田村隆一のレビュー一覧

  • あなたに似た人

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    ヒヤリとする

    人生を棒に振るほどアホなことをやってしまう人、そそのかす人達

    斧を選ばそうとする執事が怖すぎる


    あなたに似た人、っていうタイトルがまたユーモラスですな

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    2012年05月06日
  • 予告殺人

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    伏線がいっぱいあって楽しかった。
    時間を空けてもう一度読んでみたい。

    ミッチーさんがギャーギャー騒いでて、
    うるさいなと思ったと同時になんか可愛いと思ってしまった。

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    2012年04月27日
  • あなたに似た人

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    ネタバレ

    短編の名手ダールの短編集。
    凶器トリックでは例題になるほどあまりに有名な「おとなしい兇器」、奇妙な賭けを持ちかける男の話「南から来た男」等々、恐怖、ユーモア、幻想を描いた、これぞまさに「奇妙な味」の詰められた1冊。全15編収録のうち、何作かが賭博に絡めて描かれているが、「賭け」というのものは時折ここまで恐ろしい要素を含むものか、と読後にヒヤリとさせられる。

    「奇妙な味」といえば自分はサキとダールを思い浮かべる。モダンホラーとも怪談とも異なる「怖さ」を味わいたいなら、必読かと。

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    2012年10月15日
  • あなたに似た人

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    ―SOMEONE LIKE YOU―

    ぐいぐい読ませる表現が好きです。
    「まるで、とけたバターでうがいしているみたいに」潤いのある声とか。

    内容は、血なんて飛び散らないのに恐ろしい。
    人間の怖さですね。
    それに、書ききらないで、読み手にゆだねてしまうところが良い。
    これがより一層恐怖をリアルにするように思います。

    面白い短編というのは、長編にできるものを短く押し込めるのだと誰かが言っていましたが、まさにダールはこの手法で面白いものを書いていると感じました。

    お勧めは、「おとなしい兇器」「韋駄天のフォックスリイ」「皮膚」「首」「告別」です。
    特に、「首」は今までにない種類の緊張感を味わい

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    2011年08月31日
  • シタフォードの秘密

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    エミリー・トレファシスがいろんな手を使って「お願い」をするのがズルくて、でも可愛いから許されちゃう(笑)
    トリックとしては今でも通用するとは言えないけれど、それでも読めちゃうから、やっぱりアガサ・クリスティだなあ、と。

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    2011年04月18日
  • 予告殺人

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    ネタバレ

    殺人予告を地域新聞に掲載するという意表をついた始まりから、事件、謎めいた住人たち。マープルの登場シーンも多く、楽しく読めます。
    犯人の意外性は(伏線が貼りまくられているので気付く人も多いはず)そんなにありませんし、この作品がクリスティーのベスト10にランクインする程のものかは個人的には疑問が残りますが、それは他に別格の傑作があるからで、推理小説としては佳品といえると思います。

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    2011年01月26日
  • 死者のあやまち

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    ポアロもの。田舎の郷士の開いた祭りの最中、ゲームの被害者役の少女の死亡が発見される。同時に郷士の妻も行方不明。ポアロは祭りの開催メンバーと話をし、アリバイ崩しをする。オリヴァ夫人がいるので、全体に明るくひょうきんな印象。

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    2010年07月22日
  • 予告殺人

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    大がかりな芝居がかったトリック。
    それにはちゃんと裏がある。解明される謎にワクワク。
    こういうの大好き。
    ドラマもよかった。BGMがえらいのどかで、その中で「えいっ」という感じで
    殺人未遂がおこったりしてなんか笑ってしまった。

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    2010年07月11日
  • シタフォードの秘密

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    思ったよりもよかった。
    安心して読めるし、楽しい。
    エミリーがもうちょっと狡猾だったら面白いんだけど、それは時代かな…

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    2010年05月27日
  • リスタデール卿の謎

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    今回は、有名人が1人もでてこない短編集です。
    でも、これ、おもしろかったです。

    ものすごく、軽い感じのミステリーというか、サスペンスな短編集でした。

    キャラクターが、わかりやすく立っているというのが特徴かな。短編だと、こういうすっきりしたお話が、読みやすくて好きです。

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    2010年02月21日
  • あなたに似た人

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    ○2010/01/24 
    皮肉たまんねえ。告別とか。というか全体的に。
    読みにくい、伝わりにくい、分かりにくい、とぐだぐだ読みつつも後にに進むにつれて楽しくなってきて、最後の最後にニヤァ、と。こういうのはいいな…性格悪い人というか、こういう話がさらっと書けてしまう人になりたい(笑)
    でもやっぱり訳文は読みにくい…これが古いというのもあって。言い回しが曖昧に遠まわしすぎるのがなぁ。忠実に話を伝えようとするから余計に日本語が成立しなくなるってのが悔しい。
    翻訳ものを読むたびに、原著で読んでみたいなぁ、どうやって表現されて、それを感じられるのかなぁとすごく思う。

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    2010年01月31日
  • 死者のあやまち

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    アリアドニ・オリヴァものと考えれば探偵はヒロインかな。
    田舎の屋敷で催された犯人捜しゲーム。
    作家のオリヴァがシナリオを書いたのだが、筋書に沿った事件が起きてしまい…?
    ポワロが乗り出します。

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    2010年01月18日
  • 死者のあやまち

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    作家のオリヴァは犯人当てゲームのシナリオを書いた。しかし何か不吉な予感がして、ポアロを呼び寄せる。
    はたして、本当に死体役の少女が殺されてしまった・・・


    とてもクリスティーらしい話。
    アリアドニ・オリヴァ夫人もいつも通りエキセントリック、嬉しいです

    あまりポアロが活躍していない(というのは語弊があるが)が残念。


    ポアロは夫婦のいざこざをまとめるのが上手い気がしますね

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    2009年11月26日
  • あなたに似た人

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    チャーリーとチョコレート工場の作者R.ダールのショートショート集。
    原題「SOMEONE LIKE YOU」

    「この人に賭けるものは何も残ってない」というセリフと衝撃のラスト(【南から来た男】)
    30年近く前、米ドラマで観た映像は少年時代の脳裏にこびりつくほどショックだった。
    奇妙な話がお好きならお勧めです。

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    2009年10月04日
  • リスタデール卿の謎

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    創元推理文庫の「白鳥の歌」と順番が違うだけの短編集。
    間違って2冊買ってしまった。
    良くも悪くもクリスティ。好きだ。
    リステダールさんとはお近づきになりたい。

    メモ:創元推理の「白鳥の歌」には1篇多く入っている。

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    2009年10月07日
  • あなたに似た人

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    「チョコレート工場の秘密」で知ったロアルド・ダール。児童文学の作家だと思っていましたが、たまたまこの本を見かけタイトルに引かれて購入。
    結末にちょっとぞっとしますが、なんともいえない奇妙な世界が面白かったです。

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    2011年06月21日
  • あなたに似た人

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    「チャーリーとチョコレート工場」の作者、ロアルド・ダールのショートショート。
    ブラック過ぎる。
    シニカルすぎる

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    2009年11月13日
  • オズワルド叔父さん

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    少量で強烈な効果がある媚薬を使って大儲けする話。印象も最初から最後まで強烈で、一緒に借りた2冊の本のタイトルと内容を忘れてしまうくらい強烈。
    ヤっt・・・やってることはすごいんだけど、あんまり生々しくはない。下品なコメディ映画を見てるみたいで面白かった。

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    2009年10月04日
  • シタフォードの秘密

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    NHKでやってたドラマと、全然ハナシが違うじゃないの! マープルじゃないのも(持ち帰るまで気付かなかった)驚いたけれど、ここまでハナシを変える必要があったのだろうか? それはそれとして、ミステリ小説の王道というカンジで面白かった。クリスティにハズレなし。(2008-08-15L)

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    競馬、競輪、競艇、オートなどなど、ギャンブルで負けて落ち込んだときに読みましょう。ギャンブルの怖さがより強く実感できます。

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    2011年09月30日