日向夏のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
サロメの事情が明らかに。
内容としては、サロメとの養護院訪問の後半、ヴィオレットとゾエとバザー、そしてヴィオレット主催の舞踏会が始まったところでした。前半で、サロメの祝福のような魔性について明らかになりました。
サロメにまつわる事情がここにきて一通り明らかになったので、どうやら犯人ではなさそうですね。また、チーロの遺体を運んだのがサロメと護衛騎士だということも判明。サロメは、城壁の外にいた聖騎士であるアドンと仲良くなったので、チーロ○害の容疑が彼に掛からないように、遺体を移動したとのことだった。なお、アドンはチーロ○害の実行犯ではなかった。
そして次の問題が浮上。サロメの魔性は異性にしか効かない。したがって、女性であるサロメの護衛騎士は効かないはずだが、何らかの魔道具か祝福が掛けられていた形跡があり、操られていた可能性があるとのこと。クロエが 1 回防御した祝福はこれか? とはいえ洗脳系の能力となると、○害なども人を操ってできることになり、埒が明かなくなる。ここはまだ謎のまま。さすがに無制限で洗脳できるのはミステリーが成り立たなくなるので、厳しめの発動条件とかがあるはずで、その辺の条件探しが今後重要になってきそうです。
後半は、ヴィオレットとゾエとバザーでした。正直、盛り上がりに欠ける内容だったので退屈でした。
ただ、バザーの神父が聖女派という話が出ていて、そういえば重要そうなヒントだったなと思い出しました。神子派は穏健派で、エラルドや○害されたチーロも神子派なので、犯人は革新派の聖女派である可能性が高い気がしています。神子候補たちがどっち派かざっと読み返して確認したら、ゾエだけ聖女派で他は神子派でした。しかも、読み返していて気づいたのは、他の神子候補はセリフからどっち派か探すのが大変だったけど、ゾエだけは何度も聖女と言っていたこと。今までゾエとヴィオレットは同じくらい情報がなく疑わしさは同程度でしたが、現時点では、モニク>ゾエ>ヴィオレットって感じです。
もしクロエに能力を行使したのがゾエなら、昼食の時になるので読み返してみたところ、言葉としては何度も発言している『聖女』とか衣装関連、行動としては手を叩く、机を叩く、人の手を握るあたりか。あとはデザイン画とかのモノを媒介にするとか。まぁ十分あり得そうなラインナップですね。 -
Posted by ブクログ
かまいまくってた猫猫が壬氏の気持ちに向き合うようになってから、今度は壬氏が距離感を掴みかねているようで、二人の微笑ましい距離感はびっくりするくらい変わらない。にやにやする(笑) ただ二人とも仕事人間で、仕事は分けて考えるのは好ましいよね。あとそれとは別に、羅の一族の面々の仲も側から見ると微笑ましいのよな(笑)
今回は、新たな登場人物が増えたり、これまでの人が意外なところで繋がっていたのが分かったりな話が多かった印象。最初の頃より、随分人と、人の関係性に関する話が増えた気がするな。猫猫が対人についての部分でだいぶ丸くなったこともあるのかな。私はそういうのは読んでて微笑ましくて好きなので楽しさも増えた。 -
Posted by ブクログ
本の厚みが少なくなった....!短編集的な感じで、色々な人物それぞれについての話が展開される。西都での話が続いていたので、一年ぶりに中央に戻ってきたんだなという実感と、戻ってきて平穏な日々が....とならないのがさすがだなという思いがある(笑)
個人的には、猫猫がお世話になっていた緑青館の三姫の一人である女華の話と、元妃・阿多の話が響いた。猫猫も壬氏に対してちゃんと向き合うようになったこともあるし、壬氏のこれまではとても大変だったけど、それでも壬氏のことを大切に思う人たちがこれだけいるんだなというのは救いだなと思った。それを知らないで過ごさざるを得ないのがもどかしい、、、