田村隆一のレビュー一覧
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創元推理文庫の「白鳥の歌」と順番が違うだけの短編集。
間違って2冊買ってしまった。
良くも悪くもクリスティ。好きだ。
リステダールさんとはお近づきになりたい。
メモ:創元推理の「白鳥の歌」には1篇多く入っている。Posted by ブクログ -
今回も気持ちよ〜くダマされた。全然意外でない、意外な犯人といったところ。でもこれは『書斎の死体』と似たパターンで、現代の警察の捜査技術(っつっても、私だってドラマでしか知らないが)に置き換えたら無理な犯罪だわなぁ。タイトルが秀逸。(2008-12-12L)Posted by ブクログ
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NHKでやってたドラマと、全然ハナシが違うじゃないの! マープルじゃないのも(持ち帰るまで気付かなかった)驚いたけれど、ここまでハナシを変える必要があったのだろうか? それはそれとして、ミステリ小説の王道というカンジで面白かった。クリスティにハズレなし。(2008-08-15L)Posted by ブクログ
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あのサンタクロースにも少年時代があったことを知っていましたか?「オズの魔法使い」の作者L・F・ボームが贈る。
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その朝、新聞の広告欄を目にした町の人々は驚きの声を上げた。「殺人お知らせ申しあげます。12月29日金曜日、午後6時30分より…」いたずらか?悪ふざけか?しかしそれは正真正銘の殺人予告だった。時計の針が予告の午後6時30分を指したとき、銃声が響きわたる!大胆不敵な殺人事件にミス・マープルが挑むPosted by ブクログ
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クリスティらしさの溢れた本。名探偵は出て来ませんが良い味出しています。中の描写がエラリィのYの悲劇に似ている気がします。うろ覚えですが。Posted by ブクログ
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ポアロの旧友スペンス警視は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。服についた夫人の血という動かしがたい証拠で死刑も確定した。だが事件の顛末に納得のいかない警視はポアロに再調査を要請する。未発見の凶器と手がかりを求め、現場に急行するポアロ。だが、死刑執行の時は刻々と迫っていた。
【感想...続きを読むPosted by ブクログ -
事件解決に乗り出す主人公のコンビが作中ではそれぞれ別の人(犯人の2人組)に惹かれて、最後はきれいにまとまるというのが割と現実的な感じがした。悪役の女性が小気味良いが衰弱して見つかったあたりで怪しげに見え、自分がミステリずれしてしまったと感じた。Posted by ブクログ
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牧師の四男であるボビイは、友人とのゴルフの最中に崖から転落した男を発見する。男はボビイが見守る中、「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのかのか?」という謎めいた言葉を残して絶命する。
男の身元を示すものがないかとポケットを探ったところ、そこには女性が写った写真があった。
ボビイは、現場を通りかかったロジ...続きを読むPosted by ブクログ -
ミス・マープル長編5作目。今回はマープルがある女性の屋敷を訪ねることになり、そこで事件が起きるという展開。マープルが頭から登場してくれて出番も多いのだが、ちょっと盛りあがりに欠ける気もした。人物描写は良いのだけど、犯人が分かるくだりのクライマックス感が今ひとつ。Posted by ブクログ
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何回同じ手に引っ掛かるんだ私は!と悔しがるのすら楽しい。
それこそがクリスティ作品を読み続けている理由でもあるので。
こんな風にいつまでも驚かされていたいなあ。
今回はゲームの死体役である少女が、本当に死体となって発見されてしまう。
そんな中、主催者の妻・ハティも忽然と姿を消してしまう。
いったい彼...続きを読むPosted by ブクログ -
アガサ・クリスティーの短編集。あとがきの言葉を借りると「主人公が疑惑を追求するもの」「主人公が犯罪に巻き込まれるもの」「重厚な犯罪にまつわる悲劇」の話が収録されていて、様々なテイストが味わえた。
『ナイチンゲール荘』と『事故』がハラハラして好きです。
※収録作※
リスタデール卿の謎
ナイチンゲール荘...続きを読むPosted by ブクログ -
サスペンススリラーであり、主人公ボビィと幼馴染の伯爵令嬢フランキーが活躍する作品。主人公は医者の友人とゴルフのラウンド中、ふとした事で崖の下の今にも死にそうな男を発見する。彼を看取るが、亡くなる間際、「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか」といい残し、それを聞いていた主人公は後々様々なトラブルに巻き...続きを読むPosted by ブクログ
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裕福でもなければ名声もない掃除婦のマギンティ夫人が殺された。
スペンス警視は一人の青年を逮捕するが、何故か納得できない。
そこでポアロに再調査を依頼する。
彼女の身辺を調べる中で浮上したのは、過去の四つの事件と四人の女性。
この事実が今回の殺人事件にどう関わってくるのか。そこを探る過程が面白い。Posted by ブクログ