田村隆一のレビュー一覧

  • サンタクロースの冒険

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    あのサンタクロースにも少年時代があったことを知っていましたか?「オズの魔法使い」の作者L・F・ボームが贈る。

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    だんなを殺した凶器である肉を、事情聴取する刑事たちに調理して食べさせ証拠隠滅を図る妻。ちょっとした皮肉がきいたピリ辛短編集。

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    大人になって、作者が「チョコレート工場の秘密」のロアルド・ダールと知り、びっくりした。そして彼の孫はモデルのソフィー・ダールだって…。これまでの人生で、3回もこの作者の意外性にびっくりした。

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    2009年10月04日
  • シタフォードの秘密

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    ネタバレ

    犯人は絞りこみやすいかな。動機は意外な感じと言うか、そこで繋がるんだ~と少し感心した。エミリーとエンダビーの捜査は面白いな~。しかしエミリーの婚約者…。あんまりおすすめ出来ないと思うんだけど、会社の金に手をつけてるしそれでも婚約者を認めるエミリーも微妙な感じ。最後で残念な気持ちになった。

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    2025年12月16日
  • 予告殺人

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    初マープル作品!
    途中登場人物が多く読みにくい箇所もあったがラストに近づくにつれて手が止まらなくなった。
    本格ミステリというより、ドラマを見てるような感じ。
    マープルはポアロよりも、コミュ力活かして聞き込みで詰めていくタイプの探偵と感じた。
    部屋の図などがあればよりわかりやすかったなあ。

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    2025年11月17日
  • ねじれた家

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    ネタバレ

    クリスティ自選ベスト10に入るほど自信作とのこと。派手な展開はないものの、レオニデス一家の特殊な背景や人間模様を楽しむいぶし銀みたいな作品だったかな。もし発表年代順に読んでいくと、徐々にこういう類の作品に傾倒していく様が読み取れたりするんかな?と妄想。
    あと某作が与えた影響は計り知れないなあと。実は私も事前情報でネタバレの如きものを喰らっていたが、読んでいるうちに「この作品じゃなかったのかなあ?」と徐々に自信をなくし、仕舞いには完全にミスリードされるという(笑) ネタバレまでも貫通してミスリードするこの手腕はさすが女王。というか自分がアホなだけか?

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    2025年11月08日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    ポアロは最初から最後まで登場。
    マギンティ夫人の関係者に話を聞いていき、気になる点からさらに書き込みをという王道パターン。
    過去の新聞《日曜の友》が事件のキーワード。

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    2025年11月07日
  • 死者のあやまち

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    ポアロを久しぶり読みました。
    なかなか、理解するのが難しい。
    これは、犯人の動機を予想するのは難しいと思いました。

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    2025年10月15日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    ネタバレ

    隠された過去をポアロが見つける。

    マギンティ夫人という1人の女性が殺された。犯人は死刑になろうとしている。しかしそれに納得できないスペンス警部はポアロに再調査を依頼した。ポアロが見つけたのは——。

    なるほどとは思ったけど、証拠がほぼなくて犯人の自白頼りなのがすっきりしない。しかしみんな善人だと言われた村の人々に何かあったというのが面白い。人は見せている面だけではない。

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    2025年08月23日
  • 死者のあやまち

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    ネタバレ

    隠されていたあやまちは。

    愛すべきオリヴァ夫人から嫌な予感がすると電話を受けたポアロは、オリヴァ夫人がお祭りのイベントとして筋書きを考えた犯人探しゲームが行われる予定のお屋敷に向かう。殺人事件を防ぐために赴いたポアロだったが、犯人役の少女が殺され、屋敷の夫人が行方不明になってしまった。手がかりのピースを集めながらもなかなか絵が描けなかったポアロがたどり着いたあやまちとは——。

    クリスティーあるあるの「Aとされていた人物が実はAではなかった」パターンではあるが、ポアロが最初に疑っていて読者も気にかけていた、それこそミステリあるあるの「長い間会っていなかったのに急に訪ねてきた兄」ではないところ

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    2025年06月04日
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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    ボビイとフランキーがふたりとも魅力的。
    そして「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」っていうタイトルがおしゃれ

    でも誰が誰だっけ??ってなることが多くて混乱した

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    2025年04月06日
  • ねじれた家

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    少し長く感じてしまうのだが、ほんとに誰もが怪しく、我慢して読み進めた。
    それでも、最後数ページの出来事と種明かしには、感服。そして、クリスティらしいやりきれない読後感がある。

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    2025年02月08日
  • 魔術の殺人

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    予想通りの展開にならないところが良い。
    冒頭からミス・マープルが登場しているのも新鮮だった。
    事件自体はそこまで難しくないけれど、相関図が複雑すぎて久々にカバー袖の登場人物欄を活用した。
    それにしてもミスリードが巧い。
    誰かの台詞が伏線だってこと、分かっているのに気づけないんだよなあ。

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    2025年01月30日
  • ねじれた家

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    密室トリックやアリバイ工作などのミステリにお決まりの派手さは出てこないが、緻密なプロットでミステリを読んでいる人にこそ刺さる内容であった。

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    2024年10月04日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    【ポアロ】
    1952年クリスティー62歳。
    掃除婦が殺された。スペンス警視はどうしてもあの男が殺人犯だとは思えず、ポアロに事件の再調査を依頼する…

    攻略本で高評価だけど、ずっと読めずにいたのは「ハードボイルド」と書いてあったから。

    いつものような屋敷の閉じられた空間ではなく、ポアロがあちこちに動き回る。
    あ〜やっぱり自分の苦手なやつだ。。。

    ポアロが1人ずつ聞き込みに行くので、屋敷と違って関係者同士の繋がりも薄く、心理的な部分がなかなか見えない。
    しかも登場人物が横に広がって多いので関係性が把握しづらい。

    そして今までのような資産家の一族ではなく、この作品は珍しく普通の人達の話。
    そこ

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    2024年09月30日
  • シタフォードの秘密

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    降霊会をしたら、山荘のオーナーの死が予言され、予言されたのと同じ時間に山荘のオーナーが殺害された。途中、登場人物が一気に出てきて理解が追いつけない場面もあったけど、色んな謎が散りばめられていて面白かったです。

    余談ですがアガサクリスティーの話の中に、時々降霊会の描写が現れる。コックリさん流行ったなーと昔を懐かしんだけど、クリスティーの話の中では主に大人が楽しんでいる事が多い気がする。当時流行っていたのかしら。

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    2024年09月17日
  • 魔術の殺人

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    ネタバレ

    理由はないけどなんとなく妹に何かありそうで不安だから1ヶ月くらい妹のところに行って不安の正体を確かめてきて、という友達からの雑な依頼でしかも強制参加のやつ

    妹の今の夫は3人目で、少年院を開いてる

    扉の向こうで言い争っている夫と精神病患者がグルで、口論中に精神病患者の方が殺人現場まで走って行って戻ってくる
    不在の間は夫が一人二役で口論の演技
    流石にばれるやろ

    飛び抜けた善人は極悪人にもなれるとかなんとか

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    2024年09月15日
  • リスタデール卿の謎

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    殺人の無いミステリー十二篇。
    ハッピーエンドだったりそうじゃなかったり。ちょっとスパイ要素もあったりで楽しめる。

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    2024年09月07日
  • 魔術の殺人

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    【マープル】
    1952年クリスティー62歳で、マープル長編12作品のうち5番目の作品。

    マープルの学生時代の友人に「妹の身に良からぬことが起きる予感がする」と頼まれて、マープルは友人の屋敷に赴くと…。

    最初の夫とその子ども、2番目の夫とその子ども、3番目の夫、実子と養女とその旦那もいて…もう人間関係が複雑過ぎるよー。

    人数が多いのと魅力のある登場人物がいなかったので、誰にも感情移入できずに終わってしまった。

    邸宅で非行少年ばかりを集めた少年更正施設をしていたり、妄想癖のある青年も出てくる。
    もう色んなことがてんこ盛りなので、面白みが薄くなっている感じがした。
    ★2.5

    マープル長編の

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    2024年08月08日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    1952年発表。エルキュール・ポワロシリーズ第24作。ポワロは、死刑宣告までされた犯人を救うべく、すでに解決したと思われる事件を掘り返す。殺人事件とは縁遠い町にポワロが顔を出すと、たちまち不思議な化学反応が起きるのが面白い。ポワロ自身が自分の知名度や尊大な性格を敢えて武器として用いることで、登場人物たちが隠す秘密を炙り出す過程が見どころ。ミスディレクションは大雑把だが、それを上回るサプライズがある。

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    2024年07月08日