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役所仕事で身に付いたノウハウは、必ず人生設計に活かせる。(1)公務員こそ、あえて出世をめざせ、(2)「ゴマすり力」を磨け、(3)「外部」と頻繁に接触しよう、(4)大学教授になるための公務員ならではの方法、(5)50歳を基点としたキャリアプラン術……等々。地方・国家公務員、公立大学教員を渡り歩いた著者による実践的アドバイス。消費税増税論議で、公務員の賃金カットが叫ばれる中、「公務員冬の時代」が来ても、この一冊があれば憂いなし。
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Posted by ブクログ
公務員としての働き方に疑問を持つようになってきた時に偶然出会った本。 公務員に対する偏見や、風当たりが厳しいなどありますが、 公務員じゃなきゃできないこと、地方公務員じゃなきゃできないことが あって、それがコンテンツになりうるというのはとても大きな発見でした。 これから目指していくべき方向を示しても...続きを読むらえた気がします。 なんとなく仕事をするのではなく、その方向に向かって目的を持った 仕事をしていけると思います。 この本で自分が変わっていく気がします。 この本に出会えて本当によかったです。
「ゴマすり力」を磨くべしとか、かなりげすい内容であり、著者の主観とも思える部分も少なくなかったが、公務員が読むにはなかなか面白いと思う。できる上司は「なるべく書いた人の文章を生かす修正をする」という指摘はなるほどと思った。自分の担当している仕事について論文を書くべきという指摘も参考になった。
去年の秋〜冬、自分の仕事人としての立ち位置に悩んでいた時に手に取り、結局さらっと見ただけで放置していたため、読み直し。 今はすごく冷静に読める笑…。 厚労省キャリアから大学教授に転身した著者の言っていることは本当にシンプルで、公務員を取り巻く環境が厳しくなるなか、生き残るためのサバイバル術は、一、...続きを読むクビにならないこと、二、いつでも辞められるor独立できること、である。そのために、1.出世を目指す、2.「ゴマすり力」を磨く、3.「外部」を巻き込んだ仕事のやり方を身につける、4.ホワイトカラーの基礎能力を高める、5.50歳を起点とした独立を目指す、ことの5つの重要性を解説していく。 私がもっとも印象に残ったのは、「ゴマすり力」。「公務員がゴマをするのは、民主主義社会では大した権限もないのに、仕事を進めなければいけないから」、という一節で、ふっと日々の上司や先輩の行動が腑に落ちるとともに、政策を円満に進めるために必要なことなのに、ゴマをするなんてと、自分勝手に振る舞い、言いたい放題だった自分を非常に恥ずかしく思った。 これからどういう道に進むかはわからない。けど、日々の仕事に貪欲に取り組み、政策を進めるという使命を背負うものとしてゴマをすることを学び、ちゃんとやっていこうと思えた。 確かに現役公務員でなければあまり共感しないかもしれないが、悩める公務員にとっては良書かも⭐
元公務員による公務員に向けた著作。中でもどちらかといえば、地方公務員向け。公務員文化の中の、自己研鑚に甘い部分などは確かにその通りかと感じた。 しかし、インプット、アウトプットの技術を磨き、個人としての活動実績を積み上げていくべきという提案は、わかっていてもなかなかできないことではないかとも思った。
なるほどな〜…と思うのは最初の方。 公務員とは何か? 何が世間の公務員像を支えてきたかがよくわかる。 まぁ筆者の一意見かもしれないけど。 それ以降はほとんど入ってからの話だし、 事務職に関する話だったから読み飛ばしてしまった。 また後で読みますよ。
マル秘キャリア戦略を公開。賃金カット、リストラにも備えあれば憂いなし。公務員バッシングの嵐を乗り越えるサバイバル術を伝授する。 はじめにの中で、公務員以外には役立たない。読まない事をオススメする。とあります。 確かに、公務員で無い人にはあまり役にたたない内容です。(サラリーマンが組織に頼らない...続きを読むという意味では少し、役にたつのかもしれません) 読んでみて、世知辛い世の中を腐らずに生きていこうという事だと受け取りました。
「農民と公務員は生かさぬように殺さぬように」 戦後日本、特に90年代後半以降の公務員観。 というか、公務員が嫌われる理由についても述べてある。 それがどうして、そんなに嫌われるのか、という部分にも言及してあり、勉強になった。 また、公務員としてのキャリアアップについても後半部分は述べてあり、特に8...続きを読む章の「公務員から大学教授になるとっておきの方法」は自分のキャリア観とピタリ一致していた。 実務と理論を組み合わせて、地道に論文という形にまとめていく作業はしていきたい。
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中野雅至
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