田村隆一のレビュー一覧

  • 予告殺人

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    初マープル作品!
    途中登場人物が多く読みにくい箇所もあったがラストに近づくにつれて手が止まらなくなった。
    本格ミステリというより、ドラマを見てるような感じ。
    マープルはポアロよりも、コミュ力活かして聞き込みで詰めていくタイプの探偵と感じた。
    部屋の図などがあればよりわかりやすかったなあ。

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    2025年11月17日
  • 魔術の殺人

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    予想通りの展開にならないところが良い。
    冒頭からミス・マープルが登場しているのも新鮮だった。
    事件自体はそこまで難しくないけれど、相関図が複雑すぎて久々にカバー袖の登場人物欄を活用した。
    それにしてもミスリードが巧い。
    誰かの台詞が伏線だってこと、分かっているのに気づけないんだよなあ。

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    2025年01月30日
  • シタフォードの秘密

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    降霊会をしたら、山荘のオーナーの死が予言され、予言されたのと同じ時間に山荘のオーナーが殺害された。途中、登場人物が一気に出てきて理解が追いつけない場面もあったけど、色んな謎が散りばめられていて面白かったです。

    余談ですがアガサクリスティーの話の中に、時々降霊会の描写が現れる。コックリさん流行ったなーと昔を懐かしんだけど、クリスティーの話の中では主に大人が楽しんでいる事が多い気がする。当時流行っていたのかしら。

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    2024年09月17日
  • 魔術の殺人

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    ネタバレ

    理由はないけどなんとなく妹に何かありそうで不安だから1ヶ月くらい妹のところに行って不安の正体を確かめてきて、という友達からの雑な依頼でしかも強制参加のやつ

    妹の今の夫は3人目で、少年院を開いてる

    扉の向こうで言い争っている夫と精神病患者がグルで、口論中に精神病患者の方が殺人現場まで走って行って戻ってくる
    不在の間は夫が一人二役で口論の演技
    流石にばれるやろ

    飛び抜けた善人は極悪人にもなれるとかなんとか

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    2024年09月15日
  • 魔術の殺人

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    【マープル】
    1952年クリスティー62歳で、マープル長編12作品のうち5番目の作品。

    マープルの学生時代の友人に「妹の身に良からぬことが起きる予感がする」と頼まれて、マープルは友人の屋敷に赴くと…。

    最初の夫とその子ども、2番目の夫とその子ども、3番目の夫、実子と養女とその旦那もいて…もう人間関係が複雑過ぎるよー。

    人数が多いのと魅力のある登場人物がいなかったので、誰にも感情移入できずに終わってしまった。

    邸宅で非行少年ばかりを集めた少年更正施設をしていたり、妄想癖のある青年も出てくる。
    もう色んなことがてんこ盛りなので、面白みが薄くなっている感じがした。
    ★2.5

    マープル長編の未読は残りあと3作品。
    執筆した順番で最後の3作品を読まずにとっておいた。
    楽しみでもあり、マープルが終わってしまう寂しさもある。大切にゆっくり読もう。

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    2024年08月08日
  • シタフォードの秘密

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    ミステリーを結構読んできたと自負しているが、さすがミステリーの女王。トリックも犯人も意外で驚かされた。

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    2024年06月04日
  • 魔術の殺人

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    ミス・マープル長編5作目。今回はマープルがある女性の屋敷を訪ねることになり、そこで事件が起きるという展開。マープルが頭から登場してくれて出番も多いのだが、ちょっと盛りあがりに欠ける気もした。人物描写は良いのだけど、犯人が分かるくだりのクライマックス感が今ひとつ。

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    2024年02月22日
  • 魔術の殺人

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    プロットはよくできていると言えばよくできているが、トリックは凡庸。登場人物も類型的で「らしくない」一冊。正直なところ、私設少年院という筆者が(おそらく)あまり馴染みのない舞台を選んだがために臨場感が薄れ、物語に深みを欠いたのではないかと推測。

    これでミス・マープルが登場する長編12作のうち 6作を読んだ/読み返した計算。あと 6冊だし、まあ読むか。

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    2023年11月25日
  • 詩人の旅 増補新版

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    雑誌スピンで紹介されていた本。

    昭和時代の旅話なのに、なぜかむしろ新鮮に感じるし、この時代の電車旅を羨ましく思う。

    そういえば、若い時に小海線で清里に行ったことを思い出したが、どういう経路か全く思い出せず、今はその通りに電車ではいけない。
    若狭の水、今でも美味しいのか同じ旅をしてみたい。

    昔からこの先の旅の郷愁まで、いろいろと想像を巡らせる良本に出会った。

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    2023年10月20日
  • 魔術の殺人

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    文章自体がトリックと言ってもいいのかな。真相から目を逸らさせるような記述が多く、その結果、謎が成り立っている。

    クリスティに関しては、ポワロもの長編を全て読んでマープルものも5作目となると、もはや謎解きよりもドラマとして見てしまっているので、殺人事件が起こらなかったとしてもさして不思議ではないかもしれないが、本作もミステリである以上、事件は起こる。が、事件が起こるまでが長い…そしてその後も動きが少ない。

    しかしなぁ…何とも釈然としない。ジーナはいつもの素敵な女性枠ですね。何だか救われます。

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    2023年07月17日
  • ぼくのミステリ・マップ 推理評論・エッセイ集成

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     詩人として名高い田村隆一は、戦後間もない時期に早川書房編集長であり、クリスティーなどの海外ミステリの翻訳家でもあった。
     そんな田村のミステリに関する評論、作家紹介、本の解説等をまとめたもの。
     今となってはミステリに関する考え方として常識になっていることも多いが、ミステリと詩の関係を語っているところや、ユーモアが大事と強調しているところなどは成程と思った。

     編集長時代のことはあまり覚えていないと田村は言っているが、その辺り、当時部下だった生島治郎の『浪漫疾風録』が一面を覗かせてくれる。

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    2023年02月26日
  • シタフォードの秘密

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    ダートムアを舞台に、登場人物がアーサー・コナン・ドイルに言及するなど、バスカヴィル家の犬を始めとするシャーロック・ホームズ作品へのオマージュ(脱獄騒動、赤の他人の男女が血縁のふりをする、消えたブーツ、ヴァイオレットという名の女性他)が散りばめられた楽しさのある作品。クリスティ作品の中でも特に登場人物が多いほうと思われる。重婚問題などは無理に入れたかったのか回収しきれていない印象で若干散らかっているがトリックはシンプルでストンと落ちた感じ。

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    2022年03月13日
  • 詩人の旅 増補新版

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    以下、引用

    ●そのころは、軽井沢から草津まで、草軽鉄道という高原列車があって、(中略)たしか昭和三十年代で廃線となり、それにかわってバスが運行するようになったが、乗物のコースの変化によって、風景もまた変化するのだ、ということを、痛感したものだ。いや、変化するものは風景だけではあるまい。人間も、その意識も村落もその論理も、きっと変化するだろう。交通機関と、そのコースの変化は、情報、通信、流通といったものに、大きな影響をあてずにはおかないし、その影響によって、人間の生活形態から女性のスタイルまで、変化せざるをえないのだから。
    ●野鳥がしきりに啼いている。カッコウ、つつどり、ジューイチ、ほととぎす、どのさえずりも北軽井沢の森のなかでおなじみのものばかり。「なんだ、まるで北軽井沢の開拓部落のあたりを散歩しているみたいじゃないか」とぼくが言うと、「でも、土の色がちがうわ」と白狐。なるほど、たしかにそのとおりだ、火山灰地の北軽井沢の土の色とくらべたら、はるかに黒く、その光沢にねばりのようなようなものがある。

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    2022年03月06日
  • 魔術の殺人

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    アガサ・クリスティーの描く人物がすきだなあと思う。みんな魅力的で個性的。読み進めていくと、じわじわだったり突然だったりするけれど、第一印象から印象が全然変わってしまう。
    今回ミスマープルはなにか不吉なことが起こりそうだというある屋敷に潜入する。そこにはやっぱり変なひとや魅力的なひとがいて、読み終わる頃にはみんなのことがなんだか好きになっている。
    アガサ・クリスティーの作品は、ミステリーだけどヒューマンドラマでもあると思うのだ。

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    2022年01月28日
  • リスタデール卿の謎

    A

    購入済み

    短編集です

    短編集です。
    いろいろなタイプの話が読めて面白いです。
    短編なので少し物足りない感じもしますが
    お気に入りの一編を探してみるのも悪くないと思います。

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    2021年11月23日
  • シタフォードの秘密

    A

    購入済み

    まあまあかな

    犯人は明らかですが
    登場人物が皆怪しげで、
    なにか裏があるのかと
    惑わされてしまいます。
    最後に、それらの怪しさは一通り解明されて
    なるほどとは思うものの
    話を複雑にするためだけに作られたエピソードという感じが否めなかった。

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    2021年10月16日
  • シタフォードの秘密

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    ノン・シリーズ。

    雪深いシタフォード村の山荘で行われた降霊会。そこで“降りてきた霊魂”が、山荘の持ち主ではるかふもとの村に住んでいるトリヴェリアン大佐の死を告げます。
    そして、その同時刻に予言されたとおり、大佐が本当に殺害されていて・・。
    ナラコット警部が捜査にあたり、殺された日に大佐の家を訪問していた大佐の甥・ジェイムズ(ジム)が容疑者として逮捕されてしまいます。
    そこで立ち上がったのが、ジムの婚約者・エミリー。
    クリスティーのノンシリーズによく登場する、魅力にあふれたアクティブ女子で、新聞記者のチャールズと共に(というか彼を丸め込んで)、真相解明に乗り出します。
    シタフォードの村人達から情報を引き出す為、愛想を振りまくエミリーですが、利用価値がないワイアット大尉に対しては塩対応なのが笑えます。
    山荘の借主のウィリット母娘も明らかに訳アリですし、他にも色々怪しい人達の人間模様も、謎解きと併せて楽しめます。
    で、真相ですが、ラストで一気にというか、あっけなく明かされる感じです。ちょっと殺人の動機が弱いかな、とも思いましたが、積もり積もったものがあったのかもしれないですね。
    そして、本書の最大の謎(?)が、美人で頭が良くて魅力的なエミリーが何で、だめんずのジムを選んだのか?だと思いますが、エミリー曰く“あたしが世話を焼かなければ・・”との事でして、まぁそんなものなのですかねー。

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    2021年10月02日
  • 予告殺人

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    ネタバレ

    なかなか凝った話で、推理小説の定石というか、冒頭にかすり傷だけの人= 怪しいというのが頭にこびりついてしまってもそれなりに展開を楽しめた。年金不正受給は現代的なテーマのようでいて昔からあったんですね。ただそもそも犯人はある程度普通な人のはずが口封じのために連続殺人鬼になってしまうのが、アガサの定番らしいけど苦手。

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    2021年09月25日
  • シタフォードの秘密

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    ネタバレ

    霊が伝えた殺人事件!

    降霊会でトリヴェリン大佐の殺害が予告される。そして大佐は本当にその時間に殺されていた。友人のバーナビー少佐、トリヴェリン大佐からシタフォード荘を借りたウィリット夫人とその娘ヴァイオレット、大佐の下男エヴァンズ、シタフォード荘の隣人たち、大佐の妹や甥姪。誰が大佐を殺したのか? 逮捕された大佐の甥ジェイムズの無実を信じて、婚約者エミリーは調査を始める。

    エミリーの勢いに乗ってぐいぐいと読んでいけた。気の弱いところのあるジェイムズにはできないとの判断、特ダネを狙う新聞記者チャールズ・エンダビーをおだてて転がして協力者にさせる。シタフォード村の住民やジェイムズが泊まっていたスリー・クラウン館の人、また大佐の親戚やその使用人たちに対しては、健気に殊勝に同情を買って情報を引き出す。タペンスや『茶色の服の男』のアン、『七つの時計』のバンドルに通じる「おきゃんな娘」エミリーの冒険がこの作品の魅力。

    エミリーの視点、バーナビー少佐の視点、そして捜査するナラコット警部の視点など、様々な視点から語られる事件の経過。犯人の視点ももちろん入っているのだが、謎が解けてから読み返すとそういうことだったのか唸ってしまう。

    トミーとタペンスシリーズのタペンスを思い出したが、同時に、これはトミーを選ばないタペンスではないかと感じた。エミリーはチャールズの手を取らない。エミリーは、1人でやっていけるチャールズではなく、終始一貫してジェイムズのために動く。チャールズは利用しただけ。その迷いのない姿勢も気持ちがいい。

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    2021年08月14日
  • ねじれた家

    ken

    ネタバレ 購入済み

    なぜ

    なぜ、某大作と全く同じ話を発表したのか理解に苦しみます。ご教示ください。

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    2021年08月05日