中西輝政のレビュー一覧

  • 迫りくる日中冷戦の時代 日本は大義の旗を掲げよ

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    ■中国

    A.● 日本には、尖閣以外にも「中国の脅威」が迫っている。
    北海道や新潟の土地を買い漁ったり、大量の留学生を日本に送り込むなど、同国による「日本乗っ取り」戦略が進行している。

    B.● 日中貿易の決済で「円と人民元の直接取引」が開始された。
    これは「米ドル基軸通貨体制」、同盟国アメリカの国力の基盤を揺るがす行為であり、国家戦略上、支離滅裂な決定である。

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    2012年12月22日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    6名のそうそうたる面々によるが大東亜戦争に関する座談会。
    半藤一利・保坂正康・中西輝政・戸高一成・福田和也・加藤陽子の6名。僕自身かつてその著作で勉強させてもらった人も多くいます。また、この6人の大東亜戦争に対する立ち位置が微妙に違っているので、そのあたりも興味深く読ませてもらいました。

    ただ、内容が非常に多岐に渡るため、それぞれの議論が尽くされていない印象があります。一致点を見つけて終了、といった感じです。もう少しテーマを絞り込むか、参加者を3人くらいにするかした方が、より深い議論が楽しめたのでは、と思います。

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    2012年09月01日
  • 世界史が伝える日本人の評判記

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    フランシスコ・ザビエル、ラフカディオ・ハーン、アインシュタイン、チャップリン、そしてレヴィ=ストロースなど、1500年代から戦後まで400年以上の間に、日本を訪れた十数名の日本印象記。
    欧米人の視点で描かれていて新鮮だった。


    ハーンもアインシュタインも日本の西洋化を憂いていた・・・と言うことは明治に思い、昭和でもそう思ったってことは、遡れば遡るほどいいってことか。

    少し著者の中西さんのご意見が押し付けがましく思えた。

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    2012年08月24日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    ネタバレ

    太平洋戦争がなぜ起こったのかを色々な観点から見ていく。 日本の中国侵略から端を発してアメリカ・イギリス等々の包囲網からの石油のストップ。 日本は遅れてきた植民地政策による帝国であった。

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    2012年06月23日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    仕事をしていて難問に直面したときに大切なのは、その問題の本質は何かを素早く把握することです。これができてしまば、解決できる問題なのか、だめと思われる場合にはどんな対策をとるべきかが自ずと分かってきます。

    しかし実際に難しいのは、本質を見抜く技術だと思います。この本では、そのための技術を大きく6つの観点から解説しています。本に書かれている技術は私の経験ではそのまま適用しても効果が少ないと思っていますが、そのエキスを理解して(本質を理解して)自分のアレンジを加えて今後の社会人生活に活用していきたいと思いました。

    特に印象に残ったのは、ユダヤの法則にある「全員一致の決定は無効」(p184)と

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    2012年05月08日
  • 情報を読む技術

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    結局政治や外交の情報の読み解き、活かし方だった。
    ニュースの読み方聞き方考え方。
    なので、池上彰氏の「ニュースの読み方」とほとんど同じ。
    特に経済・経理・会社情報の読み方考え方などではない。

    題名に騙された。
    と思ったので★3つ!

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    2012年04月28日
  • 情報を読む技術

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    情報をさまざまな側面から把握する必要性を感じた。
    ・ある人間について知ろうとするときは、その人の育ちに関する情報を集める
    ・新聞の小さな記事にこそ、真実が含まれている(大きく取り扱いたくないが報道はしなければならない)
    ・メディアリテラシー
    ・背後で何か進行している」を前提にする
    ・相手が隠そうとしているものと読む(何ら前後関係がないことが進行始めたらそれは目くらまし)
    ・どっちつかずの情報は一見優柔不断に見えるが情報としては信ぴょう性が高い。(1か0かの情報はわかりやすいが真実ではないことが多い)
    ・経済情報は尺度として利用する(国家観、政治観なしの経済論議は実らない)
    ・個人情報(個人に関

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    2012年03月31日
  • 情報を読む技術

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    「迷っている状況に耐えられず、安易に答えを出そうとし始めたら、破滅が近づいている証拠だ」(…)この処世訓は、情報に対する姿勢にも当てはまります。115
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    イギリスは王様でもスパイ罪は訴追されます。たとえば、ピューリタン革命のとき処刑されたチャールズ一世は、歴史の教科書では、議会と対立して、議会の権限を侵して絶対王政に向かおうとしたから殺されたとされていますが、王はじつは、国家反逆罪で処刑されたのです。フランスと通じてフランス軍を援軍に送ってもらって、議会を制圧するという

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    2012年03月21日
  • なぜ国家は衰亡するのか

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    いまだに「坂の上の雲」を目指している国や業界、シニアのための、健全なる衰退学の本。

    二十世紀初頭イギリスの女性進出やグルメブーム、ビザンチン帝国が千年続いたワケなど。

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    2013年01月23日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    歴史から学ぶ本質の見抜き方と言ったところ。途中から取っ付きにくい感じが。なんとか読みきりましたが、個人的にはずきゅーんと来ませんでした。すいません。

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    2011年10月07日
  • 日本人として知っておきたい近代史(明治篇)

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    明治時代における近代日本の創立を担った重要人物について、数々のエピソードを基に個性・主義を描いた一冊。吉田松陰、岩倉具視、大久保利通、伊藤博文、桂太郎、児玉源太郎、小村寿太郎、乃木希典らの物語と彼らの武士道的な生き様が紹介されている。第二次世界大戦後の教育資料の検閲によって現代教育では見えにくくなった日本人のルーツを知る上で、入り口となると思う。

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    2011年10月06日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    読んでいると、一々うなずかされることが多い。
    しかしながら、読み終わるとあまり頭に残っていない。

    つまり抽象的すぎて、自分の中で消化しきれていないことが、
    多いのではないだろうか。

    読んだのは2回目だけど、やはり印象が薄い!

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    2011年09月03日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    友人の勧めで。
    ○むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに(井上ひさし)
    ○歩きながら(言葉にしながら)考える
    ○3つのセオリー「動あれば反動あり」「慣性の法則」「鹿威し」
    ○明・浄・正・直

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    2011年08月06日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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     保守派である著者が、戦後体制、戦時中、天皇制について簡単に解説した本。

     第一章で解説している戦後体制(主に教育面)に批判的なのはある程度予想が付いたが、面白いのは戦時中について述べた第二章である。

     アメリカやイギリスが日本軍を恐れたのは「國體護持」を掲げて自己犠牲を厭わない点にあった。そして、戦後体制はそんな日本の力を削ぎ、日本を社会主義の実験場にしようという目的があったと述べている。この件を読んで、戦後の日本は憲法9条に見られるような平和主義の実験場にもなったのではないか。
     
     他には、日本が「大東亜共栄圏」とか「五族協和」、「八紘一宇」というスローガンを掲げてアメリカや

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    2011年06月18日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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    ネタバレ

    右寄りの本でした。想像してたのと違う。ただ知識として知らないことが多く、読んでよかった。何事も知らないで否定してはいけないものだなぁ、と感じた、が「終戦の詔書」を原文で載せられて理解できるわけがない。それで都合のよい部分だけ解説して、「~だからこうだ」と言われても納得できる訳がない。

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    2011年04月16日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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    そんなことを言われたら、読んでみようか、と思ったんだけど、
    内容は右寄りの1つの思想だと思いました。

    自分は戦争を本当に全然知らない。
    いつも言ってる気がするけど、歴史でも近代をやる頃には、
    学年末になっており、怒涛の勢いで授業するから覚えてない。。。

    なので、書いてある内容で、知らないことがたくさんありました。
    日本の外交や、中国との関係など、かなりうなずけるところもあります。
    また、戦後の戦前~戦中否定の後ろ向き責任論視点によって、
    日本人というのがあいまいになって、事なかれ主義なのも確かにあります。

    しかし、知らない歴史に関して、日本贔屓のことが多く、
    日本がしたことは?っていう部

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    2011年04月11日
  • 日本人として知っておきたい近代史(明治篇)

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    日本人の心の在り方の理想像として、吉田松蔭・岩倉具視・大久保利通・伊藤博文・桂太郎・児玉源太郎・小村寿太郎・乃木希典をあげ、彼等の『誠・志』の素晴らしさを、著者の視点(特に乃木将軍については司馬遼太郎の見解とあい反した意見(美化?))で分かりやすく解説しています。
    この本は、先ず第一章と最終章を読んでから、中身を読むとより著者の主張が理解し易いのでは…と思いました。
    この本は、今の日本人に掛けている(特に政治家や官僚)日本人の持つべき資質について、歴史を振り返って述べている点が良いと思います。
    ただ、私のように近代史をあまり知らずに読むと、歴史的背景を理解するのに時間が掛かります。

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    2011年04月06日
  • 日本人としてこれだけは知っておきたいこと

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    はじめの戦争についての章は、予備知識がないと読みづらい。
    けれども、日本人にとっての天皇という章で、天皇が日本国民にとってありがたく尊い存在なのだということを感じた。
    それだけで、天皇をよく知らない人には読む価値があると思う。

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    2011年01月10日
  • 情報亡国の危機 インテリジェンス・リテラシーのすすめ

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    正に、今、ウィキリークスなる暴露サイトが全世界を混乱に陥れていますが、日本の情報管理の脆弱性は官民と関係なく国際社会と比べると、いかに甘いかが実感されます。

    この本で指摘しているように、日本も本腰を入れて、情報管理・防諜をはかっていかないといけないと考えさせられました。

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    2011年09月24日
  • 本質を見抜く「考え方」

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    物事の本質を捉える本かと思ったら、どちらかというと筆者の他人の考えと違うところを紹介するような本だった。筆者のその考え方を通じて、マスコミや周囲に惑わされない考え方を学ぶって感じ。

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    2010年11月20日