楳図かずおのレビュー一覧
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機械に…
意図していたのか、していなかったのかは分からないけど、機械に感情を教えた主人公達…
その機械が導き出したアンサー通りに行動する主人公達…
一見すると、幼い子供たちの、淡い恋物語のように思うけど…
本来なら無機質なはずの最先端の機械、そして幼い子供の感情、そしてこれから、子供たちに待ち受ける運命に対する予言のような嵐の夜…
このアンバランスな関係が、絶妙な、得体のしれない不安定さを醸し出してる…
別に何かが起こったわけではないけど…
とにかく怖い…
もしかしたら…凄い作品を読んでいるかも… -
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コンピューターが…
コンピューターが人を狂わせているのか…それとも人が狂い始めたのは自業自得でコンピューターはきっかけに過ぎないのか…
とにかく登場人物達の人生の歯車が、少しずつ狂わされている…
これって、完全な恐怖の始まり…
ストーリーの深刻さと楳図かずお先生の画力で、主人公達が、一歩ずつ、そして確実に闇にハマっていく様子が容易に理解できる。
2巻でこれだけ怖いんだから、3巻以降はどうなっちゃうんだろう…
じわじわと、そして確実にやってくる恐怖への事象の始まりだと思いました…本当に怖かった~! -
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読んでいて…
絵だけを拝見している限りでは、この作品はホラーとなってしまうのか?…
ストーリーを追っていくと、高度成長期のオートシステム化の始まりで、それに伴う人間の戸惑いと葛藤を描いていくのか?…
読んでいて、全く予測がつかない。
でも、楳図かずお先生の作品である以上、絶対に何かある!
個人的には、恐怖への始まり?って思っているのですが…
続き…凄く気になります! -
Posted by ブクログ
楳図かずおさんの昭和の作品。
昔少しだけ読んで、結末が気になり続けていた、荒廃した未来へ学校ごと飛ばされてしまった子どもたちのサバイバル物語。
メルカリで見つけて全巻大人買い。
読み終えて、いやはや全く古くないことに驚き。また、今だから響く親子の愛情と信頼関係と狂気。
眠り続けるキーパーソン西さんの存在は、生産性云々で語られるハンディキャップを持った人の存在価値というか気づかせてくれる新たな視点というメタファーではないかと思いました。
大人が全く頼りにならない、逆にクズだったりするのですが、いざ自分がそうならないかは自信がない。
とにかく面白かった、読めてよかった! -
Posted by ブクログ
ネタバレこれはすごい。「ドラゴンヘッド」なんかメじゃないね。なにより翔の母親の行動が常軌を逸しているというかなんというか。でも最初に出てきた給食費泥棒の伏線が最後にきちんと活かされていたし、ストーリーとしてはうまくまとまっている。最後にアメリカから電話がかかってくるというのはちょっといきなりな感じもしなくもないけど、これもビンに詰めた手紙の伏線どおり。
途中途中の細かいエピソードは週刊連載のための盛り上げに必要だったのだろうからあまりどうこうというのはないが、やはり子供同士が殺し合いに発展するあたりは「蝿の王」が描かずに止まったところを突き進んだんだな。最近でいうと「バトルロワイヤル」だけどこっちの