木村元彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『誇り』がストイコビッチに焦点をあてた本であるのに対し、これはユーゴスラビアサッカー全体に焦点をあてた作品。
そして、そのサッカーを切り口にして、ユーゴスラビア紛争やコソボ紛争などを見事に描きだしていると思う。
自分がワールドカップを見始めたのが、98年のフランス大会。そこにはユーゴもクロアチアも出てたけど、「統一ユーゴスラビア」の代表をみたかったなぁ。
ストイコビッチ、サビチェビッチ、ミヤトビッチ、ミハイロビッチ、ミロシェビッチ、ユーゴビッチ、シュケル、ボバン、ヤルニ、ボクシッチ、アサノビッチ、プロシネツキ…
こんなドリームチームが失われてしまったのは、本当に残念。もちろん仕方ないことな -
Posted by ブクログ
ネタバレ2007/6/17 阪神百貨店LIBROにて購入。
2017/3/29〜4/11
10年ものの積読本。オシムの言葉で有名になった木村元彦さんの初期作品。主役はそう、あのストイコビッチである。華々しいデビューから、内戦によるユーロ直前の締め出し、失意の中での日本への移籍、フランスワールドカップへの出場、と表面的なサッカーの出来事はよく知っていたが、その後ろにはこんなに悲しい事実があったとは。本当に人間は哀しい存在だ。
そういえば、私はフランスワールドカップで、ドイツ代表対ユーゴスラビア代表の試合を生観戦したんだった。凄い試合だったのを覚えている。確か翌日は、本書にも頻出する因縁のクロアチア代表 -
Posted by ブクログ
校則をなくす、(定期)考査をなくす、子どもたちの人権を尊重する。
そういう言葉を聞いて、それはすごい!となるのか、それで成績は伸びるの?とか、それで授業は成立するの?となるのか。
そもそものスタンスが違えば、方法だけを真似したって、形だけで終わってしまう。
それどころか、予期していた「悪い結果」になってしまうかもしれない。
本の中では、自分が良いと思ったら、まずは自分一人ででもやってみなさい、と書かれている。
けれど、責任を持つ立場の人がやることのスピードと、その人達に(ある意味逆らって)実践することのスピードは、違うと思う。
それでも、子ども達と向き合うことの、何か糸口みたいなものを -
Posted by ブクログ
サッカー、というかスポーツ全般に興味がない。
オシム監督の名前は聞いた事があったけど、
具体的な事はほとんど知らなかった。
脳梗塞を起こして外国に電話して救急車呼んだ人、
ラジオCMで脳梗塞後の速やかな救急搬送の重要性を伝えていた人、というイメージの方が強い。
祖国が崩壊して家族を人質に取られた様な状態でサッカーチームを指揮し、結果を出していた、とか、
選手一人一人を見て公平に接する教育者の様な一面は本作で初めて知った。
哲学者であり、経営者であり、教育者である名将。
祖国を失ったけれども、民族の誰からも好かれるコスモポリタン。
こんな素晴らしい人が同時代にいたのに知ろうとしなかったのをもっ -
Posted by ブクログ
JFAやJリーグにおけるガバナンス欠如案件についての本。よってカテゴリは「スポーツ」ではなく「法律」に分類した(「ビジネス」でもよいけど)。
ほんの30年前までスポーツの競技団体なんてどこも手弁当で有志(?)が運営していたので、人材の欠如や偏りがあるのは必然である。
その中でいちはやく自立に道筋をつけたのがJFAやJリーグであるが、そんなに一朝一夕に解決できるとは思えない。本書の事例は2007年の出来事であるから、なおのこと。
ガバナンスの欠如そのものには「しょうがないね」と思う部分もあるのだけど(本当はしょうがなくない)、それよりも暗い気持ちになるのは、指摘を受けてからの態度。
それがポ -
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