中野雅至のレビュー一覧

  • 没落官僚 国家公務員志願者がゼロになる日

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    エリート官僚という言葉はもはやなくなりつつあることはなんとなく感じている。あぁ、やっぱりか、、と再認識した。

    ほぼ全ての業界で人手不足であるが、官僚まで人手不足を訴え始めたらいよいよ国が回らなくなってしまうのではないか。「厚生労働省改革若手チーム緊急提言」、そりゃ若手はやめてしまうよな。5年未満の退職率は10%を超えているらしい。

    もはや国のために働くというやりがいだけでは人は集まらない時代になっている。考え方のアップデート、アップデートを間違えたらダウングレードを繰り返し、模索していくしかない。動かなければ成功も失敗もない。

    「明治時代以来、政策形成と権力の中枢に位置してきた官僚だが、

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    2025年12月05日
  • 没落官僚 国家公務員志願者がゼロになる日

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    官僚の話よりも世間ウケの良いバラマキばかりして未来にツケを先送りしている政治家に権限が集中している話がとても説得力がありました。(

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    2024年10月25日
  • なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?

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    なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?。中野 雅至先生の著書。なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?という疑問を感じる感覚自体がおかしいと思う人が多いのかな。なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?と感じるのなら、なぜ若者に理由もなく会社を辞められてしまうのか?と感じるべきなのかな。なぜ理由もなく会社を続けられるのか?と感じる人だって多いから。自分は常識人という高慢な思い込みで自分だけの常識非常識の枠にとらわれる人こそ非常識。

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    2022年12月16日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    行動力がすごい。
    何でもいいから前向きに頑張ってみようという気持ちにさせてくれ、大学教授公募の裏側もよくわかる。

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    2022年08月20日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    ネタバレ

    1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~ (光文社新書)2011/12/16

    キャリア官僚からの大学教授転身記
    2014年7月10日記述

    中野雅至さんのキャリア官僚から大学教授への転職体験記。
    1964年奈良県大和郡山市生まれ。
    1988年同志社大学英文科卒
    ミシガン大学公共政策大学院公共政策修士号
    新潟大学大学院現代社会文化研究科博士号を取得

    本人は大学落ちまくったし自分より偉い人はいっぱいいると謙遜している。
    ただ実際はアメリカ留学もするくらいだし国家公務員一種試験合格してるわけだし超優秀な人である。本書は極めてハイレベルな転職記である。

    中野雅至さんは昔た

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    2021年12月26日
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法

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    文書にしてしまうと、なるほど、こんなもんかと感じますが、中央官僚の仕事振りはほんとうにすさまじいものがあります。限られた時間の中で、ある一定の品質のアウトプットを出す彼らの仕事のやり方は目を見張るものがあります。この手の著書があまりない中、手法を参考にできる貴重なものかとおもいます。

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    2021年05月05日
  • 肚が据わった公務員になる!

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    ■民間原理の導入は主に三つの側面で役所や公務員にインパクトを与えた
    ①仕事のやり方
     ・コスト重視
    ②役所の組織そのものの変化
     ・役所本体のスリム化
    ③公共の多様化
     ・公を担うのは役所だけに限らない
    ■公務員の仕事の哲学が曖昧な四つの理由
    ①あまりに多種多様
    ②「全体の奉仕者」という曖昧性
    ③国民側も公務員を見る目が一定していない
    ④ウチ向きの哲学がない
    ■「全体の奉仕」ばかり強調されて公務を通じて公務員自身が能力を伸ばせるかどうかを考えることがタブーとされてきた。働き甲斐を求める公務員が増えている今,この問題を深堀することがなければ,公務員のモチベーションは高まらない。
    ■ウチ向きの哲学

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    2016年01月10日
  • 食える学歴~親・官僚・大学教授の立場から見つけた真実~

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    子供を持つ親の立場で書かれているが、大人が自分自身にどう教育投資すべきか、という視点からも参考になった。サバイバル能力を磨く手段として、2つの方法がある。体育会に入部することと、武器を身に付けること。どういう武器かは普遍性はない。大人の自分にどう落としこんだらいいのか考えさせられた。あとやはり英語は重要だ。

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    2015年01月19日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    中野先生,これは凄過ぎます(笑)
    デフォルメもあるのでしょうが,リアリティが溢れています.
    同じ職に就いているのが申し訳ない気がします.
    でも,そこまでしてなりたい大学教員というのは一体何なのだろうと考えさせられます.
    白川先生のあとがきも素晴らしい.
    この普通の大学教員には分からないであろう凄さを私の中で大切にさせていただきます.

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    なぜか、どこかから突然出てきたので、じっくり2回目を読んだ。
    中野先生、妙なキャラをつくっているが、やはり面白い。
    これを書いた当時は、更に私立大学に転職するとは思っていたのか思っていなかったのか・・
    やはり、私は非常に特殊なケー

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    2015年03月22日
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法

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    他の業界を知らんけど、とりあえずおれのいる組織と仕事のやり方は似てるから参考になる。
    情報を集め、分析、処理してアウトプット、根回し力だとか調整力とか相場観とか、そうゆう資質が大事。ムリな締め切りの話とか、付箋のこととか、英文の読み方とか、あぁそうだよなって思うことが多かった。若いうちに積極的に仕事を引き受けて相場観を身につけたほうが得ってのは今のおれへの戒めになりました。

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    2013年08月22日
  • 公務員大崩落

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     著者の職務経験を踏まえて,今後起こり得る公務員を取り巻く環境変化が記されている。我々地方公務員に関しては,これからも人件費の圧縮が要請され続けるだろうが,今後は職員全体のモチベーション低下を招く「一律削減」の方法で応じるのではなく,これまで以上に能力主義と実績に基づく評価が徹底され,特に事務系を中心に処遇の凹凸が明確となり,二極化がますます進んでいくだろうとの指摘。
     「最後の聖域」として,非営利法人などの今後の見通しについても触れてあったが,債務超過の三セクワースト100(H20総務省調査)に,広島市の三セクが4社も入っていたのには驚いた。広島市民の一人として少々恥ずかしい。
     著者の本は

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    2013年01月18日
  • 財務省支配の裏側 政官20年戦争と消費増税

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    本書の著者の中野さんは就職浪人を経て故郷の市役所で公務員になり、その後、厚生労働省のキャリアになったと言う一風変わった経歴の持ち主です。
    現在は兵庫県立大学大学院教授としてメディアなどに登場する機会もあり、著者の事をご存じの方も居られるかと思います。

    本書は、この中野さんが以下の政治家と財務官僚の関係の変化の歴史に触れつつ、両者の関係性や財務官僚の強みと弱み、限界等、彼らの実態を解説しながら財務省支配論、陰謀論とは具体的にどの様な物であるかを解明している一冊です。

    ¨拒否権¨を握った政治家が、政策や予算案の立案などを行う官僚を最終的にコントロールしてきた自民党政権絶頂期から、バブル

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    2012年06月10日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    サラリーマン→大学教授になりたい人にはぜひ読んでほしい.生生しい苦労話や公募の話.非常に参考になりました.

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    2012年05月22日
  • 公務員クビ!論

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    公務員の役割は何か。公務員にしか出来ないことは何か。それは意外に少ないと著者は言う。また、しかしそれは重要だとも。
    地方分権が進めば、公務員の立場も変わる。もう、民間だ官だと分けず、『官民の流動化』が必要なのだとまとめられていた。
    世間の厳しい目に、臆することなく、しかし、その目に誠実に接していく、日本を良くしていこうという公務員の活躍を応援したい。

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    2012年03月20日
  • 公務員だけの秘密のサバイバル術

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    ネタバレ

    「農民と公務員は生かさぬように殺さぬように」
    戦後日本、特に90年代後半以降の公務員観。
    というか、公務員が嫌われる理由についても述べてある。
    それがどうして、そんなに嫌われるのか、という部分にも言及してあり、勉強になった。

    また、公務員としてのキャリアアップについても後半部分は述べてあり、特に8章の「公務員から大学教授になるとっておきの方法」は自分のキャリア観とピタリ一致していた。

    実務と理論を組み合わせて、地道に論文という形にまとめていく作業はしていきたい。

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    2012年02月19日
  • 公務員だけの秘密のサバイバル術

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    公務員としての働き方に疑問を持つようになってきた時に偶然出会った本。
    公務員に対する偏見や、風当たりが厳しいなどありますが、
    公務員じゃなきゃできないこと、地方公務員じゃなきゃできないことが
    あって、それがコンテンツになりうるというのはとても大きな発見でした。
    これから目指していくべき方向を示してもらえた気がします。
    なんとなく仕事をするのではなく、その方向に向かって目的を持った
    仕事をしていけると思います。
    この本で自分が変わっていく気がします。
    この本に出会えて本当によかったです。

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    2011年09月19日
  • 公務員クビ!論

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    著者は公務員。
    公務員の立場としては、とてもニュートラルなことを述べていると思う。

    しかし、優秀な公務員を擁護する記述が目立つ。

    末端公務員と事務次官の年収は、7倍の差しかないという。
    確かに、缶コーヒーとホテルのコーヒーじゃ10倍以上の差だから、7倍では「しか」ということになるのか。。

    やはりどこかで、民間人とは違う感覚の人であることを感じさせる。


    最終的には、官も民も関係なくよい社会にしていこうという考えにホッとする。

    公務員の実情を知るには、適切な本かもしれない。

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    2010年06月28日
  • 格差社会の結末 貧困層の怠慢・富裕層の傲慢

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    「格差」は政策が生み出した人工的なものか、グローバリズムに身を任せた自然な結果か。格差が容認される社会から一転、多くの国民が格差に憤りを感じる日は訪れるのか。元キャリア官僚による近未来社会のシミュレーション。(TRC MARCより)

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    2009年10月04日
  • 公務員クビ!論

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    “公務員”というものの現状や将来展望に関して、なかなか判り易くまとめてある。世間の“思い込み”と見受けられるものへも、判り易く、かつ鋭く斬り込んでいるのが興味深かった…

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    2009年10月04日
  • なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?

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    なぜ若者が会社を辞めるかを、大学教授の立場から説いた一冊。

    今の学生の気質や教育について知ることができた。

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    2025年11月22日