切符のレビュー一覧
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テオドール殿下のかけてくれる言葉が優しくて、ジェイド殿下もこの時点ではいい人に見えるし、どちらがお相手となるのだろうと初読み時は思っていた。贈り物の記憶との違いが、重要な情報のよう。
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ネタバレ 購入済み
推理もの好きさんに特にお勧め
実は分冊1だけ読んだ時点では星1か2でした。導入部がどうしても仕方ないのかな、という型どおりだし、残虐非道って言葉がチョイス違うのでは(大げさすぎて、ほんとに言葉通りだったらここにいる令嬢が無事じゃすまないよね)と思ったし。2話まで行くと単純な話じゃないのが見えてきます。
そして、原作読んでみて
それは予想しなかった、と驚いた、あ・そ~いうことだったの!というピースがピタっと合った爽快さを味わえます。色の違いが重要なカギになるので、違和感は大事に。明るい心理状態のお話ではないのでそこは好みはわかれると思いますがミステリー謎解きとしては満足。コミックはまだ途中なのでまだ星は控えめで4で。 -
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まさかの異世界召喚仕返し。
幼少期のヒロインは異世界召喚されてこの世界に来たのに思うような聖女の力が出なくて落ちこぼれの烙印を押されていました。
それが、ヒーローの並々ならぬ執着から元の世界へ召喚し返され、本当の聖女になります。
ついてきた猫にも何かあると思っていたら、ホントに意味がありました。
早いうちからそうではないかと思わせる感じでしたけどね。
もしかして、このお話は続きますか? -
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何ともアッサリとした冒険譚と呼んで良いのか迷う作品ですが、本作の主人公アシタにとっては紛れもない冒険の記録なのでしょう…。
ダンジョンの直ぐ傍の書店で、旅に出てしまった店長から店を任されているアシタ。
本が売れれば好かったのでしょうが、この世界の冒険者たちに読書家は居なかった様で…。
書籍を売るのは半ば諦めて、情報を売る事にしたアシタ。しかし、情報は人伝で共有され…。
古代エルフ文化史書という超貴重書籍を餌にされ、ダンジョンに新たな発見された謎空間の遺構へと付き合わされる事に。
読書とは、著者の残した感情・言葉・人生を受取る事。
これまで多くの書籍を読んできたアシタは、読む側ではなく伝える -
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前半は★10くらい面白い
後半の感情論戦とか泥試合とかはスタイリッシュじゃないから程々にして欲しかった
そういう展開が長いと読者は感情が引っ張られてストレスになり、その後好展開しても既に感情移入拒否で斜め読みだから楽しめない。
この作品に限ったことではないけど -
Posted by ブクログ
俺ガイルアンソロジーの1冊目。
雪乃に焦点を当てたお話が6作品載っている。
どのお話もキャラに違和感がなくてさすがプロだなあと思った。
いやまあ、俺ガイルのキャラはどれも明確に個性があるので書きやすそうではあるけれど。
個人的には2話目の将棋における八幡の悪辣さが如何にもと思ったし、航先生の雪乃のお父さんの話には涙が禁じえない^^
個人的に一番印象的だったのは、5話目の社会人になった雪乃の職場の話。どこか知ってるようなキャラがお約束だけど、雪乃の考え方や行動がなんとも本編からの成長と懐かしさを覚えて良かった。
まあ、その世界線では八幡との仲はアレみたいだけど。
次のアンソロジーも楽しみ。 -
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一巻で綺麗にまとまった作品です
SAOシリーズは一巻が最高だったという古い考えの人間です。
この作品はあの名作に似たところが多く感じました。
共通点が何かとは言いませんが、あの時感じた満足感を再び感じさせてくれる作品です。
端的に内容を表すと、魔法国家の最終兵器と科学国家の最終兵器がやり合う物語です。
タイトルの通り、二人が主人公です。
どちらかに片寄ることなく、均等に、そういう意味では稀な作品です。
永遠と続く戦争を、一巻という短い中で、しっかりまとめあげた構成力は一見です。
戦争という終末的なテーマでしたが、過激表現は無く読みやすかったです。
戦争の醜さに、ラノベらしいボーイミーツガールの物語を添えて、突