中野雅至のレビュー一覧

  • テレビコメンテーター 「批判だけするエラい人」の正体

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    コメンテーターをやった経験をもとに、コメンテーターについて整理して書かれた本。基本的にデータとかではなく、筆者の感覚をもとに書かれているが、文章の書き方がうまいからなのか、そういうもんなんだろうなー、と納得させられる。橋下大阪市長に批判を受けたことから書き出しは始まるが内容的にはあまり関係ない。

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    2013年05月23日
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法

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    官僚について書かれた本を初めて読んだので、
    とても楽しかったです。

    キャリアとか、ノンキャリアとか、
    よく言う表現だけど、いまいち、わかっていなかったし、
    そう言う何となく勝手に理解していた官僚というものを、
    ある程度大雑把にですが、わかれてよかったです。

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    2013年04月14日
  • 財務省支配の裏側 政官20年戦争と消費増税

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    第6章「政官共倒れの後にくる政治カオスと国家破産」が面白かった。財務省うんぬんよりも閉塞した社会の情勢が「大政翼賛」的な「空気」を「醸成」しているという分析。
    216ページの「日本全体で『漠然とした神風頼み』という意識が年々強くなっている」というのは僕自身も「宝くじくらいしか生活改善を頼るところがない」みたいな感覚に近いものを感じる。

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    2012年08月24日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    霞ヶ関のキャリア官僚が大学の准教授になるまでの険しい道のりを綴ったエッセイ。何度失敗してもめげないメンタルには脱帽する。ただ、人やネット、本をもっとうまく利用して情報を集めれば(彼の専攻は応用情報科学である)、もっと効率よく就活できたんじゃないかとも思う。注意してほしいのは、これは人文科学系の特定の分野の話だということ。とくに自然科学系の分野では参考にならない。それでも、こういう人生があることを示したという点では良い本だと思う。巻末には自分がこれまで受けて落ちた大学名がリストアップされている。

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    2012年01月17日
  • 公務員大崩落

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    まぁそうなんでしょう。そうなるんでしょう。感覚は同じ。

    公務員は人じゃないと思われてるか、カテゴリーが便利だから事あるごとに使われてるか。

    使ってるほうは後者だし、受け取っているほうは前者なんだろう。

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    2011年11月03日
  • 格差社会の世渡り 努力が報われる人、報われない人

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    格差社会論の第一人者だけあって、「ワーキングプア」、「高学歴ノーリターン」という独自の分析は面白い。
    最終的には処世術まで説いてた。

    全てに納得はできないけど、格差社会での生き方については色々と考えさせられた。

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    2011年10月22日
  • 「天下り」とは何か

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    ネタバレ

     いわゆる「天下り」問題について述べた本。この本で特に問題とするのは、キャリア官僚のうち、課長や企画官以上のポストにつく人が関連法人などに再就職する天下りで、これは全退職者(約1200人)の約6割にのぼる。

    興味深い記述
    ・天下りは国交省、厚労省など産業界との繋がりが深く、関連法人の多い官庁に多く、防衛省など関連法人が少なく、新しい省庁には少ない。また、環境省には上の定義にあてはまる天下りは存在しない。

    ・発生の背景
    50歳前後での早期退職慣行、年次主義(同期横並び昇進)、年金水準の低さの3つ。
     1つ目は若手に道を譲って昇進を促す狙いや、官庁内での派閥争いが関係する。
     そして3つ目は意

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    2011年06月06日
  • 格差社会の結末 貧困層の怠慢・富裕層の傲慢

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「格差」は政策によって生み出された人工的なもの(=政災)か、それともグローバリズムに身を任せた自然な結果(=天災)か。
    今後、格差社会が深刻化するにつれ、犯人探しが大きな論点になってくる。
    格差が容認される社会から一転、多くの国民が格差に憤りを感じる日は訪れるのか?
    異色の元キャリア官僚による近未来社会のシミュレーションで、日本の将来像が浮き彫りになる。

    [ 目次 ]
    第1章 格差社会は「政災」か、それとも「天災」か
    第2章 本当に小泉政権は格差拡大の真犯人なのか
    第3章 「格差容認」から「格差への怒り」に変わるXデーの条件とは
    第4章 富裕層は追いつめられるのか―「小さな政府

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    2011年06月05日
  • 3ヵ月回転勉強法

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    ネタバレ

    ※かなりネタバレレビューかも。

    本屋でサラッと流し読みした程度だが、今のわたしにとってためになることが多かったので、近いうちに購入予定。



    ●大学のなどの授業は3ヵ月スパンであることが多い。
     →そこで独学でも3ヵ月をめどに勉強。

    ●(3ヵ月のスケジュールの例)

     2週間:新書で相場観を得る
     1ヵ月:そこそこレベルの新書で勉強
     1ヵ月:各論に突っ込む
     2週間:知識の確認

    ●試験とは基本的に「受かって欲しい」という願いのもと問題作成されている。
     →基礎をしっかりすれば確実に点は取れる。

    ●1週間に1回、早朝勉強を組み入れる。生活にリズム感を出す。
     →リズム感が出るようにな

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    2011年06月01日
  • 格差社会の世渡り 努力が報われる人、報われない人

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    [ 内容 ]
    所得や教育の格差が拡大している今、なぜあなたの努力は報われず、要領がよく自己アピールに長けた人のほうが評価されるのだろうか。
    それは、格差社会の勝敗を決しているのが「見た目」だからだ。
    自分の考えを上手にアピールできる人は、社会を生き抜く上で重要なコミュニケーション能力にも秀でている。
    本書では、あなたの努力を実らせ、格差社会を勝ち抜くための方策を考える。

    [ 目次 ]
    序章 「明日が楽しみ」と言えますか?
    第1章 長期不況は庶民の責任か
    第2章 報われない高学歴者
    第3章 ワーキングプア
    第4章 「勝ち組」の根拠
    第5章 イバリーマンの勝利の理由
    第6章 格差社会のゆくえ

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    2010年07月04日
  • 3ヵ月回転勉強法

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    短期間で小さく学ぶを繰り返し、3倍速で吸収
    テーマを決めて3か月、じっくり勉強する方法
    中だれせずに3か月使い切る攻略術
    3か月回転勉強法を応用して試験に受かるテク
    ずっと勉強し続けることが成功の必須条件

    無理せず、少しだけ背伸びして勉強を続けていく方法としてはいいかも。
    勉強したいけど、何をしよう?とか、なかなか続かないといった悩みがある時のきっかけになるかと思います。
    本当にじっくり勉強したいことができるまではひとまずこの方式で自分が興味を持てる分野を探すというのも一つの方法。

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    2010年06月29日
  • 公務員大崩落

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    民主党政権になって、これから公務員はどうなってしまうのか。
    官僚が気の毒になった。
    国民の支持を得たいだけの政治家やマスコミ、そしてその情報を鵜呑みにしている多くの人々。みんな情報に対して受け身になるだけじゃなくて、もうちょっと自分で勉強してほしいなーって思う。実態を知ってほしい。
    勘弁してくれ(笑)

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    2009年12月03日
  • 公務員クビ!論

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    先ず隗より始めよ。人事院勧告制度で民間とバランスをとっている公僕である公務員の処遇があまりに下がると、日本の労働者の価値、能力まで下がってくる。公務員の給与を下げることより、民間をどうやってあげていくかが大切だと思う。

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    2009年11月01日
  • 3ヵ月回転勉強法

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    ・まず、新書を数冊読んで全体観、相場観をつかむ
    ・試験は基本的に受かって欲しいと言う思いで作られているため、基礎だけで半分以上はわかるように作られている。
    ・試験がなくても期限を決める。

    ・広く浅い勉強で、ゼネラリストのスペシャリストに。
    ・テーマを心に持つだけでアンテナが立ち情報に敏感になる。

     ①新書で相場観
     ②そこそこの新書で主要部を理解
     ③セミナーや専門書で深入り

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    2009年10月30日
  • 公務員クビ!論

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    さてさて、今日の日経新聞にも出ていましたが
    日本のM&Aが増えているみたいですね。

    そんな中で、市町村などの合併もよく聞くなぁと
    思いませんか?

    両方ともコストカットが目的の一つだったりすることも
    あると思っているのですが、民間企業の場合
    ○○人カットとか公表していると思うのですが
    公務員の場合はどうなんだろうと
    考えたわけです。

    少し調べたところ、公務員はクビにしてはいけないみたいですね。
    政治家が変わったときに、ついでに公務員を
    ころころと変える事を防いでいるみたいです。

    という事で、長い間公務員を
    してきた方の著作を読んでみました。

    正直、新しい視点や発見などはない一冊

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    2009年10月04日
  • 公務員クビ!論

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    過激なタイトルほど中身は過激ではない。

    ただ,真面目に仕事をしてる公務員としては,
    声を大にして言いたい事をきっちり押さえててくれてるので,
    ちょっと気持ちいいかも・・・。

    これから,日本はどうなっていくんでしょうか。

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    2009年10月04日
  • 公務員クビ!論

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    公務員の現状や展望を手軽に知ることができる本。筆者は公務員出身だが、単なる公務員擁護本ではないと思う。

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    2009年10月04日
  • 公務員クビ!論

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    2008/2
    従来にありがちな公務員バッシングの視点でなく、公務員制度の長所を評価しつつも今後のあり方について建設的に語られている。全てに同意することはないが、このような視点で公民格差などを語るのは良いと思われる。

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    2009年10月04日
  • 格差社会の結末 貧困層の怠慢・富裕層の傲慢

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    格差がマスコミで取り上げられるようになって久しいですが、この本は、格差を是とするでも、非とするでもなく、冷静に分析し、これから格差社会はどうなっていくのかを、様々なデータを基に予測しています。

    一昔前の日本は、大きな政府であって、あまりにも平等を重視しすぎたために、様々な問題を抱えていました。そこで、世界的な流れもあって小さな政府へとシフトしてきたのですが、そのことにより、規制緩和などが行われ、競争が激しくなったことから、格差が顕著になってきたと言われています。

    実際に、下層階級の人が増えており、格差が拡大していると言われていますが、非自発的にそうならざるを得ない人たちももちろんいるだろう

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    2009年10月04日
  • 没落官僚 国家公務員志願者がゼロになる日

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    東大生をはじめとする志願者の激減など官僚を取り巻く状況が深刻化する中、日本の官僚制の没落をもたらした経緯や背景を、元労働省官僚の行政学者である著者が、1990年代の行政改革から説き起こす。
    行き過ぎた官邸主導や官邸官僚の跋扈が官僚の疲弊やモチベーション低下につながっているという認識は著者と共有するところだが、著者の主観が強く入った記述やソースが新聞・雑誌記事だったりの記述が多いように感じ、ちょっと説得性に欠けると印象だった。

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    2025年05月14日