中田考のレビュー一覧
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イスラム、ユダヤ教に関する討議はもちろんとても勉強になったし面白かったのだけど、現在のアメリカ主導のグローバリズムに関する話が特に面白かった。
今の英語教育、グローバル化というのは結局日本が繁栄する手段というよりアメリカ主導の資本主義の中で個人プレーでどう成功するかの手段にすぎない。わたしもなんとなくグローバル人材という耳触りの良さで英語を勉強したりや海外勤務を希望したりしていたのだけど、自分が目指していたものは一体何なんだ??と考えさせられた。
もう少し自分の働き方というか、行動の軸を詰めて考えたい、と思わせられた本だった。内田樹の本ってだいたいそうなるんだけど。 -
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非常に面白い。イスラーム学の第一人者、中田考と内田樹の一神教問答。イスラム教とキリスト教、ユダヤ教の共通点と違いがわかるとともに、イスラム、西洋諸国、日本などの国の成り立ち、文化、歴史、政治、関係性等々が見えてくる。
P48で中田氏が「日本では「ケチ」と言う時、強欲と吝嗇を分けませんが、イスラームにおいてはまったく違う概念なのです。強欲なのは構わない。しかし吝嗇は最大の悪口なのです」と発言したのに対し、「内田氏は嫌煙という発想は本質的に吝嗇の文化」と話を展開する。
なるほど、日本も煙草を分け合うような文化から西洋風に変化してしまったけれど(領域国民国家)、イスラムは今も共有の文化なのだ。
P92からの「日本とユダヤの意外な関係」も目から鱗。1900年ごろ、ニューヨークの銀行家ジェイコブ・シフは、ロシアで行われていたポグロムについてロシア皇帝に恨みを抱き、当時ロシアとの開戦に備えて戦時公債の引き受け手を探していた高橋是清と会ったことを奇貨として日本を財政的に支援してロシアを打倒しようと考え、実行したという話。シフと世界のユダヤ人の金融のネットワークの支援で合計二億ドルの戦費を調達できたことで、日本は日露戦争に勝てたのだという!
最後に中田氏はカリフ制の再興を主張。1924年にオスマン帝国が解体し(カリフ不在となった)、伝統的なイスラームのあり方を捨てたたことにより、かつてあったネットワークや共生の感覚、施しの精神がうまく発揮されず、国家間、派閥間の争いや貧富の差ばかりが助長されることになったという。そこでカリフ制を復活させ、すべてのムスリムが一つの神による一つの法に従うことによってムスリムとして生きる――その秩序ある生き方を蘇らせたいという。 -
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目からウロコでした…ってわたしはキリスト教徒じゃないですけど。
イスラムに対する考え方がすごく変わった。そしてグローバリゼーションはアメリカの推し進めるビジネス的な戦略であるということも。
今英語で授業する学校に勤めてる。日本人なのに英語で授業してる。すごく違和感なんだけどね。まぁそういう学校があってもいいと思うの。
たださ、思うのはなぜ彼らが英語を身につけるためにこの学校にいるかってことなんだよね。
痛いこと書いてあったな。同年齢集団からアドバンテージを取るためであって、インターナショナルな人間を育てるためではないと。目的はひたすらに内向きであると。
少数の子はきっと目的を持っていたり、最初は目的なんかなくても外向きな考え方に変わっていくことのできる子たちだと思う。でもきっと違うんだよね大部分は。私たちはそれをどう引き上げていくのかっていうのが課題になるんだと思う。
私の目指すところっていうのが不明瞭で。そのためのヒントをもらえたって気がする。「真の国際人を育てるということ。」っていうか。互いの違いをしっかり認め合うことができる。自分のできることを人のために貢献できるような人間に育てる。
そのことが主軸になっていくのかなと、ちょっと思った。 -
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ネタバレ初めはこの本は、中田考さんの生い立ちから改宗までの半生を綴った自伝のようなものかと思っていたけれど、(もちろんそういう内容も含まれているけれど)それだけではなくて、イスラームの信仰や生活・文化と思想の精髄が非常にわかりやすく端的に紹介されている。
イスラムのことをよく知らなくても面白く読める本だと思う。
「残念なことに、日本人に伝えられているイスラームは、解放の教えとしての真のイスラームではなく、イスラームを覆い隠すノイズ にすぎない堕落したムスリム社会の因習、スキャンダルばかりです。そこでは本来イスラームでないものがイスラームとされ、イスラームが人間をさらに束縛するというイメージが再生産され続けています。そのような根本的誤解を解くことこそ、私がこの本を書いた理由です。なぜ私はイスラーム教徒になったのか。この本の中で、私は自らの人生を振り返りつつ、イスラームとはなんであり、ムスリムであるとはどういうことなのか、そしてイスラームを通して見た世界がどのようなものであるかを述べていきたいと思います」。(序文より)
本を読んで、これまで持っていた中田考さんに対するイメージがガラッと変わった。思っていたよりも全然普通で、とても実直な方。
そしてこの本を読んで、中田考さんについて私が思ったことは、
「中田考さんは、学者であると同時に、世界平和の実現を強く願うひとりのイスラム教徒・ひとりの人間である」ということ。
著書の冒頭で、イスラム学者としての自らの役割について、以下のように述べられています。
私の中にはイスラーム世界と日本人に向けて、二つの異なった目標が生まれました。イスラーム世界に対しては、アッラーへの絶対服従を目指して精進する求道者たちと共に、イスラームの理想を裏切る現状を改革する道を学問的に明らかにする。日本人に向けては、ムスリム世界では善人も悪人も賢者も愚者もだれもがムスリムであること、つまりムスリムであることは限りなくやさしい、ということを伝える。この二つが、ムスリムの親を持たず、みずからの意志でムスリムになり、イスラームについて学んできた私の役割だと思っています。
難しい表現もなくとても読みやすい本なのだけれど、内容はとっても濃い。
私が持っていたイスラームに関する様々な疑問に対する答えが短い文章の中にたくさん詰まっていた。
具体的には、
・「ハラール認証」について。何がハラールで何がハラームなのか。
・サラフィー・ジハード主義(超厳格・保守主義)の人々についてとその論理
・スーフィズム(イスラム神秘主義)についてとその論理
・シーア派とスンナ派の共存は可能か
・イスラーム世界の混乱をおさめ、さまざまな問題を根本から解決するための「カリフ制再興」の必要性・「アラブの春」がもたらしたもの
・湾岸戦争から始まった負の連鎖。9.11、アラブの春、イスラム国台頭まで。アメリカがしてきたこと。
・ムスリムが安心して生きることができる環境が実現されない限り、世界の中に居場所がないムスリムを引き寄せるイスラム国のような運動は無くならない、ということ。
・イスラームと、他の宗教との共存の可能性ついて。
・日本人がイスラームを学ぶ意味etc...
そういったさまざま問題に対する考察や、現実的で具体的な解決策がたくさん述べられている。
これまでどの本を読んでもニュースを聞いてもわからなかったり、納得できなかったことがここにこんなにわかりやすく書かれていただなんて。
目から鱗。なんだか感動して、目頭がじーんと熱くなってしまった。
著書の中で述べられている、
“人と文化、お金や物が国境や関税なしに自由に行き来することができる夢の世界”
不可能ではない。
生きているうちに、そんな世界を見て見たい。
心からそう思う。
今、中東の国々やそれ以外の国も含めたイスラーム世界は、大変混乱した状況にある。
世界中から流れてくる物騒なニュースや悲しい事件は、何かしらイスラムに絡んで報道されているものが多い。
シリアやイエメン、アフガニスタンなど、世界中で起きている紛争やテロ。ロヒンギャ問題も、ウイグル人弾圧も、チェチェンのことも・・・みんなイスラムが絡んでいる。
けれど誤解してはならないと思うのが、どれも根本まで辿って行けばその問題の原因の多くはイスラーム以外のところにある、ということ。
「過激派」と呼ばれる人たちの振る舞いも含めて、いまイスラーム世界で起きていることのほとんどは、じつはイスラームではないということです。いまこの地上にイスラームが実現されている国は一つもありません。私はイスラーム学を専門としており、みずからもムスリムですが、私も含めて、いまムスリムがやっていることはすべてイスラームに反しています。
今日のイスラーム諸国は国家という枠にとらわれ、政府をはじめアッラー以外の無数の権威やイデオロギーに従属させられています。
そしてイスラームの問題という表面的なものの裏側に、もっと大きな別の問題が隠れているということ。私たちがニュースで聞く「イスラーム」は、西洋の価値観を通して見た、イスラームを外側から見た一部分にすぎない場合が多いということを知っていなければならないと思う。
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先生は、この他にもイスラームに関する本をたくさん書かれている。
「イスラーム入門 文明の共存を考えるための99の扉」「日本一わかりやすいイスラーム講座」といったイスラーム入門本から、「一神教と戦争」「イスラームの論理」「カリフ制再興」「イスラーム法とは何か」といったイスラームに深く踏み込んだ本まで。
この人の書いた本なら、なんでも読みたい。
そう思った。
それと同時に、先生以外にも、他のイスラム学者やジャーナリストが書いた本も読んでみたい。学者によって主張が異なるのは当たり前。
ひとつの意見だけではなく、批判的な側面から書かれたものも含めて、様々な角度からイスラームを考えたいし、そうすることでイスラームを多角的に深く理解して行ければ良いと思う。 -
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イスラーム入門とかを書いてる人の本。
イスラムでは、存在するだけで神から承認されているものとされる。
進行し、神に承認されていれば承認欲求はなくなる(?)
わからないものがあると教えるために古典があった。
今の教育は、わかってもいないのにわかっていると感じさせてしまうからバカを量産しているだけ。
民主主義はどこにも存在しない。あるのは制限選挙寡頭制。
ニュースにして騒ぎ立てるからテロが起きる。ニュースにしなければ誰もやらない。
何をしたいか=快感原則
何ができるか=現実原則
何をすべきか=超自我
自己認識が、ずれている人がバカ。
自分をヘビだと思っているみみずがバカ。バカだから不幸になる。
あなたに辞められたら困ります、は褒め言葉じゃない。自分に代わる人間を育てられなかったという意味で有害な人間。
この人に言わせると8割の普通の人はバカで、残りは狂ってる人。笑
言葉を暴力に変換する回路を自分でつくっているからそうなる。
なんかすごく横暴な本な気もするけど笑、あなたはできる、人とは違う価値がある、と言われ続ける類の本に比べてなんか発想が自由に(この本では、制限のない自由なんかないって書かれてるけど)なる気はする本。
なんか言ってるようで何も言ってないものよりはだいぶ良い。 -
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世間一般に流布しているバカの言説を一掃してくれます。
一読しただけでは消化しきれませんが、すごいことを言っているのは分かる。
読後感としては、心がふわっとして、楽になります。
イスラームの考え方に則り、現在の日本に蔓延している、ミミズに向かってお前はヘビだと言うような、バカを生み出す言説を打ち砕いてくれます。
社会という枠組みで考えるから、自己啓発のような勘違いが生まれる。
宗教という枠組みで考えると、答えはないだから、人間に生きる資格や生きる権利など初めからなく、がんばらなくてもいいということがよく分かります。
大ヒットとなった「君たちはどう生きるか」に関して、かつては、そこで語られるような自己啓発的なものが少数派だったから成り立っていたが、今はかつての多数派の言説であったものが少数派になっており、逆にそちらのほうがコペルニクス的になっている。
だから、諦めて、長いものに巻かれるのが、大多数のバカにとっては幸せなのである。
本書の中では、「ツイッター」「ONE PIECE」「男はつらいよ」「キングダム」「宇宙兄弟」など、サブカルや漫画についての言及も面白いです。
みんなちがって、みんなダメなのだから、自分の身のほどを知って生きることが今の時代には大切です。
自分が何をしたいのか、自分は何をできるのか、自分は何をなすべきか。
自分の身の丈に合ったことをなせばよいことが分かり、心が楽になる一冊です。 -
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北大生のシリア渡航計画、ISIによる湯川遥菜さんと後藤健二さんの
拘束・殺害事件で一躍注目を浴びたのが本書の著者である中田孝氏。
東京大学文学部イスラム学科の一期生であり、そのかなで唯一イスラム
教徒になった人。勿論、日本でも有数のイスラム法学者である。
その中田氏が宗教に対する知識のない人にも分かりやすくイスラム教を
解説している。
日本ではいわゆる「イスラム原理主義者」や「イスラム過激派」と称される
人や組織が報道されることが多いけ。しかし本来、イスラム教徒は寛容の
宗教だと思うんだ。
中世の十字軍だってキリスト教徒側が勝手に「異教徒征伐だぁ」って意気
込んで始めた。イスラム側としては寝耳に水だったはずだよね。だって、
キリスト教と違って宣教活動はしない宗教だから、キリスト教徒を勧誘した
なんて事実はないんだから。
スルタンが君臨したオスマン・トルコだって基本はイスラム教の帝国では
あったが、他の宗教も弾圧はしないとのゆるい姿勢だった。でも、スルタン
直属のイエニチェリ軍団は怖いけど…ボソ。
まぁ、イエニチェリ軍団の話は置いておくとして。だから、原理主義者や
過激派の行動には違和感を覚えていた。いや、それほどイスラム教に
詳しい訳じゃないんだけど、アラーさえ信じていればいいってのが基本
なんじゃないかと思っていた。
本書はそんな私の漠然とした感覚を裏付けてくれた。「剣かコーランか」
は間違いで、「剣か税かコーランか」なのだそうだ。税金さえ払えば異教徒
でも改宗する必要はないのだとか。
「剣かコーランか」じゃ随分とニュアンスが違っちゃうよね。改宗を迫って
いるように聞こえるもの。寛容さまるでなしになっちゃう。
それにジハードの解説。ここだけでも読む価値あり。原理主義者や過激
派の口にするジハードが、本来のジハードといかにかけ離れているか
が分かる。
「ジハードとは、イスラム教徒一人ひとりの心の戦いなのだ。イスラム教徒
でも誘惑に駆られることはある。たとえば、酒を飲みたいとか、たまには
羽目を外してみたいとか。そんなとき、堕落しそうになる自分を諌める心の
戦いが本当の”ジハード”だという。己との戦いなのだ。銃で撃ちあい、自爆
テロで敵を倒す戦いなど、決して聖戦と呼ばれるものではない。」
既に亡くなって久しいが、アフガニスタン北部同盟の最高指導者だった
マスードもジハードに関してこんなことを言っていたんだよな。
尚、本書ではISに対する見解も掲載されている。ISとのパイプを持っている
中田氏だが、あの組織に対してはかなり否定的な評価をしている。
一部の暴走したテロリストたちと、一般のイスラム教徒の方々を混同しない
為にもイスラム教の基本を知る為に押さえておきたい1冊だ。 -
Posted by ブクログ
いや~おもしろかったわ。この人のことを知ったのが、3年ほど前のISにより邦人男性が殺害されてしまった時。その時は「なんとも怪しげな人だな」」と思っていたが、どんな人なのか興味が出てきてググったりしてみた。
その後、偶然自分が欠かさず聞いているMBSの「辺境ラジオ」にゲスト出演。その時初めてまとまった話をこの人の口から聞いて、その話し方と内容から「ちゃんとしたクールな学者(ムスリムの)」 とわかり、著書を何冊か日本に行ったときに買ってきた。
カリフ制の再興とかはよくわからないけど、言っていることは筋が通っている。現実的でありつつも理想をちゃんと語れるナイス・ガイだと思う。
人の移動を制限しない、社会が実現されたらなんと素晴らしいだろうか、と思わずにはいられない。 -
Posted by ブクログ
[次なる潮流へ向けて]国家やイスラームを中心とする宗教について2人の専門家が縦横無尽に語り合った作品。次世代の共同体を担保するシステムやネットワークはどのようなものであるべきかについて、新鮮な議論が交わされています。対談者は、哲学者のエマニュエル・レヴィナスを集中的に研究した思想家の内田樹と、大学四年生のときにイスラームに入信した学者の中田考。
イスラームの政治動向について、積極的に1人称を用いて語ることのできる数少ない日本人である中田氏の考え方は、多くの日本人にとってイスラームのある側面を解する際に非常に有意義ではないかと思います。また、反グローバリズムという点で中田氏と共鳴しながらも、日本人という視座から国民国家の持続を希求する内田氏のポジションが、中田氏に対する迎合でも拒絶でもない微妙なスポットに会話を落とし込んでいる点も読み応えがありました。
〜西欧のキリスト教は結局政権に関わるんです。なぜかと言うと、彼らの政教分離の原点は、「世俗」と「宗教」の分離ではなく、「国家」と「教会」の分離だったからです。〜
めっけもん的な新書でした☆5つ -
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■ジハードはイスラームを驚かす異教徒に対する戦いであり,ムスリムの義務とされる。
■ワッハーブ派の創始者であるムハンマド・イブン・アブドルワッハーブは,イブン・タイミーヤから大きな影響を受けた
■一般にイスラーム原理主義とみなされるサラフィー・ジハード主義は,イブン・タイミーヤから始まったといっても間違いはない。
■サラフィー主義とはクルアーンとハディースに基づいた初期イスラームの時代への回帰を目指す立場。
■スンナ派はハナフィー派,マーリキー派,シャーフィイー派,ハンバリー派の四つの法学派に分かれるが,サラフィー主義はこうした法学派が生まれる以前のイスラーム世界を理想視する。
■田中智学が唱えた「八紘一宇」は法華経に対する信仰を中心として世界を統一するという遠大な理想 -
Posted by ブクログ
ネタバレイスラム教、ユダヤ教、キリスト教が広まった土地の背景と考え方の違いなど、なるほどと思うことがたくさん。
荒野の宗教であるイスラム教、ユダヤ教が他者への喜捨を重視するのは、そうしなければ、相手が死んでしまうから、一方でキリスト教は農耕と結びついたので、自分のテリトリーを守ろうとすること、など納得。グローバリズム=「アメリカスタンダード」であり、イスラムという他の文化背景を排除することが、資本主義には都合が良い、という件にはハッとしました。同時に読んでいるエーリッヒ・フロムの「愛するということ」にもこの資本主義的グローバリズムについては同じ観点があり、人間の思想は50年たっても変わっていないということに驚いた。