日向夏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
横暴を極める神美の悪徳、彼女に権力がある為に誰もが逆らえない訳だけど、悪徳を許して良い筈もなく
誰もが頭を垂れるしか無かった瞬間に悪態をついた猫猫はよくやった!と褒めたくなる。ただ、無謀であったのは変わり無いだけに楼蘭が然りげ無い形で助け舟を出してくれたのは良かったな
そして、殆どの者にとっては地獄の責め苦、けれど変わり者で毒好みな猫猫にとってはご褒美タイムへご招待。子翠の正体が明らかになった事で立場が様変わりしてしまった二人だけど、こういった信頼に変わらぬ関係が見て取れるね
けれど、所詮猫猫は紛れ込んだ異物に過ぎず、楼蘭だけがこの事態を何とかしようとしている。立場の差は覆せない
火薬を爆発させ更なる責任を取ろうとする楼蘭に対し、猫猫は彼女の背を見るしか出来ない。彼女が語る一族の罪も絶望も猫猫はこれまでの事件のように解決してやる事も出来ない。結局、彼女は子の一族でも皇帝の血族でもないから
ただし、他人だからこそ猫猫に出来る事もある筈で
言葉も無いままに託された大事な使命。けど、罪人に成るしか無い楼蘭を救えはしないし、明確に託されたという形にするのも宜しく無い。だから猫猫が彼女の願いを聞き届けたかのような形も取れない
二人の間に信頼は有っても、協力を築いて良い段階は疾うの昔に過ぎていたから
それでも、という感じに楼蘭に生き延びる理由を与える様子は賢い猫猫が見せた珍しい物分かりの悪さであり、親友への餞のように思えたよ……
笑顔のままに猫猫の前から去った楼蘭が始めるのは、本来なら彼女が行う必要もない一族の後始末、または親の不始末
それまで人形のように過ごしていた楼蘭が見せる覚悟は見上げたものだけど、その勇猛さが行き着く先が禁軍の登場に拠って見え始めただけに何とも物悲しくなってしまうね…… -
購入済み
ラノベの方も読んでいるので、どんな風に表現するのかなぁ。と思っていたけど、絵がとても綺麗なので、読み終えることができました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレやっと西都が終わった。
謎だらけだったのが、やっとすっきり。
玉鶯の暗殺。陸孫の関与。陸孫と玉袁との関係。まさか、いの一族だったとは。
雀の正体。巳の一族か。それも玉鶯の妻も。ルー侍郎も。そして、雀の使命は、月の君の幸せ。
羅漢の人を見る目もすごい。そのお陰で、色々話が進んだし。
羅半兄ももっと大事にしてあげて欲しい。功労者として、何かを。
そして、壬氏と猫猫。二人抱き合ったまま寝てしまったり、船で手を繋いだままで接吻して、猫猫はそれを受け入れてたり。いい感じ。壬氏の我慢強さもすごい。けれど、その性格だから猫猫も安堵を得られてるんだろうな。