あらすじ
▼第1話/ねがい▼第2話/DEATH MAKE▼第3話/絶食▼第4話/Rojin▼第5話/プレゼント▼第6話/蛇▼第7話/鎌
●あらすじ/友達とあまり遊ばず、ひとりでいることが好きな少年・等。ある日、ゴミ捨て場で頭の大きさくらいの木の切れ端を拾ってきた等は、そこから自分だけの「ロボット」を作り上げる。何本ものクギを打ち付けた歯、縫い跡の目立つ髪や眼など、はた目には不気味な人形に“モクメ”と名付けた等は、やがて「本当に動いたらなあ」と思うようになり、宇宙のエネルギーに念力をかけて願いごとを叶えようとするが…(第1話)。
●本巻の特徴/少年期の儚さと怖さを描く傑作短編集、表題作「ねがい」ほか全7編! 巻末には、編集家・竹熊健太郎が綴る「私のUMEZZ体験」を収録。
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Posted by ブクログ
ホラー作品だがどう見てもギャグにしか見えないシーンがやはりこの作品にも多い。そういうところが楳図作品最高。聖夜のカップルにサンタクロースが「クリスマスをけがし続けたお前らへのサンタクロースの復讐だーっ!!」と鎖鎌的な武器(鎌の変わりに☆がついている)で襲ってくるところが特に良かった。
ねがい
表題作が素晴らしい。
子供にだけ訪れる不思議なこと。その生々しいホラー感と超自然的なワクワク感、そして哀しさは無二のものです。
出会えてよかったなと何だかしんみりしてしまうようなそんなお話でした。
Posted by ブクログ
グロめの短編7編。
表題作が一番マトモかも。
「絶食」を初めて読んだときは
恐ろしいのを通り越して笑いが止まらなかった。
「鎌」は「早すぎた埋葬」系。
これを読むと
人間椅子の「棺桶ロック」が聴きたくなる(笑)
Posted by ブクログ
怖くて、哀しい。モクメと絶食は、子供の頃に読んだ記憶よみがえる。特に、「絶食」は少コミで読んだはずなんだが、まつざきあけみ作だとずっと思い込んでた。