あらすじ
大学倒産時代を迎え自己変革を迫られる大学と順応する学生。一方で、若者の意識を理解しないままの企業。結果、就職した若者がすぐに辞めてしまう。このままでは企業は若者に見捨てられてしまうのか。若者をうまく使いこなすために企業が知っておくべき令和時代の大学生のリアルとは。激変する大学事情を「教える側」の視点で語る現代若者論。
はじめに 間もなく、若者に逆襲される日本企業の皆さんへ
第一章 本格化する若者激減時代
第二章 甘い経営者と中高年管理職の認識
第三章 若者は弱いか?
第四章 日本を衰退させる若者の仕事観
第五章 日本を再浮上させる若者の仕事観
第六章 若者はなぜ「成長」したがるのか?
第七章 もはや小中高と大差ない大学
第八章 若者を有効活用できている企業がやっていること
第九章 今の若者に欠けているもの
おわりに 日本企業は大学より遅れている?
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Posted by ブクログ
なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?。中野 雅至先生の著書。なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?という疑問を感じる感覚自体がおかしいと思う人が多いのかな。なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?と感じるのなら、なぜ若者に理由もなく会社を辞められてしまうのか?と感じるべきなのかな。なぜ理由もなく会社を続けられるのか?と感じる人だって多いから。自分は常識人という高慢な思い込みで自分だけの常識非常識の枠にとらわれる人こそ非常識。
Posted by ブクログ
【まとめ】
現代の若者の多くは職場での『成長』を重視する。
しかし、その『成長』は『受け身』のものであり、企業が『成長させてくれる』ことを望む。
それが叶わず、主体的な努力が必要な厳しい職場であるとわかると、躊躇なく辞めてしまうのだ。
【若者に響く言葉『成長』】
→派生語︙武器 護る 盾
演壇で上記の言葉を使うと生徒の私語が止まる。
例 これからはインバウンドやグローバル化で、英語ができれば自分を護る大きな武器になるよ
若者は皆どこかで不安を感じているのだ。武器と同様に成長しないとヤバい。就職氷河期を見てきたから。
【若者にとっての『成長』とは】
1つは専門能力(仕事全般とメンタルを含めた総合的なもの)を身につけること
それは、主体的なものではなく、ものすごく受身的なもの。『成長できる職場環境』かどうか。
その職場で働くだけで成長できるか。
本来、成長するかどうかは自分次第。どんな環境でも学ぶことができるし、成長することもできるはず。なんですが、社会人になる前に、学校をはじめとする様々な場所で成長できる経験を提供されてきたこともあって、成長できる経験を提供してもらえると思い込んでいる部分がある。
【若者を使いこなすには『具体的なアドバイス』をすること】
自分と違う存在であると受け入れる。
その上で、自分自身が若者部下の仕事内容をきちんと把握し、具体的な指示を出す。
更にレベルアップすると、自ら考えることの重要性を、具体例を挙げながら、最初に丁寧に説明してあげること。
※もっと上の方は、「公平公正に評価してくれること」「仕事を任せてくれること」を求める。