田村隆一のレビュー一覧

  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
    海外ドラマを観て、ちょっと分からなかった部分があったので原作を読んでみました。
    完全にネタバレ状態で読んだのですが、それはそれで面白かったです。こんなこと、この人にに話しちゃ駄目じゃない!とか、ツッコミを入れながら読んでました。
    今までクリスティー作品は10冊ほど読みましたが、ポアロやミス・マープル...続きを読む
  • シタフォードの秘密
    クリスティーの作品、やっぱり好きだなぁ。

    実に好ましいミステリだと思いました。

    クリスティーの「らしさ」が多く出ている作品だとも思いますし。

    良かったです。
  • ねじれた家
     クリスティ作品は再読が多いのだが、今作は初めて読む作品だったのだ。クリスティにもその種類のミステリーがあったのかと驚愕、新しい発見だ。余り今作をクリスティのベストにランクしているものを見た事が無いが、少なからず現時点では僕のクリスティ10選に入れたい程、強く衝撃を受けた作品だ。
     「ねじれた家」と...続きを読む
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
    楽しかった〜!面白かった〜!!
    解説で言いたいこと全部言ってくれてたけど、謎解き・冒険・ロマンスの3つがそろったとても楽しいミステリ小説だった!

    読むきっかけを与えてくれた、夢水清志郎シリーズ(「なぜ夢水に頼まなかったのか?」というセリフがある)と、古典部シリーズ(「なぜ江波に頼まなかったのか?」...続きを読む
  • 予告殺人
    クリスティの長編ミステリー。マープルシリーズ。巻末解説にて記載されているが、マープルシリーズは12篇しかないという事で驚いた。もっと幾つかの作品があった様に思うが、意外にもたったの1ダースなのだ。ポアロもクリスティ財団公認で続編が発表されているが、マープルの世界観を再現できる人材があれば是非書いてみ...続きを読む
  • 魔術の殺人
    アガサ・クリスティの作品は、トリックもそうだが、それ以上に『人間』を鮮やかに描いている。人間が引き起こすすべての事件は、人間が人間であるが故に起こるのだ。そういうメッセージをいつも勝手に受け取っている。

    一応このアプリにはネタバレ防止の機能があるが、私は結構それを見てしまう質なので、私と同じような...続きを読む
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
    夢中になって読みました。すべてが練られておりまた会話や展開も小粋で、クリスティはやはり天才。子供時代からクリスティの本を読み始めると止まらず寝られなくて夜更かししたのを思い出しました。
    題名もそれへのつじつま合わせも天才的です。
  • 死者のあやまち
    ポアロシリーズ、残りは7冊。今回、ポアロは推理小説作家・オリヴァ夫人からナス屋敷へと誘われる。殺人事件の犯人捜しのイベントを計画したオリヴァ夫人だったが、殺人事件の被害者役をしていた少女・マーリンが、本当に殺されてしまう。しかも、ナス屋敷の新しい主人の妻・ハティも同時に行方不明。何が起こっているんだ...続きを読む
  • ねじれた家
    きっと犯人はソフィアだろうという偏見を抱きながら読んでいたので、真相が判明して大分呆然としてしまった。登場人物はどいつもこいつも癇に障るタイプではあったけれど、だからといって『ねじれた家』に住んでいたせいでねじれた人間になり、こんな惨事が起きたのだ、と考えるのはさすがに可哀想に思えて困った。そうやっ...続きを読む
  • ねじれた家
    「アガサ・クリスティー読み直しキャンペーン」の第4弾です

    お久しぶりになってしまいました
    この後も「ディック・フランシス感謝祭」とか「江戸川乱歩ワールドツアー」とか「ヤマザキ春のパンまつり」とかいろいろ控えてるんですが
    読みたい本が次から次へと出てくるんでどうしても再読は後回しになりがちです
    でも...続きを読む
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

    面白かった

    面白かった。
    いろいろな謎が最後に一気に解き明かされていくのが爽快です。
    推理しながら読むより、
    話の展開に身を任せるほうがおすすめです。
  • ねじれた家
    ノンシリーズ物。すごく面白かった!!犯人に驚いたけど、読み返すと至る所に伏線が張られていた事に気がつく!!
  • 死者のあやまち
    犯人はわからなかったけど、ハティが偽物だからド・スーザから逃げたってのは当てた!
    よく読めばいろいろヒントがあって、何度もページを戻りながら読みました。クリスティーはこういうことすごく、ありますね。

  • 詩人の旅 増補新版
    ウイスキーを好む詩人の旅紀行。
    日本各地を旅する。そして、旅は詩人を文章家として成長させる。
    紀行作家には、内田百閒と吉田健一の二人の存在が脳裏にあった。
    三人とも、究極の味覚は辛口の日本酒。
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
    タイトルのパロディよく見かけるので元ネタ読んでみようと思って。
    日常に舞い込んだちょっとした事件から、些細な違和感を深追いしているうちにどんどん大きな事件に入り込む。美人で行動力があって頭も切れる伯爵令嬢と、牧師の四男のプー太郎のバディも良くて楽しかった。
  • ねじれた家
    ねじれた家
    みょっとしたボタンの掛け違いでねじれていく家族の様子がうまく表現されていた。犯人の動機には背筋がぞくっと…
  • ねじれた家

    失敗

    ネタバレのコメント読んでしまったから、犯人分かりながらだったので失敗しました。
  • 予告殺人
    〈ミス・マープル〉シリーズの4番目の長編(1950年発表)。クリスティーの50冊目の著作。
    原題 “A Murder is Announced”


    ミス・マープルものは、海外ドラマで何作か見てるけど原作は全て未読。(ドラマを見た作品も結局のところ内容を覚えてない…[汗])

    この「予告殺人」は日本...続きを読む
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
    牧師の息子と、幼なじみの貴族のおてんばお嬢さまが
    謎に挑む冒険活劇ミステリー…ってぶっちゃけトミー
    &タペンスの初期と同じような作り。
    でもトミー&タペンスよりもどたばた度が高いかな。

    とは言えいきなり謎の台詞「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」が出たりで謎ときとしても
    十分引っ張っていってく...続きを読む
  • 最後の悲劇

    最後の最後で…

    ミステリー小説でこんなに衝撃を受けたのは初めてです。
    最後の数ページは、目が画面に貼り付き、涙も出そうでした。(電車内なので我慢しました笑)
    結末は一言で悲しいとは言えない、色々な感情が渦巻くようでした。
    まさに最後の悲劇というタイトルがふさわしいです。
    Xの悲劇から読み続けてこそ、意味のあ...続きを読む