にしけいこのレビュー一覧
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小学生、中学生ぶりに読みました!
今までに何度も何度も読んでいるお気に入りの1冊です。
本当に読みやすくて、年齢関係なく楽しめる作品。
内藤内人君の、あらゆる物を活用できるサバイバル能力が本当にすごいし、憧れてました!
ただ楽しんで読めるだけでなく、知識も身につくから一石二鳥ですね!
シリーズものなので、本当に内人君と創也君と冒険してるみたいな感覚になれる気がします。
サクサク読めて、テンポも良いし、真逆な2人の関係も本当に面白いです。
いつ読んでも、「都会のトム&ソーヤ」シリーズに夢中になっていた小学生時代を思い出して懐かしくなります!
あらすじ
冒険の始まりには、こんな三日月の夜こそふ -
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ネタバレ49年前に、厄子(やくすい)がかいたM大学の文芸部誌に、「護堂を待ちながら」という 作品が掲載された。 その小説の中に49年後、召喚の紋様(五芒星、表紙の星模様)を書いたらリセットしに行くとかいてあり、護堂をまちながらゲームをしている描写がきっかけで、そこから毎年大学の学祭で、各種団体がゲームを出品するゲーム、コンテストが慣例になった。
その大学の学祭で、南北磁石と栗井栄太にそれぞれゲーム作りの依頼が来た。
どちらともコンテスト1位にはなれなかったが、そのゲームコンテストの裏でプランナが動いていた。
浦沢ユラと北条夏音の2人で大勢の人数が一斉に五芒星を書くように仕向けたり、AIに南北磁石の -
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ネタバレ内藤内人は小2の時にタイムカプセルを埋めた山が再開発されるため掘り出しに。竜王創也は、その再開発する山の下見と山の中にある屋敷のリノベーション考案をしに、偶然同じ山に登る。
しかも、また偶然にタイムカプセルが埋まっていると考えられる屋敷に内藤内人が侵入。竜王創也は、屋敷を埋蔵金探しのできるアミューズメントパークにリノベーションし、お客さんが楽しめるようにブービートラップをしかける。
お互いが どこでなにをしているのか分からない状態で偶然同じ場所で対決する形になった。
結局、竜王グループに潜み竜王創也に直接リノベーションについて説明と現場同行した職員がプランナで、ブービートラップを命をおと -
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ネタバレ主人公2人がゲーム作りなどをする場所、砦。
その砦のまえに散らばっていた部品を組み立てたら、壊れていないジュークボックスができた。
ジュークボックスを再生すると8つの物語が流れた。
音痴な浦沢ユラ、小学校の時から共感覚があるウイロウ、竜王本社ビル屋上に畑を作って農作業をすることがストレス発散になっているが たまに刀持参の重要会議がある竜王グループ会長の総乃、とある民俗学者とともに謎をとく真栗、バイトをするために人間離れしたストレッチをする梨田、捏造など関係なしに番組制作をする堀越の父、単発バイトをくりかえす創也の父、ニュースキャスターにチャレンジするナオコの物語だった。
その物語のなかに -
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ネタバレ作者公認の「大きく物語が動いた」か。プランナの正体はAIのようなものから指示を受ける者達の総称。今回コクヤは内人を騙して五芒星を完成させ人類が醒めない夢を見ることを防ごうとした。そして、それに対して内人を操る「神」が存在する。ようやく、満を持して、明確に敵がわかったような気もする。加護妖はどっち側だ?妖は何とかして内人をゴールさせようとしてた。直進に拘ってたのも妖だった。妖はコクヤ側?スリップのことも知ってる「神」ではないのか?それとも「神」とは別のプレイヤーのアバターとか?コクヤや妖は対戦相手のアバター?
都会トムシリーズともしばらく会えなくなる。ピリオドを打つには確かにここが良いだろう -
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ネタバレ内藤内人と竜王創也がつくった「夢幻」をプレイする物語だった。竜王グループがつくった街の木造中学校で行われた。
ゲームをつくった2人を始末しようと接近する通称「ネズミ」が竜王グループにいたり、亡くなった唯一の家族を思い出の木造中学校に埋め、穏やかな日々を送っていたのにゲームで使うといわれ、それが嫌で木造中学校を爆破して自分と一緒に死のうとする人がいるなど、ハラハラドキドキした。
また、竜王創也の父親がゲームに参加したのには驚いた。
プランナの時見が言っていた、「人類は覚めない夢を見る」。今回のARを使ったRRPGで、それが現実で起こりそうで怖かった。