楳図かずおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
楳図かずお先生を電車でお見かけしたころから、
確か去年ぐらいかなぁ?作品に興味を持ち、
舞台にもなった、私はシンゴから、職場の方に勧められて漂流教室を読み終えたところだった。
そしたら、楳図かずお先生の訃報が入り驚いた。
自分も歳を重ねるつれて、当たり前だけど命の終わりの儚さを感じます。
おろち
表紙は主人公となるおろち 美少女
緻密に描かれている髪の毛、まつ毛、そして瞳。
ずっと見てられるし、絵だけど、しっかりと姿勢を感じる。
背表紙は金箔で、おろち 楳図かずお 印刷されている。
物語は
・姉妹
・骨
の2つ
今まで読んだ作品でもそうだけど、
楳図かずお先生は、人間の心理描写が素晴らしい。
2つの作品を読んでいて、相変わらずおろちという美少女は謎。
自傷し血を出して妙な力を出す。
途中セリフでもあるが、彼女は人間では無さそう。
人間の心情というものに四苦八苦している様子。
効果音や呻き声が描かれているのだが、
途中声に出して読みたくなるほど。
18才までは美女だか18歳を超えると、徐々に体にほくろのようなものが出来、醜く変わってしまう家系。
まるで最後は、なんだろう西洋画で見たことがあるぐらい、恐怖の姿に変わっていってる。
骨では、こんなに苦労した女性が、また自分と同じ過ちを人にし、また自分も同じ過を起こすのだろうか。
この時におろちが、「わからない、、、人の心だけはなぞだ」
と言っている。
ほんとその通りで、人間の感情は不思議なもので理解も難しいこともある。
最後に私のUMEZU体験がミュージシャンのASUKAだった。
それがまたよかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ食糧も尽き、登場人物全員の顔が、クマができたりと顔色が悪くなる。
〝死の行進〟と名がついた、地割れを飛び込むシーンは本当にひやひやした。
こうゆうシーン見ると、自分は落ちてしまうなと即座に思い浮かべてしまう。
ユウちゃんの逞しさにはびっくりしましたよ!
〝危険な天国〟では、マリリンモンローが出てきたときら、私はシンゴを思い出した。
あそこに居たコンピュータが時空の話をしてたのがヒントなのか。
そして、人間飢餓状態に陥ると、共喰いを始める。
時間の壁が破れた場所が学校だと分かり、四苦八苦しながら学校に戻る。
そこで、爆発のショックで生じた時間の破れ目を引き寄せて、学校を未来へ持って来てしまったという仮説が生まれる。
あともう少しで!というときに、
まさかの咲きっぺからの翔ちゃんへの嫉妬心には驚いた。
砂漠にも植物が生え、人間生活が出来そうな兆しが見えて来たと同時にに、
みんな元の世界に帰れないことを知る。
最後、現実と未来に体が分裂した男性が、関谷をやっつけるシーンはよかった。
それに何よりも最後に、
翔くんのお父さんとお母さんが窓の外に見つめる先には、
星の中でしあわせそうにランドセルをしょって駆け巡る姿の絵は、
普段の楳図かずお先生の絵を想像するものとはまた違う、柔らかさを感じた。
「こうして、時はすぎていく。
やがては現代と未来をつなぐ明るい笑いの聞こえる日がきっとくるだろう、、、
翔の母の上にも、、、
他の大勢の子どもたちの母の上にも、、、
そして、あなたたちすべての上にも
どうか、多くの喜びがめぐり来ますように!!」
終わった、、、
この作品を読んでいる間に、
人間追い込まれたら、こんなことになるという描写をずっと見てきて、
真面目な話、今も戦争は起こってるし、
始まったらなかなか終わらずに、
ある意味とてもリアルな話だった。
平和ボケな自分たちに対して、強打されている気分だった。 -
購入済み
感動的な話から悲劇的な話まであって非常に面白かったです。
おそらくかなり前の作品だと思いますが、話に古臭さは無く、人間の普遍的な部分を書いているのだと感じました。 -
購入済み
楳図かずお氏は天才だ
子供のころ、女子が持っていた少女フレンドを借りてへび少女を断片読みしていた。
最近、ふとサイトで見かけたので改めて通し読みに挑戦。
ストーリーはぶっ飛んでいてテキスト(吹き出し)も破綻気味。
しかしそれらの突っ込みどころを差し引いても余りある気迫にぐいぐい引きこまれてしまった。
構図の作り方や少女たちのびっくり顔に釘付けにもなった。
やっぱり彼は天才だと再確認。
それにしてもこの絵が少女漫画雑誌に連載されていたことを思うと
あの時代の大らかさが愛おしく思える。
少女漫画らしい可愛いキャラたちもなんだか懐かしい。
登場人物たちのセリフがお嬢様言葉なのは御愛嬌だな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレめっっっっっちゃ面白かった!!!
怖くてページが捲れないシーンが何度もあったし、読みながら心臓バクバクして翔ちゃん達と一緒に「ウワー!!」って叫びながら読んでた。
あのラストは嫌いじゃない。お母さんから時間を越えて救援物資が送られてくるぐらい未来は科学技術が進歩してるってことやし、全てを知るユウちゃんがきっと世界を救ってくれる。
自分達で新しい国を作るって熱いな。
富士山の近くの天国へ向かう途中にある地割れを飛び越えるシーンで着地する寸前咲っぺが翔ちゃんの服の袖を掴んでるとこ感動して本気泣きした。
怖かったシーンベスト3
1位、地下鉄生き埋め
2位、ペストの流行
3位、盲腸の手術
好きなキャラベスト3
1位、翔ちゃん
2位、我猛くん
3位、大月くん -
Posted by ブクログ
「闇」がテーマの7巻は、全体的に短い物語が多いです。が、だから物足りないかというとまったくそんなことはなく。短いぶん、余計に突き刺さってくるものがある気がしました。
オムニバスショート・ショートである「闇のアルバム」がどれも凄い! どれもが恐ろしく、しかしユーモラスだったりブラックだったり。最後の一ページをめくったところでがつんと来ます。特に「井戸」「来客」「見知らぬ女」がお気に入りですが。じわじわ来る「小さな出来事」「蛾」も良いなあ。
「凍原<ツンドラ>」「首」も好きな作品。これって本当に真相がどのようなものだったのか、断定できないところが良い気がします。気持ち悪さが残って、それが印象的でした。