中西輝政のレビュー一覧

  • あの戦争になぜ負けたのか

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    NHKで昨年放映された、首脳部ぐだぐだ座談会を思い出しながら読んだ。
    戦争をするも続けるも、雰囲気と気遣いと押しの強い弱いによって決まったようだ。
    遺伝子に組み込まれた国民性なのか、空気が決める傾向は、今も変わっていない気がする。
    我らは猿以下か。

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    2010年10月03日
  • 覇権の終焉 アメリカ衰退後の世界情勢を読み解く

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     アメリカの力が相対的に落ち、冷戦以後の一極から多極になる世界情勢の中日本はどういう道をとっていくのか歴史の中から探る著者の鋭い洞察力に深く共鳴する。

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    2010年06月15日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    最近はコンサルタントが書いたロジカルシンキング系の本が人気だが、内容はどれも似通っている。そこで、今度は全く違う立場の人が書いた「考え方」についての本を読んでみたく思い手に取った。(著者は京都大学教授で国際政治を専門に研究)

    まず前者と比べて改めて思ったのは、ロジカルシンキングは大切な発想だが、結局は考えるためのツールに過ぎないということ。それも、課題の原因を明確にして、その為の解決策を論理的な繋がりで結び付けるための手段なのだ。しかし、本著を読んで、物事を考えるにはその前に大切なことがあると感じた。それは結論が論理的に正しいとかそういう次元ではない。「人として先ずどう考えるか」という、思

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    2010年10月03日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    あの戦争になぜ負けたのか ものすごく疲れる。なにも歴史から学んでないし。歴史の授業で取り上げるべきだ。

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    2010年02月14日
  • なぜ国家は衰亡するのか

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    ・道徳の頽廃とその社会の活力の衰えとは表裏一体であるとした上で、文明の衰退は内なる要因、特に精神的、文化的要因などの自己決定能力の喪失から発するという観点から、衰退のケースとしてローマ帝国・大英帝国を、反例として外部文化を巧みに自己化することで文化の破綻を防ぎ1000年以上命脈を保ったビザンチン帝国と、普遍的な理念を持ちえることで継続していた中国とアメリカの繁栄の要因が解かれていた。


    ・文明の成長は創造的な少数者にて行われ民衆は機械化された仕組みのもとでエネルギー効率の上昇を図るべきであるという普遍的な理論を『よき指導者と馬鹿な大衆の組み合わせが高度成長の要因』 と標榜した上で、

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    2009年10月04日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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    戦場に散った兵士の多くは真面目で優秀なヤツばかりだった。生き残った者たちはそのことを一生悔いていまも生きている。だからモーレツに日本は経済復興を遂げた。まるでその後ろめたさから逃げるようにして。これはひとつの事実で側面であるような気がする。戦争のことは二度と思い出したくない。そう言って会話を避ける老人たちの中には単に戦争の悲惨さを避けているのではなく生きている自分にずっと罪を感じている。これは本人たちにしかわからないことであって日本人として知っておくべきこと。

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    2011年09月15日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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    これもひとつの考え方として、受けとめる必要あり。全面的に信じてしまうと、それは宗教みたいなものになってしまいます。

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    2011年09月09日
  • なぜ国家は衰亡するのか

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    かなり目からウロコ的視点があり、個人的には結構納得のいった一冊。面白かった。残念ながら読んだ直後に感想を書いていない為、ウロコの一例を挙げられないのが無念・・・。そんな曖昧な中にも関わらず、一読はススメます。ローマ帝国との対比なども興味深かったです(辛うじて大雑把な一例だけ)。

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    2009年10月04日
  • 日本人として知っておきたい「世界激変」の行方

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    日本から見た世界情勢の行方について。

    2016年出版ということもあり、今からすると若干古いものの、勉強にはなった。

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    2024年09月14日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    6人の学者や作家による座談会。私の理解力が足りないのか、話についていけない部分も多かった。
    だが、どうして戦争が始まってしまったか、当時の状況などはよく分かった。
    特に特攻に関しては考えさせられた。

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    2024年03月06日
  • 近代史の教訓 幕末・明治のリーダーと「日本のこころ」

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    明治の三太郎、早過ぎる死 日露戦争で燃え尽きた
    国家を背負う胆力 吉田松陰・西郷隆盛の後継者
    桂太郎 日英同盟ー日露戦争 英国議会に学ぶ
    児玉源太郎 参謀次長ー満洲軍総参謀長
    小村寿太郎 日英同盟ーポーツマス講和会議

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    2024年02月12日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    ◯問い
    どうすれば本質を見抜けるようになるか

    ◯答え
    ・本質は目に見えないもの
    ・目に見えるものを手がかりに「ああなれば→こうなりやすい」に当てはめる。

    ◯根拠
    ・歴史は繰り返されており、物事の本質は大きくは変わらないから。

    ◯やること
    ・思い込みなく物事をありのまま見る
    ・肯定と否定、過去と未来で考えて視野を広げる
    ・時事ニュースとか色んな場面で上の考え方を繰り返し、「ああなれば→こうなりやすい」の精度を上げる。

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    2023年12月12日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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    戦時中のことは今まで目をそらしていたけど、日本が開戦に至るまで、共産主義者でソ連からのスパイが開戦をそそのかしていたという話に驚き、もっとこの辺の事実を見なければと思った。
    若干天皇崇拝の思想が入りすぎていて違和感があったけど、読んで為になった。

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    2023年08月06日
  • なぜ国家は衰亡するのか

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    概要
    ・おかげ参りは江戸時代のカタルシス。
    ・日本史は物質的な欲の時期と、迷信のようなものを信じる人が多くなる時期が交互にくる。
    ・天明のききん、浅間山の噴火などの災害⇒田沼の失脚
     田沼時代はバブルの時代であり、不道徳な時代
     モラルの破壊の時代 
    ・寛政の改革 きゅうくつな時代と思われたかも・・・
     田沼の時代を奇妙に時代にあったともちあげる歴史学者や江戸を論ずる人が今もいる
     改革とは高い志が必要になる!!日本をどうすべきか真剣に考えた改革だ!

    アクションプラン
    ・今の時期、この令和の時代のあるべき国家像とは何だろうか、それを自分なりに考えていきたい。だから、もっと本を読んでいきたい。

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    2022年08月10日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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    戦後の歪められた教育について、日本の皇室について、日本の文明についてなどの理解が深まりました。
    日本人として、日本を愛する心を忘れずにいきたいと思います。

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    2022年06月19日
  • ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動

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    ヴェノナは必須の知識だ。なんで日本でもっと大きく知らされてないのか全くわからない。
    ヴェノナで解明された暗号伝聞だけでなく、他の情報も付き合わせて、事実を解明していく。実に面白い。
    んで、米国って、宣誓しての証言て、重いんだな本当。偽証罪に問われかけるといかに逃げるか。また、喋る奴も多くて、墓場まで持っていかんのかいと思うところもあり。
    分厚くて読み応えあるが、日本との関わりがあまり描かれてないのが残念だった。

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    2022年05月10日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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    日本人の、心の美意識はどこに行ったのか。
    戦後、歴史について正しい情報が教えられないことで、壊れて行くものがある。
    皇室に重きを置いているとはいえ、幅広く新書容量では薄くならざるを得ないが、それこそ「これくらいは日本人でしょう」という内容。
    初めてには良いか。

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    2022年01月04日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    情報戦略などのソフトウェアがまるきしダメなのは戦前から。相手は日本を分析して戦いを挑んでくるのに、対する日本は?
    敵を知り己を知れば百戦危うからず、大事なことは基本に立ち返ること。

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    2021年08月16日
  • 日本人が知らない世界と日本の見方(PHP文庫) 本当の国際政治学とは

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    意外だったのは、
    戦争を憎み、軍縮を正義とする日本の反戦教育は、幼稚な精神論で危険だという批判と、
    一国の超大国、二番手グループ、その他大勢の第三グループの3層構造になったとき、世界に安定が訪れる、という点。

    反戦教育がどういう背景で生まれたものなのか、今の時代に照らして、どういう議論が足りてないのかを考えないといけない。

    第一次世界大戦は国家が国民を騙す戦争だった。
    そこから、アナーキズムや社会主義、共産主義が出てくるわけだが、それも20世紀末に頓挫し、国際政治の秩序は崩壊し、次なる秩序が生み出される時代だが、その答えは明示されていない。

    グローバリズムとナショナリズムは繰り返す。

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    2021年01月22日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    必ず言葉にしてみる!考えることが重要。
    とにかく一度、結論を出す!あとでチェック可能。
    難しい話を、優しく言い直す!
    問題を3つの要素に分ける!
    直感が本質であることが多い!保険として論理を持つ。
    全員一致は、まず間違い!

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    2020年08月21日