中野雅至のレビュー一覧

  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~
    霞ヶ関のキャリア官僚が大学の准教授になるまでの険しい道のりを綴ったエッセイ。何度失敗してもめげないメンタルには脱帽する。ただ、人やネット、本をもっとうまく利用して情報を集めれば(彼の専攻は応用情報科学である)、もっと効率よく就活できたんじゃないかとも思う。注意してほしいのは、これは人文科学系の特定の...続きを読む
  • 公務員大崩落
    まぁそうなんでしょう。そうなるんでしょう。感覚は同じ。

    公務員は人じゃないと思われてるか、カテゴリーが便利だから事あるごとに使われてるか。

    使ってるほうは後者だし、受け取っているほうは前者なんだろう。
  • 格差社会の世渡り 努力が報われる人、報われない人
    格差社会論の第一人者だけあって、「ワーキングプア」、「高学歴ノーリターン」という独自の分析は面白い。
    最終的には処世術まで説いてた。

    全てに納得はできないけど、格差社会での生き方については色々と考えさせられた。
  • 「天下り」とは何か
     いわゆる「天下り」問題について述べた本。この本で特に問題とするのは、キャリア官僚のうち、課長や企画官以上のポストにつく人が関連法人などに再就職する天下りで、これは全退職者(約1200人)の約6割にのぼる。

    興味深い記述
    ・天下りは国交省、厚労省など産業界との繋がりが深く、関連法人の多い官庁に多く...続きを読む
  • 「天下り」とは何か
     いわゆる「天下り」問題について述べた本。この本で特に問題とするのは、キャリア官僚のうち、課長や企画官以上のポストにつく人が関連法人などに再就職する天下りで、これは全退職者(約1200人)の約6割にのぼる。

    興味深い記述
    ・天下りは国交省、厚労省など産業界との繋がりが深く、関連法人の多い官庁に多く...続きを読む
  • 格差社会の結末 貧困層の怠慢・富裕層の傲慢
    [ 内容 ]
    「格差」は政策によって生み出された人工的なもの(=政災)か、それともグローバリズムに身を任せた自然な結果(=天災)か。
    今後、格差社会が深刻化するにつれ、犯人探しが大きな論点になってくる。
    格差が容認される社会から一転、多くの国民が格差に憤りを感じる日は訪れるのか?
    異色の元キャリア官...続きを読む
  • 3ヵ月回転勉強法
    ※かなりネタバレレビューかも。

    本屋でサラッと流し読みした程度だが、今のわたしにとってためになることが多かったので、近いうちに購入予定。



    ●大学のなどの授業は3ヵ月スパンであることが多い。
     →そこで独学でも3ヵ月をめどに勉強。

    ●(3ヵ月のスケジュールの例)

     2週間:新書で相場観を得...続きを読む
  • 格差社会の世渡り 努力が報われる人、報われない人
    [ 内容 ]
    所得や教育の格差が拡大している今、なぜあなたの努力は報われず、要領がよく自己アピールに長けた人のほうが評価されるのだろうか。
    それは、格差社会の勝敗を決しているのが「見た目」だからだ。
    自分の考えを上手にアピールできる人は、社会を生き抜く上で重要なコミュニケーション能力にも秀でている。...続きを読む
  • 3ヵ月回転勉強法
    短期間で小さく学ぶを繰り返し、3倍速で吸収
    テーマを決めて3か月、じっくり勉強する方法
    中だれせずに3か月使い切る攻略術
    3か月回転勉強法を応用して試験に受かるテク
    ずっと勉強し続けることが成功の必須条件

    無理せず、少しだけ背伸びして勉強を続けていく方法としてはいいかも。
    勉強したいけど、何をしよ...続きを読む
  • 公務員大崩落
    民主党政権になって、これから公務員はどうなってしまうのか。
    官僚が気の毒になった。
    国民の支持を得たいだけの政治家やマスコミ、そしてその情報を鵜呑みにしている多くの人々。みんな情報に対して受け身になるだけじゃなくて、もうちょっと自分で勉強してほしいなーって思う。実態を知ってほしい。
    勘弁してくれ(笑...続きを読む
  • 公務員クビ!論
    先ず隗より始めよ。人事院勧告制度で民間とバランスをとっている公僕である公務員の処遇があまりに下がると、日本の労働者の価値、能力まで下がってくる。公務員の給与を下げることより、民間をどうやってあげていくかが大切だと思う。
  • 3ヵ月回転勉強法
    ・まず、新書を数冊読んで全体観、相場観をつかむ
    ・試験は基本的に受かって欲しいと言う思いで作られているため、基礎だけで半分以上はわかるように作られている。
    ・試験がなくても期限を決める。

    ・広く浅い勉強で、ゼネラリストのスペシャリストに。
    ・テーマを心に持つだけでアンテナが立ち情報に敏感になる。
    ...続きを読む
  • 公務員クビ!論
    さてさて、今日の日経新聞にも出ていましたが
    日本のM&Aが増えているみたいですね。

    そんな中で、市町村などの合併もよく聞くなぁと
    思いませんか?

    両方ともコストカットが目的の一つだったりすることも
    あると思っているのですが、民間企業の場合
    ○○人カットとか公表していると思うのですが
    公務員の場合...続きを読む
  • 公務員クビ!論
    過激なタイトルほど中身は過激ではない。

    ただ,真面目に仕事をしてる公務員としては,
    声を大にして言いたい事をきっちり押さえててくれてるので,
    ちょっと気持ちいいかも・・・。

    これから,日本はどうなっていくんでしょうか。
  • 公務員クビ!論
    公務員の現状や展望を手軽に知ることができる本。筆者は公務員出身だが、単なる公務員擁護本ではないと思う。
  • 公務員クビ!論
    2008/2
    従来にありがちな公務員バッシングの視点でなく、公務員制度の長所を評価しつつも今後のあり方について建設的に語られている。全てに同意することはないが、このような視点で公民格差などを語るのは良いと思われる。
  • 格差社会の結末 貧困層の怠慢・富裕層の傲慢
    格差がマスコミで取り上げられるようになって久しいですが、この本は、格差を是とするでも、非とするでもなく、冷静に分析し、これから格差社会はどうなっていくのかを、様々なデータを基に予測しています。

    一昔前の日本は、大きな政府であって、あまりにも平等を重視しすぎたために、様々な問題を抱えていました。そこ...続きを読む
  • 食える学歴~親・官僚・大学教授の立場から見つけた真実~
    今から10年前に発刊されたので若干ズレは生じるが読んでてためになる。

    自分のためというよりも子供のためにどのような勉強をさせてあげるのが1番子供のためになるか親は観察して子供のことを分かってあげるのが大事だということ。

    勉強、スポーツ、社会勉強を満遍なく取り入れることが大事。
  • なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?
    主観的、経験に基づく論説が多いが、そもそも全ての若者に当てはまるものではないし、傾向として捉えるように読んだ。スマホの登場が与える影響は間違いなくあって、それは若者だけではなく、現役世代全般に言える事。それ以外にもエポックメイキングな事象やテクノロジーに受ける影響は、やはり若者に限らない。ただ、会社...続きを読む
  • 財務省支配の裏側 政官20年戦争と消費増税
    政と官の関係の歴史・変遷は興味深い。ただそれ以上のことは余りにも散漫で「だからなんなの」としか思えない。筆者は財務省陰謀論を唱える人に読んで欲しかったんだろう、そんな単純なもんじゃないよという思いは伝わる。