日向夏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
壬氏の余裕が驚く程のペースで摩耗していく…
当初は猫猫という気になる女の子が失踪した事により余裕が失われただけの筈だった。けれど、深緑の指摘が壬氏を別方面から削り取ってしまったね…
特に柘榴宮に殴り込んだシーンなんて、彼らしからぬ表情まで披露して…。下手をすれば人を斬り殺しかねない顔をしていたよ……
というか、ここに来て次々と示される真相に繋がる手掛かりにちょっと興奮せざるを得ない。無関係に見えていた数々のピースが一つの大きな形を持とうとしている……!
他方で肝心の猫猫は心配する壬氏を他所に割とのんびりしているような…。まあ、連れてきた子翠に自分を害する気がないと判っているからこその気楽さなんだろうけど
それにしても、子翠が猫猫を連れ込んだ里は奇妙な部分がありつつ、本作の真相に繋がる暗示を含んだ場所だね
まさかここでも色弱の話が出てくるとは思わなかったし、子翠がその類とも予想外だったな。「王母の血」と同条件という意味では重要な意味を持ちそうだけど、それなら後宮に潜ませながら今になって抜け出した理由がイマイチ見えないような…
ただ、そんな疑問を吹き飛ばすかのようなインパクトがデカすぎた存在が突如として現れたね
壬氏は壬氏で真相に近づきつつ有るけれど、猫猫も隠されていた真相に近付き過ぎてしまった。しかも危険度も跳ね上がっている
そうして詳らかにされた子の一族による謀反。これまで後宮を中心として展開されていた服薬関係の事件が一挙に大きな話となってきたね
話が戦ごとのきな臭い匂いを帯び始めたら現れるは軍事の専門家。おまけにその人物が猫猫の実父であるとなれば緊張感も高まってくる
それだけに、羅漢と壬氏の間で衝突が起きかねなかった瞬間に羅門が登場して雰囲気を緩和してくれたのは有り難かったね。そっか、羅漢って羅門を前にするとあんな感じになるんだ…(笑)
ただし、それでも結論は変わらない。猫猫がどうであろうと謀反を企てる子に対して行うべき事は決まりきっているし、そこで壬氏に対し求められる役割も決まりきっている
これはクライマックスが近づいてきた予感がしますよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ偶然が重なれば必然だ。小さな事件がつながっていく。後宮という狭い世界の中での人間模様、そして一族の愛憎。皇弟兼「宦官」という謎の存在を絡めて女官猫猫の本音(心のつぶやき)が迷走する。なかなかの壮大なドラマである。
猫の自由気ままな性格そのまま好奇心のママに生きる主人公猫猫。壬氏(皇弟)の求愛をツンツン無視しようとする。その壬氏の恋の追撃を猫猫はかわしきれるか?
脇を固める楼蘭(子翠)、羅漢(変質的)、羅門、4人の后達と女官 西域に行ったり新たな展開をする。独り言というから、猫猫視点で書かれていると思ったが、(独り言)で本音がつぶやかれるだけで、全体はパノラマ描写である。そこが物足りない。ひとり言部分もト書きで書いてしまっている。そこだけ羊頭狗肉に思う。
それにしても羅の一族は濃いキャラだ。だから羅半兄が浮かび上がる。そして雀というおちゃらけだが秘密の多い存在。キャラ設定が秀逸である。
原作縛りがあるからそれほどでもなさそうだが、漫画は2種有り、描き方に違いがあるらしい。まんがオリジナルもあるのかな? -
購入済み
どうやら
破滅へのクライマックスと言うところでしょうか…謀反を起こすのは勝手に一部の人がやらかすのに、責任は一族郎党。しきたりだろうけど、無邪気な子どもとか従わざるを得ない人達を見ると心が揺らぐよなー。壬氏もどうやら動きがありそう。次が楽しみだけどなーずいぶん先です(泣)