中野雅至のレビュー一覧

  • 肚が据わった公務員になる!
    役所や公務員の環境が変わっていく中で、どのように公務員は仕事をしていけばよいのか、提案した一冊。、全体の奉仕者という現実離れしたものでなく、「ソト向き」「ウチ向き」の哲学、「仕事の哲学」をしっかりと持ち、肚の据わった公務員になるよう勧めている。なお、最も中途半端なエリート都道府県職員というのはうまい...続きを読む
  • ビジネスマンが大学教授、客員教授になる方法
    用件などについて詳述されており大凡のイメージを掴むのに良い。ただ、正職員としての教授になるのに近道はないのだと分かった。
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~
    厚生労働官僚から大学教員に転職した中野雅至氏の転職までの顛末記。いわゆる「天下り」ではなく、真っ当に大学院に通い、論文を書き、公募に応募し続けて、やっと大学教員になれたいきさつが、赤裸々に面白おかしく書かれている。
    コネや大実績なしでの一公務員(サラリーマン)から大学教員への天職が不可能ではないこと...続きを読む
  • なぜか仕事がうまくいく!これが公務員の勉強法だ!
    やっつけ仕事が多かったり、苦情やクレームで日々忙殺される中、この本を読んで、俯瞰した目線で改めて仕事を捉えられるようになりました。
    この仕事によって自分がどのように成長できるのか。一見ムダなことのように思えても、処理した後に少し振り返り、何を得たのか考えながら仕事をしていきたいです。
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~
    厚労省の官僚から大学教員へ転職するすさまじい記録。
    全てをさらけ出して書いてくれているので、かなり参考になった。
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法
    官僚に必要な仕事力とはなんぞや。
    と今更思って手に取りました。課長補佐まで勤めた厚生労働官僚の方が書いた本だからか、経験に裏打ちされ、なるほどと思う点が多かったです。
  • 日本資本主義の正体
    日本人の給料が減る理由について説明しています。

    企業の稼ぎは社員への報酬、株主配当、そして内部留保に分けられる。企業は稼ぎをひたすら、溜め込んできたことで景気がよいと言われた時期にも関わらず、給料は上がらなかったという。

    企業は誰のものと言ったときに、社員、株主など色々な利害関係がありますが、そ...続きを読む
  • 日本資本主義の正体
    日本の労働市場は流動性が低く、とにかく会社にしがみつくのがベストという夢も希望もない言い方となっているがこれば現状か。会計だ、英語だといくら勉強しても個人的な防衛策には限界がある。最後に楽観的な日本の資本主義の未来予測が書いてあるが、つけたし感が否めない。暗い気持ちになった。
  • 公務員クビ!論
    日経夕刊の書評を見て思わず買ってしまいました。

    不祥事を起こす官僚、年金問題を抱える社保庁などのせいで、何かとイメージのよくない公務員ですが、よくよく考えてみるとその中身は多様で、一括りで論ずるのはおかしいというのがよくわかります。

    公務員畑を歩んできた筆者の分析により問題点は、その辺りのコ...続きを読む
  • 食える学歴~親・官僚・大学教授の立場から見つけた真実~
    文字通り、食うための学歴について記述した一冊。
    中学受験の話などもあり、ある意味実用的だが、海外留学の話なども出てきて纏まりがない印象。
  • 公務員クビ!論
    地方公務員→国家公務員キャリア→公立大学准教授へとキャリアップした著者が書いた、公務員の実態暴露本。

    とかく批判されがちな公務員だが、実際は、多くがまじめに働いている方々。公務員と民間との人材交流が活発になるのは望ましい。

    しかし、著者が望むような、成果主義についてはどうなのだろう。事実、業績重...続きを読む
  • 肚が据わった公務員になる!
    公務員にこれからの仕事哲学を自分の経験を踏まえて披瀝してくれる。
    「全体の奉仕者」たれという建前論、外への動機付けだけでは公務員のリアリティに合致していないと。そいでキャリア、ノンキャリア、都道府県職員、市町村職員、医者や大学教授等に分けていかに仕事を捉えるか、自分を向上させていくのかと。
    政治主導...続きを読む
  • 肚が据わった公務員になる!
    市、国、大学などで公務員として働いた筆者が主に現役公務員に向けて書いた(と思われる)一冊。

    「全体の奉仕者」という理念はあまりに崇高で綺麗事にすぎず、より現実的な理念を持つべきだと述べる。
    そしてその理念は、ソト向きとウチ向きのものがあり、本書の中では特にウチ向きの理念、つまり仕事を通して自分がど...続きを読む
  • 食える学歴~親・官僚・大学教授の立場から見つけた真実~
    「高学歴ワーキングプア」という本を読んで、同意できないという人は、ぜひこちらを読むべき。
    まあ、だいたい、ビジネス本やお受験を煽っている経済誌に書いてあるようなことなんだが。

    30過ぎて博士号とっても、それまでにまともな職歴や誰にもまねできない業績がなければ、一生、中高卒と同じ非正規で飼い殺しにさ...続きを読む
  • なぜか仕事がうまくいく!これが公務員の勉強法だ!
    自己啓発系のほんなので、読めば、熱い気持ちが蘇り、勉強しようという気にさせられる。ただし、具体的に何をどうしていくかは自分で見つけなければ。気持ちの部分で奮い立たせ手くれる本。
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法
    普段あまりなじみのない官僚の仕事について、元官僚の視点からリアルに語られている。
    とても読みやすく、官僚の仕事の実態や出世の厳しさがわかり面白かった。いくつかの仕事術は自分も参考にしていきたいと思う。
  • 財務省支配の裏側 政官20年戦争と消費増税
    財務省が支配している
    とマスコミが煽っているだけで、
    それだけとは限らないということがわかった。
    そうとは言い切れない複雑な、政官の関係。
    (財源について言うならば)財務省はやれる限りのことをやっているとは言い切れない面があると筆者は言っているが、そこは自分も同感だった。
    やるべきこと、できることを...続きを読む
  • テレビコメンテーター 「批判だけするエラい人」の正体
    コメンテーターをやった経験をもとに、コメンテーターについて整理して書かれた本。基本的にデータとかではなく、筆者の感覚をもとに書かれているが、文章の書き方がうまいからなのか、そういうもんなんだろうなー、と納得させられる。橋下大阪市長に批判を受けたことから書き出しは始まるが内容的にはあまり関係ない。
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法
    官僚について書かれた本を初めて読んだので、
    とても楽しかったです。

    キャリアとか、ノンキャリアとか、
    よく言う表現だけど、いまいち、わかっていなかったし、
    そう言う何となく勝手に理解していた官僚というものを、
    ある程度大雑把にですが、わかれてよかったです。
  • 財務省支配の裏側 政官20年戦争と消費増税
    第6章「政官共倒れの後にくる政治カオスと国家破産」が面白かった。財務省うんぬんよりも閉塞した社会の情勢が「大政翼賛」的な「空気」を「醸成」しているという分析。
    216ページの「日本全体で『漠然とした神風頼み』という意識が年々強くなっている」というのは僕自身も「宝くじくらいしか生活改善を頼るところがな...続きを読む