中野雅至のレビュー一覧

  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    転職活動について知りたくて手に取った。大学で教える仕事に就けたらなぁと思うけれど、自信もないので、この中野さんのケースがいい方が悪い方かはわからないが現実を知れてよかったと思う。
    博士号を取得し、論文を何本も書くということがいかに大変か、学生時代に先輩たちを見てきて感じていたので、並の努力ではなかったと思う。しかし、テーマ選びや学会選びなど、少しでも競争を減らす裏技もあり参考になりました。働きながら、次の目標のためにどう動くかよく考えようと思います。

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    2013年11月05日
  • テレビコメンテーター 「批判だけするエラい人」の正体

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    この人の名前を聞いても顔が思い浮かばない。私の勉強不足もあるがそれほどテレビコメンテーターという職業は平板で消費されている。
    その事をこの作者はわかっており消費された存在としてどう泳いでいるかを書き記した物。

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    2013年08月24日
  • これから20年、三極化する衰退日本人~依存する人、搾取される人、脱出する人~

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    格差社会で有名になった著者が、今後の日本を占う一冊。

    著者なりの予測があるものの、その分析が必ずしも的を射てるかは、今後の同性を見てみないことにはわからない。

    ただ、公務員批判が結局天に唾する行為である(お上に逆らうという意味ではなく、自分に帰ってくるという意味で)ことはよくわかった。

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    2013年08月17日
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法

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    副題は「秀才たちの知られざる実態と思考法」
    ベールに包まれた官僚仕事の実態と、その思考法や仕事術の詳細を異色の元官僚が解き明かす。
    序章 官僚仕事はブラックボックス?
    第1章 官僚の実態
    第2章 官僚の仕事体力
    第3章 官僚仕事はスケジュール観が肝
    第4章 霞が関に学ぶ最強の文章術
    第5章 官僚の発想力
    第6章 官僚は相場観で勝負
    第7章 難攻不落の相手を落とすプレゼン術
    第8章 情報分析は官僚の真骨頂

    帯には「最高峰の仕事術を盗め」とあるが、実用的な面での効用は少ない。 あとがきを読むと、官僚に対するバイアスを少しでも取り除きその仕事を理解してもらう事を目的としている

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    2013年08月13日
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法

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    元官僚が書いた、官僚の生態および仕事のやり方について書いた本。
    仕事の上で参考になることが多いのだけど、のっけから事実誤認がある。現在の官僚の試験制度(国家総合職)は、二次試験後に官庁訪問を行うはず。この辺の爪の甘さには残念である。

    だが、いい本だと思う。

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    2013年05月27日
  • なぜか仕事がうまくいく!これが公務員の勉強法だ!

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    初めの何章かは、一般的な勉強の必要性等について書かれていただけだったので退屈だった。
    しかし、後の方の章は公務員という職業にそくした勉強のことが書かれていたので参考になった。

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    2013年04月29日
  • 公務員だけの秘密のサバイバル術

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    「ゴマすり力」を磨くべしとか、かなりげすい内容であり、著者の主観とも思える部分も少なくなかったが、公務員が読むにはなかなか面白いと思う。できる上司は「なるべく書いた人の文章を生かす修正をする」という指摘はなるほどと思った。自分の担当している仕事について論文を書くべきという指摘も参考になった。

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    2016年12月04日
  • テレビコメンテーター 「批判だけするエラい人」の正体

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    「テレビコメンテーター」
    作家の個性的な一言、元官僚の保守的意見、ジャーナリストの過激発言、元アスリートならではの体験談・・・。そのテクニック、ギャラ、番組の舞台裏などを大公開!


    橋下徹氏から「批判するだけのコメンテーター」と名指しで批判されたゆえ、丸裸になってテレビ業界の功罪を考えた、そんな著者の一冊である。しかし、記憶を司るあの人が足音忍ばせ私の脳から去ってしまったのだろうか、著者どころか、有名であるという、かの「中野氏vs橋下氏のディベート合戦」もさっぱり思い出せない。


    さて、「コメンテーターにはどんな能力が必要ですか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えますか?


    私は、まず、嘘

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    2013年02月14日
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法

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    ●内容
    ・元労働官僚が官僚のワークスタイルを語る。
    ・膨大な情報を処理して企画書にまとめるホワイトカラースキル
    ・合意形成のためのフットワーク。
    ・想定問答作りで鍛える相場観。

    官僚にとって事務仕事ができるのは当然で、その上で「相場観」の有無が出世を分ける、という説。

    ●引用
    (出世)
    ・課長から上の部長・審議官→局長→事務次官となると、仕事ができても人格が疑わしいような者は出世しない。国家議員や業界団体など外部との利害調整の機会が多くなると、事務処理に長ける秀才というだけでは対処できなくなる。課長から上のポストになると、頭でっかちの者はある程度排除されるのだ。

    ・相場観と学歴には相関関

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    2013年02月10日
  • 財務省支配の裏側 政官20年戦争と消費増税

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    浮薄な財務省陰謀論では決してない。著者官僚時代の体験や現財務官僚の生の言葉などを基にした極めて実証的なものである。分析は冷静であり偏りもない。頗る信頼できる。バブル以前と以降の財務省、官僚支配の真実など、内容は興味深いものが多い。出色は民主党政権の体たらく。民主党が財務省に傾斜しなければならなかった背景。統治能力をなくし没落していく経緯。そして財務省復権への道程。財務省批判というよりは民主党批判の色合いの方が濃かったように感じた。

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    2013年01月15日
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法

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    友人から進めれて読んだ一冊。
    副題に「秀才たちの~」とか帯には「優秀な官僚に学ぶ」とあり、そういう決め付けもどうかという気がしてしまいます。
    ただ、特殊な環境で働くキャリア官僚の仕事術は、官民問わず参考になるべきこともあります。特に文書の作成やそこにいたる情報収集、またいわゆる根回しといったものは、悪く言われる面もありますが、不要になることはありません。

    どのような仕事であっても、他に応用できないものはありません。少しでも盗み、活用したいところです。

    もう少し具体的な仕事術を紹介してくれるとよかったかなという気もします。こういう職場にいれば自然に鍛えられます、という結論になってしまうと、学

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    2013年01月05日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    労働省から大学教員へ「公募」で転職した筆者の実録。
    実録系はやはり生々しさがあってけっこう好きだ。その時々の感情がリアルで、自分が同じ立場にたったらそうなるんだろう、いや、そうならないんじゃないか、と想像するのは楽しい。
    仕事でもそうだが、苦境にたたされたときに大事なのは、「初心に帰ること」と「なんくるないさ」の対極にあるふたつの思いだと思う。こうなりたいからがんばれるんだ!というプラスの力と、まぁなんとかなるし、おれがいなくても世界は回るさ、という若干諦めに近い境地。このふたつで乗りきれるんじゃないかと思っている。
    いつか転職がリアルになったときには、中野さんの奮闘を思い出そう。
    あと、知識

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    2012年11月16日
  • これから20年、三極化する衰退日本人~依存する人、搾取される人、脱出する人~

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    日本の先行きに関して、衰退に向かうプロセスとそれに対する対処策について述べられている。

    ポピュリズムが蔓延していく事や、ベーシックインカムの登場で勤労意欲が減退される事など、衰退の過程についてはなるほどと思う説明が為されていると思う。根拠が明確にあるわけではないが。

    一方で、それらの衰退に対する対処策については、道州制だとか、労働市場の流動化だとか、既存のアイディアをただ並べただけの様に感じられるのが残念。こちらは根拠もなければ実現性も?が付く。

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    2012年11月06日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    読み物として面白かったし、論文投稿や博士号取得についての実体験については、大学院で勉強するものとして興味深かった。

    著者は一見自信過剰気味な論調で語りながらも、自らを貶めるエピソードを盛り込むなど、どこか憎めない大学時代に一人はいたタイプであるなあと感じた。

    帯にあるように「ドラマ化・映画化希望」が実現したらいよいよエンタメ業界はネタ切れではないかと思ってしまう。

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    2012年05月14日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    地方公務員から公務員一種に受かったものの将来性の限界を感じ、大学教授を目指すものの、なかなか受からなかったというお話。
    公務員一種の方が給料高いような気がするけど、そうでもないのかな?
    どちらにしても、若くして公務員から大学教員への転職はレアなケースそう

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    2012年04月30日
  • 政治主導はなぜ失敗するのか?

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    政治と官僚の関係から著作当時2010年ごろの日本の国家機構について考察した本。
    非常にわかりやすく説明されている。特に興味深いのは政策立案における拒否権プレイヤーの考察とコンセンサスの難しさについての考察。
    政治家側にブレーンがおらず、政治主導とはいえどまともな政策が上がらない。しかしこれを打開して政治と官僚の良好な関係を築いていけるといい、という趣旨か。

    本の著者は、官僚と国民は役所でつながっていて、政治と国民は陳情でつながっているという見方で、政治の役割を利害調整と経済成長という形で捉えている。ルソーの時代ならともかく、今日ではもっと根柢の国家運営が依って立つ価値観を決定するのが政治の役

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    2012年04月17日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    物語として読むと、それなりに面白い。
    そんなに深い内容ではないです。でも転職経験のある私から見ると、懐かしく思うとともに、大学の先生に民間からなるのは大変だな~、ということがよく分かりました。

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    2012年03月26日
  • 1勝100敗! あるキャリア官僚の転職記~大学教授公募の裏側~

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    100校に教員へ申し込んで、やっと転職できた顛末、気づき。トライし続ける気力がすごい。そこまで出来るモチベーションは自分には?だったけど。ただ、気づきの大半は大学院生だったら普通は知ってそうなことだった。

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    2012年03月23日
  • 公務員だけの秘密のサバイバル術

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    去年の秋〜冬、自分の仕事人としての立ち位置に悩んでいた時に手に取り、結局さらっと見ただけで放置していたため、読み直し。
    今はすごく冷静に読める笑…。

    厚労省キャリアから大学教授に転身した著者の言っていることは本当にシンプルで、公務員を取り巻く環境が厳しくなるなか、生き残るためのサバイバル術は、一、クビにならないこと、二、いつでも辞められるor独立できること、である。そのために、1.出世を目指す、2.「ゴマすり力」を磨く、3.「外部」を巻き込んだ仕事のやり方を身につける、4.ホワイトカラーの基礎能力を高める、5.50歳を起点とした独立を目指す、ことの5つの重要性を解説していく。
    私がもっとも印

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    2012年03月01日
  • 公務員だけの秘密のサバイバル術

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    元公務員による公務員に向けた著作。中でもどちらかといえば、地方公務員向け。公務員文化の中の、自己研鑚に甘い部分などは確かにその通りかと感じた。
    しかし、インプット、アウトプットの技術を磨き、個人としての活動実績を積み上げていくべきという提案は、わかっていてもなかなかできないことではないかとも思った。

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    2012年01月21日