にしけいこのレビュー一覧
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「都会のトム&ソーヤ」12巻。
内人が書いているという体ではやみねかおるが書いていると見せかけて、内人が書いていて、いや書いているのは作者本人なんだからはやみねかおる自身がやっぱり書いているんだよな。という風変わりな感覚に陥らさせられた《IN THE ナイト》。
究極のゲーム作りは、こういう感覚をプレイヤーに体験させたいのだろうな、と思います。
行き過ぎると、その夢に囚われて戻って来れなくなってしまう。現実と仮想現実の区別がつかなくなってしまう危険性があるので、創也と内人は危険視されたりしているのかしら。
自分の実力を試したい、という気持ちで12巻の執筆活動に至った内人。
これ -
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「都会のトム&ソーヤ」11巻の下巻。
そういう手練手管だったのか、の下巻でした。よくよく思い返せば、栗井栄太の目指しているものを顧みれば、わかりそうな舞台装置でしたね。
Q:まいつきのことばの要点を五文字で表せ。
A:負け惜しみ。
はい。ということで、なんとなくこういうことかな、と判明したときは既に解明編でした。幾つになっても、変に考えすぎて素直さがないので、ミステリーの謎解きは一向に上達しないです。むしろ、素直すぎるのかもしれない。
先行きの不穏さを感じさせるENDING。いずれ内人と創也に別れの日はくるのだ、ということは覚悟はしていても、それが遠いか近いかは別として、確かな予 -
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「都会のトム&ソーヤ」11巻の上巻。久しぶりの内人と創也の冒険。
究極のゲームを作りたい創也。彼のライバルで目標の栗井栄太から届いた招待状。
アルゴシテイ内で、新作ゲーム「DOUBLE」のテストプレイを行うので、参加しなさい、だそうです。
アルゴシティとは、製薬会社が建設した都市。トヨタのスマートシティですね。今でこそ説明しやすい例がありますが、初版は2013年なので現実的ではなかったのかな。まあ、計画や構想はあってけども、実現するには色々な制約があって難しかったのかもしれない。自治体との兼ね合い擦り合わせもあるし。小説ではよくある設定ですので、トヨタの話を聞いた時には、ついに現実 -
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トム・ソーヤーがどんな冒険をしたのか知らないので手に取った
大人なんだけど…青い鳥文庫 小学中級 総ルビ
少年少女世界の名作系
驚いたのは友人ハックがたばこを吸うところ(たばこをのむと表現されている)
19世紀アメリカ南部、たばこは栽培しているだろうけど…ちなみにとうもろこしの穂軸に、穴を開けてたばこの葉をつめてパイプをふかすそう
そしてトムがたばこを覚えたいといってハックとトムとジョー3人で手作りパイプでたばこを吸う…(気分悪くなり陰で吐きまくり)
こんな場面があるとは知らなかった
でも友達のハックが、自分によくしてくれたダグラス夫人の危機を救おうとする優しさをもっているいい子なのがよ