田村隆一のレビュー一覧

  • オズワルド叔父さん

    Posted by ブクログ

    1979年の作品だそうで、
    その頃にしてみると、夢物語的な題材を扱ったものになるんだろうけれど、
    2008年の現在、そうでもなくなってきている。
    強壮剤に○○○○。
    ネタばれになるから書きませんが、現在、そんな突拍子もないことにならなく
    なっていても、面白く読めました。
    過去の偉人たちが登場しますが、彼らをそんなにいじくりまわして
    いいのかな、なんて気がしました。これを発表したときにクレームが
    こなかったのかね。
    大人の童話と、帯かなにかに書かれていましたが、
    そうですねぇ、性にまつわることばかりなので、そういうコピーを
    つけられたのかもしれません。そんな、童話チックでもないのよね。

    0
    2025年06月12日
  • あなたに似た人

    Posted by ブクログ

    ロアルド・ダールという人は、ティム・バートンが監督した『チャーリーとチョコレート工場の秘密』の原作者なんですねぇ。それを知らずに買ったのがもう10年前くらいだろうね、やっと持ち主に読まれる喜びをこの本は感じているでしょう。
    ストーリーの展開も文章も、オリジナリティ溢れさらに王道を行っているような感じ。面白かったです。500pくらいある短編集なんだけど、すらすら読めてしまいましたねぇ。

    0
    2011年07月09日
  • 魔術の殺人

    Posted by ブクログ

    視点を変えれば、世界がそれまでとは全く違って見える。精巧なだまし絵のような、ミス・マープルもの。イギリスの壮麗な大邸宅に、個性的で怪しげな登場人物たちと、クリスティーらしい道具立てが揃っています。トリックよりも、人間性を丹念に描いている作品かも(わたしはマープルものの、そういうところが好き。一見地味だけど、読みこなすと奥が深いの)。

    0
    2010年08月16日
  • シタフォードの秘密

    Posted by ブクログ

    吹雪の中、孤立した家に住む大佐が死に、数キロ離れた場所にいた人達の催した降霊会がそれを予言した。
    トリックがいまいち。

    0
    2010年05月27日
  • あなたに似た人

    Posted by ブクログ

    【南から来た男】―短篇。
    ジャマイカのホテルにて。白いスーツの訛りのある小男と米軍青年の賭け。小男の「キャディラック」と青年の「左手小指」。レフェリーをまかされる主人公の視点で描かれる。緊迫感は味わえるが、痛そうな話は個人的に苦手だ。この小男みたいな人はたくさんいそうである。(2008.12)

    0
    2009年10月04日
  • シタフォードの秘密

    Posted by ブクログ

    うーん、これはクリスティにしてはイマイチ。
    と、思ったのは、けっこう数を読んで飽きてきたせいかもしれません。まあ、あとヒロインが、いまひとつ好きでなかったからかも。基本的に、もてる人の心理ってわからないので。
    すぐに、心変わりしそうな感じがするところが、何ともはや。
    でも、終盤のみんなが主人公に「どっち?」て質問するところは、好きです。

    まあ、ただしクリスティにしてはという但し書きがつくので、標準以上のできではあります。

    しかし、あのトリックは……。気づけよ、警察。というか、わたしも気づかなかったんだけど……盲点なのか?

    0
    2009年11月30日
  • シタフォードの秘密

    Posted by ブクログ

    ドラマ化されたため読んでみました。1931年の作品。
    雪に閉ざされたシタフォード村の山荘。
    厳冬期にここを借りた母と娘は南アフリカ帰りという触れ込みだが、どこか不自然。
    座興にテーブルターニングで降霊術を行っていた所、山荘の持ち主トリヴィリアン大佐の死が告げられる。
    大佐の親友バーナビ少佐は気になって、ふもとの大佐の元へ。同じ頃に殺されていたことが判明。
    大佐の甥に当たるジェイムズが逮捕され、ジェイムズの婚約者のエミリーが村に乗り込む。
    マープルでもポワロでもなく、勝ち気なエミリーが活躍。
    ストレートな本格推理物。

    0
    2009年10月07日
  • あなたに似た人

    Posted by ブクログ

    短編集です。
    以前同じ作者さんの「チャーリーとチョコレート工場」を紹介しましたが、これは大人向け。



    全体に流れる雰囲気は「世にも奇妙な物語」と「古畑任三郎」を足してニで割ったような感じ。
    どのお話も、不思議で奇怪な雰囲気が漂っていて、中には背中がぞっとするような怖いものもあります。最後の最後に、「あれっ」「あらっ」という感あり。



    ブラックユーモアというのか、この作者さんのセンスってすごいなって思います。
    タイトルは「あなたに似た人」だけど、タイトルと同名のお話はありません。
    解説によると、「あなたがたの中にも、こういったところがあるんじゃありませんか」と問いかける、つまり、
    「あなたがたに似たひとたちの話をあつめた本」ということらしいです。



    少しご紹介。



    −おとなしい兇器−
    夫の帰りを待つ妻。おなかには6ヶ月になる赤ちゃん。
    「よりによってこんなときにこんな話を持ち出すのも・・・」といいながら夫が打ち明け話を切り出す。でも最後だからと食事の用意をしたいという妻。
    心の中では夫に恨みを抱いている妻は、冷凍肉の塊で夫を一撃する。
    警察が駆けつけるが、兇器は見つからない。
    そんな警察に妻は夫に出すはずだった料理をふるまう。オーブンで焼いた羊肉。
    舌鼓をうつ警官たちは、兇器について語る。



    「(兇器は)この家の近くにあるにちがいないのさ」
    「ああ、きっと俺たちの目と鼻のさきにあるだろうぜ・・・」
    妻は声を殺してクスクス笑い出した。



    −皮膚−
    有名な画家にその昔刺青をかいてもらった男。
    それを自慢したくて見知らぬ男に背中を見せる。
    ホテルを経営するというその男は、その刺青は非常に価値があるから、自分のホテルに住んでほしいと言う。
    ただ刺青を見せるだけで大金を手にできると思った刺青男はその話にのるのだが・・・。
    おそろしい結末が待っています。。



    このほかに、「味」「南から来た男」「兵隊」「わがいとしき妻よ、わが鳩よ」「海の中へ」「韋駄天のフォックスリイ」「毒」「お願い」「首」「音響捕獲機」「告別」「偉大なる自動文章製造機」「クロウドの犬」の15編。



    自分にもこんなことがあるかもしれない・・??

    0
    2009年10月04日
  • あなたに似た人

    Posted by ブクログ

    当時ほのかにステキだなと思った女性にすすめられた本。動機はいたって不純。

    この本のタイトルがあなたに似た人ってところが最高の皮肉。

    0
    2009年10月04日
  • 魔術の殺人

    Posted by ブクログ

    旧友の依頼で、マープルは変わり者の男と結婚したキャリイという女性の邸を訪れた。その家は非行少年たちを集めた少年院で、異様な雰囲気が漂っていた。キャリイの夫が妄想癖の少年に命を狙われる事件が起きたのも、そんななかでだった。しかも同時刻に別室で不可解な殺人事件が発生していた!

    0
    2009年10月07日
  • 魔術の殺人

    Posted by ブクログ

    旧友の依頼で、マープルは変わり者の男と結婚したキャリイという女性の邸を訪れた。
    その家は非行少年たちを集めた少年院で、異様な雰囲気が漂っていた。キャリイの夫が
    妄想癖の少年に命を狙われる事件が起きたのも、そんななかでだった。
    しかも同時刻に別室で不可解な殺人事件が発生していた!

    0
    2009年10月04日
  • あなたに似た人

    Posted by ブクログ

    所有しているワインの貯蔵所が自慢の男と、ワインききの美食家の対決『味』。
    自分の身体を賭けて、ギャンブルをする『南から来た男』。
    高名な画家が若い頃に描いた背中の絵を後生大事に持っている男と、それを買い取ろうとする人間達の『皮膚』。
    等々、15の珠玉の短編が納められています。
    まあ、随分前に読んだ本なのだけど、ちょっと思い出したので読んでみました。
    好きだったんですよ、この本。
    ブラックも、ミステリも、ギャンブルもある。
    ちょっと変わった物語を読みたい時にうってつけ。
    自分を嗤った女に復讐する、自分を捨てた亭主を殴りつける、小説界を乗っ取ってみる、賭けに当たるようにタイミングを作ってみる・・・すべて日常に起こりうる空想。
    あなたも私も、この中の誰かに似ていたりしませんか?

    0
    2009年10月04日