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Posted by ブクログ
「都会のトム&ソーヤ」11巻の上巻。久しぶりの内人と創也の冒険。
究極のゲームを作りたい創也。彼のライバルで目標の栗井栄太から届いた招待状。
アルゴシテイ内で、新作ゲーム「DOUBLE」のテストプレイを行うので、参加しなさい、だそうです。
アルゴシティとは、製薬会社が建設した都市。トヨタのスマートシティですね。今でこそ説明しやすい例がありますが、初版は2013年なので現実的ではなかったのかな。まあ、計画や構想はあってけども、実現するには色々な制約があって難しかったのかもしれない。自治体との兼ね合い擦り合わせもあるし。小説ではよくある設定ですので、トヨタの話を聞いた時には、ついに現実が小説に追いついたのか、と欣喜雀躍したものです。その後の進展は予定通りにとはいかないようで進捗状況はあまり聞きませんが、進んではいるようなので、今後の情報に期待しています。
「都会のトム&ソーヤ」を読みはじめた時は、現実世界で最高のゲーム体験、VRとかCGでなく、というのは夢物語かなと思っていたのですが、TVの『逃走中』とかが近しい存在なのかな、と思いました。創也の求めているものとは、だいぶ距離があるのは事実でしょうがね。
今回、栗井栄太の新作「DOUBLE」は、着々と理想に近づいてきているのではないかな、と思います。
現実と区別のつかないゲームではなく、現実でゲームと同じ体験をできる、という命題。グリード・アイランドを創りたいんだよな創也は。『レベルE』の方かもしれない。
「DOUBLE」の名前の通り、現実とゲームという仮想が二重に重なり合って虚実があやふやなままアルゴシティにいる内人と創也、と他3名。クラスメイトの真田女史と健一、そして謎の美少女、沢渡絵歩。恋の三角関係なんかも匂わせつつ、沢渡さんがキーパーソンになるのだろうけど、キャストなのかプレイヤーなのか。時見で頼りになる真田女史。彼女の力が使えないというのが、かなり今回のパーティーにデバフかけていると思います。
「DOUBLE」の二重で、栗井栄太と創也の二個の対決かと思いきや、「頭脳集団」
も絡んできて「TRIPLE」になるのでは。沢渡さんは、その集団の何者かだったり。
いや、単純に映画バカ3人の脚本家という線もあるか。
いかにせん、久々すぎる「都会のトム&ソーヤ」。過去作の登場人物や伏線なんかは忘れているので、新鮮ではあるけど思い違いも多々あるのだろうなぁ、と思いながら読んでいます。
さて、下巻を読むか。
Posted by ブクログ
待ちに待った栗井栄太の新作RRPG(リアル・ロール・プレイング・ゲーム)、ダブルの全貌がついに明らかに! ゲームの中にいるのに実際に小石が拾える? ドッペルゲンガーが現れた? 街に人がいない? 「そんなまさか!」の連続で何か裏があるに違いない、とついつい考え込んでしまいました。
ゲームの中から出たにも関わらず水色パジャマや機関銃を持った男に襲われて、一体どこまでがゲームなのか、どこからが現実なのか分からなくなります。ドキドキ、ヒヤヒヤが止まらなくて1度ページをめくると最後まで一気に読んでしまいました。
「ダブルの世界から脱出せよ」というのはただゲームの中でこの街から出ろ、という意味だけじゃない気がするなぁ。
自転車にすいすい乗れる創也はほんとにほんものの創也かなぁ。
いろいろ気になることがあるものの、全ては下巻で明らかに!
今回は真田女史もパーティーメンバーに加わり、新たな楽しみも♪ どうして時見の能力がなくなってしまったのか、健一との関係は何か発展するのか、真田女史にも注目です笑。
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