現れ、しかも何と物語がパットの可愛らしい一人称で進むという・・もう、大変なことになってます。80年前の本ですよ・・これ。
     肝心な物語。クイーンに老人をいたわろうなどという気持ちはないのか、物語の80%は追い詰められて苦しんでました。そ

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    2014年01月16日
  • Xの悲劇

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    自分は正直言うと、古典ミステリは苦手です。特に、殺人事件を、関係者のインタビューによって解決していくタイプは苦手で、とてもページをめくらせる力があると思えない。クリスティもヴァン・ダインも、イマイチ積読から抜け出せないのはそういう理由からです。
    本書も、スタートはその臭いが漂っていましたが、途中の裁判のシーンから劇的に変化し、指に力が込められるようになりました。ドルリー・レーンが痛快と思える推理を見せ始めたところからです。
    結果として、自分的上位に入る本とはなりませんでしたが、古典を読むきっかけにはなりそうな気がしました。すでにYも積読済み。頑張ろう!

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    2014年01月06日
  • Yの悲劇

    Posted by 読むコレ

    Xのときもそうですが、我慢して我慢して、ある種修行のような前半の黙読を経て辿り着いた後半戦の勢いと言ったらなんでしょう、この作家の特徴なんでしょうか。。しかも最後の結末と言ったら!偉そうに予想していた結末を完全に覆されて、ただただ唖然とするばかりでした・・面白かったです。
    ただ、ここからはネタバレになりますが、このトリックはちょっとズルい気もしました。これを使えば、大抵の人は犯人をできてしまうでしょ。
    また、この展開なら、もっと「Y」が犯人と思わせるギミックが多くあっても良かったのでは?あれ、死んだはずなのに・・まさか・・?的な疑心が生まれたら、もっと面白かったような気がします。
    ・・ク

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    2013年12月21日