中野雅至のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
●内容
・すさまじい向上心で市役所→旧労働省→大学教授という転身を果たした著者。
40代前半での転身なので、「天下り」でもなく実力勝負。
・前半は教授への公募過程や論文の書き方など、詳細なテクニックの紹介
・後半は著者の心情。100敗でもメンタルを保ったことが最大の「強み」
・教授志望でなくても、読書の方法論が参考になる。
●感想
・著者の特質、100敗でも折れないメンタルが素晴らしい。
そして合理的な割り切り。「現実は一朝一夕に変化するものではない。それぞれにあわせて戦略を練るしかない」
これが目的に向かって着実に進む原動力になったのだろう。
(引用)
・100敗しても、「自分が悪 -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
「親方日の丸」はもう古い。
大抜擢に、給与格差は当たり前。
リストラや倒産だって現実に。
財政破綻で、お取り潰しの自治体が続出?
「県庁の星」や「ハニカミ公務員」が日本を救う?
公務員になりたい人、辞めたい人、続けたい人、公務員をもっと知りたい人に、公務員を待ちうける七色の未来を、「公務員のカリスマ」が徹底解説。
[ 目次 ]
第1章 公務員はいかにして公務員になるのか―公務員のしられざる世界
第2章 キャリア官僚受難の時代―実は苦悩しているエリート達
第3章 追いつめられる普通の「ノホホン公務員」
第4章 格差が広がる地方公務員
第5章 世界標準は「官民統一」
第6章 市場万 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
元キャリア官僚が赤裸々に明かす、省庁別の実態から現役官僚の本音まで。
天下りの知られざる全貌がわかる決定版。
[ 目次 ]
序章 官僚たちの「第二の人生」
第1章 あまねく広がる天下り
第2章 天下りはなぜ発生するのか
第3章 省庁別に見た天下りの実態
第4章 幹部官僚たちの天下り人生
第5章 天下りの弊害
第6章 当世キャリア官僚の本音
第7章 受け入れる側の事情―民間企業・特殊法人・公益法人
第8章 天下りは根絶できるか
終章 建設的な議論のために
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆ -
Posted by ブクログ
これは、一生を公務員で過ごしてきた筆者が、贔屓目で公務員を見て
書いた内容だと私は思います。
はっきり冒頭から批判させていただきますが、論じ方が雑で幼稚です。
特に、「効率」の話で、「役所が非効率的、税金の無駄」だという批判に
対して、JRの「緑の窓口」を例に取り、「そこよりマシでしょ!」といった
ような切り返しをしていますが・・・全くもって幼稚です。
つまり、上記の批判を避ける方法ですが、
「公務員は非効率である。ただ、もっと非効率である民間企業があるじゃないか。
だから、民間企業よりも非効率だなんて言うな!」って言っているのです。
確かに、非効率な企業なんて探せばいくらでもあるでしょう。