にしけいこのレビュー一覧

  • 都会のトム&ソーヤ(12) 《IN THE ナイト》

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    「都会のトム&ソーヤ」12巻。

    内人が書いているという体ではやみねかおるが書いていると見せかけて、内人が書いていて、いや書いているのは作者本人なんだからはやみねかおる自身がやっぱり書いているんだよな。という風変わりな感覚に陥らさせられた《IN THE ナイト》。

    究極のゲーム作りは、こういう感覚をプレイヤーに体験させたいのだろうな、と思います。

    行き過ぎると、その夢に囚われて戻って来れなくなってしまう。現実と仮想現実の区別がつかなくなってしまう危険性があるので、創也と内人は危険視されたりしているのかしら。

    自分の実力を試したい、という気持ちで12巻の執筆活動に至った内人。
    これって、作者本人の経験も反映されているのではなかろうか。というか内人の作家志望の性格については、はやみねかおる自身の経験が多分に含まれているんだろうな、と思って常々読んでいます。
    なので、12巻は自伝のような趣がありました。

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    2025年08月30日
  • 都会のトム&ソーヤ(11) 《DOUBLE》下

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    「都会のトム&ソーヤ」11巻の下巻。
    そういう手練手管だったのか、の下巻でした。よくよく思い返せば、栗井栄太の目指しているものを顧みれば、わかりそうな舞台装置でしたね。

    Q:まいつきのことばの要点を五文字で表せ。
    A:負け惜しみ。

    はい。ということで、なんとなくこういうことかな、と判明したときは既に解明編でした。幾つになっても、変に考えすぎて素直さがないので、ミステリーの謎解きは一向に上達しないです。むしろ、素直すぎるのかもしれない。

    先行きの不穏さを感じさせるENDING。いずれ内人と創也に別れの日はくるのだ、ということは覚悟はしていても、それが遠いか近いかは別として、確かな予感があると世界が違って見える。時見とは違う未来視。
    猪突猛進な脳筋タイプに見えて、実は理論派サバイバーな内人。
    冷静沈着な頭脳タイプに見えて、実は感覚派スペランカーな創也。
    この二つの個性が、いつまでも同じ方向を見ていてほしいな、と願ってやまない。一方でこの中学生の二人が経験した出来事は、彼らが別々の道を歩むことになっても、黄金時代として輝き大切な思い出として、その後の人生の糧や指針となってゆくのだろうな、という気持ちもあります。出会いと別れが人を成長させます。

    おそらく、二人の関係は二重螺旋のような形でつ空いてゆくのではないかなぁ。付かず離れずの関係で、活躍する場所は違えど、同じ夢を追いかけ同じ方向を向いている、というような。タイトルの「DOUBLE」には、そういうコンビとしての意味もあるのではないかな、と思います。

    世界を揺るがすような大事件が起こりそうな伏線も貼られてるのが気になります。
    『人はさめない夢を見る』というセリフのシチュエーション。Good Night,Have A Nice Dream.で締める人のいう「夢」ではないのだろうな、という不穏さ。勇嶺薫の方の「夢」はのかなぁ。「赤い夢」だったか。
    ワクワクとゾクゾクがおっさんになった今でも、昔と同じく感じます。
    いいよね、はやみねかおる作品は。

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    2025年08月21日
  • 都会のトム&ソーヤ(11) 《DOUBLE》上

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    「都会のトム&ソーヤ」11巻の上巻。久しぶりの内人と創也の冒険。

    究極のゲームを作りたい創也。彼のライバルで目標の栗井栄太から届いた招待状。
    アルゴシテイ内で、新作ゲーム「DOUBLE」のテストプレイを行うので、参加しなさい、だそうです。

    アルゴシティとは、製薬会社が建設した都市。トヨタのスマートシティですね。今でこそ説明しやすい例がありますが、初版は2013年なので現実的ではなかったのかな。まあ、計画や構想はあってけども、実現するには色々な制約があって難しかったのかもしれない。自治体との兼ね合い擦り合わせもあるし。小説ではよくある設定ですので、トヨタの話を聞いた時には、ついに現実が小説に追いついたのか、と欣喜雀躍したものです。その後の進展は予定通りにとはいかないようで進捗状況はあまり聞きませんが、進んではいるようなので、今後の情報に期待しています。

    「都会のトム&ソーヤ」を読みはじめた時は、現実世界で最高のゲーム体験、VRとかCGでなく、というのは夢物語かなと思っていたのですが、TVの『逃走中』とかが近しい存在なのかな、と思いました。創也の求めているものとは、だいぶ距離があるのは事実でしょうがね。
    今回、栗井栄太の新作「DOUBLE」は、着々と理想に近づいてきているのではないかな、と思います。
    現実と区別のつかないゲームではなく、現実でゲームと同じ体験をできる、という命題。グリード・アイランドを創りたいんだよな創也は。『レベルE』の方かもしれない。

    「DOUBLE」の名前の通り、現実とゲームという仮想が二重に重なり合って虚実があやふやなままアルゴシティにいる内人と創也、と他3名。クラスメイトの真田女史と健一、そして謎の美少女、沢渡絵歩。恋の三角関係なんかも匂わせつつ、沢渡さんがキーパーソンになるのだろうけど、キャストなのかプレイヤーなのか。時見で頼りになる真田女史。彼女の力が使えないというのが、かなり今回のパーティーにデバフかけていると思います。
    「DOUBLE」の二重で、栗井栄太と創也の二個の対決かと思いきや、「頭脳集団」
    も絡んできて「TRIPLE」になるのでは。沢渡さんは、その集団の何者かだったり。
    いや、単純に映画バカ3人の脚本家という線もあるか。

    いかにせん、久々すぎる「都会のトム&ソーヤ」。過去作の登場人物や伏線なんかは忘れているので、新鮮ではあるけど思い違いも多々あるのだろうなぁ、と思いながら読んでいます。
    さて、下巻を読むか。

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    2025年08月17日
  • トム・ソーヤーの冒険 (新装版)

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    トム・ソーヤーがどんな冒険をしたのか知らないので手に取った
    大人なんだけど…青い鳥文庫 小学中級 総ルビ 
    少年少女世界の名作系

    驚いたのは友人ハックがたばこを吸うところ(たばこをのむと表現されている)
    19世紀アメリカ南部、たばこは栽培しているだろうけど…ちなみにとうもろこしの穂軸に、穴を開けてたばこの葉をつめてパイプをふかすそう
    そしてトムがたばこを覚えたいといってハックとトムとジョー3人で手作りパイプでたばこを吸う…(気分悪くなり陰で吐きまくり)
    こんな場面があるとは知らなかった

    でも友達のハックが、自分によくしてくれたダグラス夫人の危機を救おうとする優しさをもっているいい子なのがよかった

    次はハックルベリーフィンの冒険を読もうと思う

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    2025年06月09日
  • 都会のトム&ソーヤ(5) 《IN塀戸》下

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    ネタバレ

    小屋の火事は果たして誰の仕業だったの?
    結局森脇さんも含めて全員エキストラだったのならやりすぎなのでは。。。

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    2025年03月09日
  • 都会のトム&ソーヤ(1)

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    小学生の姪っ子にプレゼントする前にひと読み。隠れ家、探検、暗号など子どもがワクワクする要素が網羅。楽しんでくれるといいな。

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    2025年02月23日
  • 都会のトム&ソーヤ(2) 《乱!RUN!ラン!》

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    ついに正体がわかりました。今回は謎解き探偵もののようで面白く読めました。子供はもう5巻下まで読んでいます。ネタばらししないで。。

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    2025年02月02日
  • 都会のトム&ソーヤ(1)

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    子供のために買ったけど自分が読んでも面白かった。こどもの頃に夢中になって本を読んだおもしろさがある。大人になって何か教訓を得ようとして読むのとは違い純粋に楽しく読みました。早く2巻を読み終えて渡してほしい。

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    2025年01月03日
  • 都会のトム&ソーヤ(2) 《乱!RUN!ラン!》

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    ネタバレ

    ともかくテンポが良く、読みやすく、嫌みがない。
    ただ、少し軽いかな~と思ったりもする。
    今回に関しては、特に、栗井栄太の正体について、もう少しひねって引っ張って欲しかった、とも思う。
    でも、もしかすると、巻が進めば、また違った展開があるのかもしれない。
    それでも、痛快、という言葉が一番ふさわしいかも、と思う。

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    2024年12月25日
  • 都会のトム&ソーヤ(1)

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    さくさくと読み進められて、キャラクターも好感が持てて、面白い。
    ただ、ちょっと軽すぎるきらいはなくはないが…。
    20巻を超えるシリーズのようだから、あまり重くても進まないだろうし、進むにつれて深みが増すのかな、とも思う。早めに次巻も読んでみたい。

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    2024年12月16日
  • 都会のトム&ソーヤ 21 神々のゲーム

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    ネタバレ

    所持金17円になっちゃったんじゃないの?!
    「ぼくがお金をだすことになった」もなにも、コーラ代にすらならないのでは??

    思わずツッコミ入れてしまった。

    いや、楽しく読んだけれども。

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    2024年06月21日
  • 都会のトム&ソーヤ 19 19BOX~日常~

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    シリーズ19作目。
    砦の前に捨てられていたジュークボックスを組み立て直し、そこからフィクションかノンフィクションか分からない話が8つ流される。
    パラレルワールドを思わせるような展開で、このゲームは結局夢の中で終わりなの?いやいや続きがあるよね?という感想。20巻を読んでみたい。

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    2023年11月17日
  • 都会のトム&ソーヤ(7) 《怪人は夢に舞う 〈理論編〉》

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    ネタバレ

    Audibleにて。
    学生以来久しぶりに読んだけどやっぱり面白い。
    謎はそこまで難しくないし、流石に声でクラスメイトにはバレるのでは...?とかご都合主義な部分はあるが、楽しんで読める作品。
    そして、自分が昔から好きだった作家の作品がAudibleで読めることに感動した。

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    2023年11月07日
  • 都会のトム&ソーヤ 18 未来からの挑戦

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    シリーズ18巻。
    いつもライバルとして戦っている栗井栄太やユラさんと、同じチームとしてあるゲームに挑む。

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    2023年10月10日
  • 都会のトム&ソーヤ(1)

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    思ってたより分厚い本やけど児童向けとあって読みやすくすぐ読み終わった。
    これは中学生までに出会いたかったなという感想。
    今読むとそんなご都合主義なってなるけど、当時ならワクワク出来たと思う。

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    2023年10月08日
  • 都会のトム&ソーヤ(2) 《乱!RUN!ラン!》

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    子どもに薦めようかと思い読み始めた都会のトム&ソーヤ。1巻目の方が楽しめたかな~。でもワクワクドキドキ感はあり。創也と内人の絆が深まっていく感じも良い❗

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    2023年08月10日
  • 都会のトム&ソーヤ(9) 《前夜祭(EVE) 〈内人side〉》

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    ネタバレ

    面白かったけれど、なんだかこのシリーズは進んで読もうとは思えない。続きは気になるけれど、千円以上出して買うものじゃないなぁ……。

    またどんちゃん騒ぎ&のんびりタイム。

    ついでにだけど、最近感想を書くたびにポンと書くヒントが出てくるのはなんでだろう。いらないから消したいんだけど、×マーク押しても違う本の感想書く時にはまた出てくる……表示しないようにするにはどうすればいいのかな?

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    2023年07月11日
  • 都会のトム&ソーヤ(4) 《四重奏》

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    ネタバレ

    リアルロールプレイングゲームの資金集めのため、幽霊屋敷でのロケに参加する創也と内人。テストの点数が悪く、体験入塾をさせられていた内人は、帰り道にその幽霊屋敷の窓にたたずむ少女をひと目見ることを楽しみに過ごしていた。

    いよいよロケ開始。静かで暗い屋敷を、カンペ通りにロケをしながら進んでいく。途中の昼食休憩で仮眠を取ることになった内人は、静かに眠りについた。

    この後はバタバタ大騒ぎ。バッドエンドにならないのは分かっているので安心して読める。

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    2023年06月28日
  • 都会のトム&ソーヤ(3) 《いつになったら作戦終了?》

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    ネタバレ

    文化祭を楽しもうとしている創也と内人。ところが文化祭にチンピラが乱入。会場が騒然とする。けれど実は、本当の乱入者はチンピラではなかった。チンピラを裏で操る黒幕は……?

    卓也さんや創也と協力しながら、内人は学校を救うため活動する。

    黒板をひっかく音はキツイ。さすがに想像するだけで寒気がした。

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    2023年06月28日
  • 都会のトム&ソーヤ(2) 《乱!RUN!ラン!》

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    ネタバレ

    一巻が面白かったので買ってみた。

    今回はクリイエイタからの誘いの手紙が……。連休を利用し、館で他プレイヤーと戦う。

    かと思いきや、実は他プレイヤーはクリイエイタだったことが発覚。クリイエイタは個人ではなく、グループ名だった。クリイエイタの秘密を暴いたことで創也と内人はクリイエイタに「ぎゃふん」と言わせ、クリイエイタの創也たちへの敵対心に大きな火をつける。

    それからまたどんちゃん騒ぎだったけれど、最後に、クリイエイタは傘を貸してくれるほど親切でしょうか?という問いには吹き出してしまった。ノー!という言葉とともに館から締め出され、ずぶ濡れになりながら帰っているところを卓也さんのダンプの音がする。それからたんこぶが生成された。

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    2023年06月28日