舞台は中世の中国をイメージさせる宮廷の中。人さらい(!)に連れてこられた薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が、イケメン役人・壬氏(ジンシ)に能力を買われたことで、後宮で起こるさまざまな事件を解決していくことになる、ミステリー&ラブコメディです。
「帝の御子の原因不明の病」や「下女の謎の自殺」などの事件を、猫猫が薬師としての知識と鋭い洞察力で次々と解決していく様子は爽快です。
フィクションではあるものの、作中には昔の文化や薬の知識がふんだんに盛り込まれており、「へぇ〜昔の人の化粧ってこういう感じだったのか」、「媚薬ってアレで作るの!?」など、勉強になります。
そして、このマンガで私が特に好きなのは、猫猫のヒロインらしからぬクールな性格(笑)
人さらいに遭っても動じない肝の据わりっぷり、次第に猫猫に好意を寄せ始める壬氏からのアプローチも華麗にスルー。いつもは女性を誘惑する側の壬氏が、猫猫に完全に翻弄され、やきもきしている様子が微笑ましいです。
猫猫のところへ舞いこむ次の事件は? 猫猫の運命は? 猫猫と壬氏の恋の行方は?
読めば続きが気になること、間違いなしです!
感情タグBEST3
大変楽しめました
壬氏と猫猫のぎこちない関係が、読んでいて最高に胸に突き刺さります
壬氏が猫猫にだいぶデレデレになってきて、思わずニヤニヤしてしまいました
web小説の方を読み直したら、かなり忠実に再現されているんですね
2度楽しめました
Posted by ブクログ 2020年01月07日
第十五話 猫猫への依頼
第十六話 蜂蜜 その①
第十七話 蜂蜜 その②
第十八話 阿多(アードゥオ)妃
第十九話 すれ違い
第二十話 宦官と妓女
第二十一話 荷造り
猫猫の養父の意外な過去が明らかになりました。足が悪いという設定もちゃんと意味があったんですね。ていうか元宦官だったんですね。
そして猫猫と壬士のぎこちないやり取りが💓です!
Posted by ブクログ 2024年02月01日
この一巻で感情がぐちゃぐちゃになる!
まずは切ない…全話通して切ない…
いろんな切ないが描かれていて
重ければ重いほどやりきれない…
そんな中、後半の猫猫が異常に可愛い
薬師バージョンでなく妓女バージョンの猫猫が
この巻の癒し
サンデーウェブリでもう一方の少年漫画の方の薬屋を読んでいるが阿多妃の侍女頭の扱いが変わっていた。あっちは匂わせただけだったがこちらの方がまぁそうだろうなという感じがする。違いを探すのも面白い。
一番好きかも
匿名 2023年12月11日
現在アニメの最新放送中の巻。ようやく脳破壊から少し回復した壬氏がまたもや猫猫を陽気にからかい始めた。そんなことやってるから好かれないんだぞ…。でもこの巻の話は全部本当に好き。誰も報われなくて、誰も救われなくて、でも多分、アードゥオ妃だけは少し前を向けるようになった話なのかな?壬氏の秘密にも関わってき...続きを読むて、その内容は簡単に察せられるものだけど、それ故に猫猫の関係とも簡単に行かない感がひしひし感じられてきて少しつらい…。
面白くてほろ苦くて
匿名 2023年11月25日
阿多妃のお話は切なかったですが、名推理で活躍する猫猫を楽しめました。まさかこの事件が、猫猫の侍女としての生活に影響を及ぼすとは思いませんでしたが、クヨクヨする壬氏が見られたのでそれも良し笑
Posted by ブクログ 2023年11月13日
阿多妃の話は原作1巻の中でもかなり好きな話です
阿多妃と里樹妃の関係性も、一種の共依存だったとしても良い関係性だったんじゃないかな
三姫揃い踏みは美の暴力
大きな変化がある巻ですね。
後宮の女官の水死体が見つかった所から様々な謎解きがあり、
壬氏の出自がうっすらとわかるようなわからないようなエピソードもあり。
猫猫は一度解雇されて花街に帰りますが、また戻ってきます。
尋常じゃなく落ち込む壬氏の姿もちょっとカワイイ(笑)。
壬氏と猫猫の間接チュー(!)...続きを読むのワンシーンは萌えます。
梅梅、白鈴、女華の三姫をはじめ緑青館の人たちも好き!
主人の大切な存在を死なせてしまった侍女の話。
アレコレ裏話があるから、ここではまだ後で。
からの、後宮から出なくてはいけなくなった猫猫と、それを引き留めるられなかった意気地なしの話が好き。
壬氏様も猫猫もかわいすぎる
さらっと処刑とか肉刑を受けたとか書かれててびびる
里樹妃の侍女たちうぜー
ちっちゃい子を虐めんなよ!かわいそうだろー
壬氏様の猫猫好き💕が、チラッと見えるシーンが好き過ぎるので、この巻は何十回も読みました!原作を読まないので、何故こんな事に?が分かりにくいのですが、絵の力で目から幸せです😭
Posted by ブクログ 2022年10月29日
まずやっぱり表紙の猫猫かわい~。やっぱり蜂蜜駄目か…それと三妃が出てきてくれてうれしい!三人とも好きだけど私は女華様が一番好きです。美しくてクールな表情しててでも猫猫とかに優しいところがいい!あと壬氏ってやっぱり猫猫のことが好きなんですよね~。最後の方、やばすきてドキドキしながら読みした。これから何...続きを読む回も読み直ししたいと思いまーす。
次の五巻も楽しみ!読み次第、感想書かせてもらいます。
今でこそ、やむを得ず離れていったヒロインを取り戻せたけれど、隠している立場が公になっても近くにいられるのか…この先を想像して切なくなりました。
翡翠妃、梨花妃、里樹妃、と来て阿多妃と御対面です!柘榴宮の侍女たちからも尊敬の眼差しを集める阿多妃カッコイイです……!
アードゥオ様が異常にかっこいい。また今後も出てこないかなーと期待しつつ。そして最後のお話好き、指キスって萌え殺す気かなって
毒を入れた犯人判明から猫猫まさかの解雇!?からの即連れ戻し…と盛りだくさんの内容だった!
阿多妃、凛としててカッコイイし、皆が慕うのもわかる……
それから妓女姿の猫猫可愛い……
次が楽しみ………
壬氏の身分が分かる回。そして、言葉が足りなくて、ある理由で解雇となる猫猫と、引き止めたいのに、猫猫の事を勘違いして不本意ながら解雇する壬氏のすれ違い。高順のおかげで出会うシーンは、壬氏さまがほんとにもう美しい!綺麗な猫猫もかわいい!絵がうま過ぎてすごいです!
壬氏さま無邪気なところがまたいいですね。
それを蛆虫でも見るような猫猫の目がたまらないし、空回りするお互いの姿もまた最高です。
以外に露出がある格好とか結構ドキッと来ます。
任氏様は猫猫が大好きなのに、猫猫はどうなんでしょうねー。任氏様が酔って猫猫に抱き着いたり、また後宮に連れて帰ったりする場面が好きです。これからの2人がどうなるか、楽しみです。
また少し進展してくれた気がします!そして今回も後宮での様々な人間模様&事件が複雑に展開して読み応えがありました。ちょっと重いところもあってしんみりしたけど、驚きの事実が…!?壬氏様と猫猫の今後が楽しみ〜
壬氏の苦悩顔が最高です。ミステリとしても面白く、ラブコメとしても素敵。猫猫がドライなのも良いです。壬氏や阿多妃などの中性的なキャラがめちゃくちゃ美しい。
17年前の阿多妃の赤子の死。猫猫の養父が後宮の医務官だったことが判明。ここから、物語がさらに面白くなる予感!
原作小説の第一巻、後宮編の終わりです。
Posted by ブクログ 2020年07月23日
堀で死んでいた女官の死が、園遊会での毒事件の謎解き?に繋がる。
阿多妃が上級妃を降りる、命をかけて彼女を守る侍女達の切ない想い。
阿多妃が語る、いなくなった息子?ん?似た男が猫猫の側に?
この事件は、猫猫の養父の過去にも繋がってゆく。
後宮を解雇となる猫猫は、花街に戻ります。
緑青館の三姫の同...続きを読む席で壬氏との再会、その席で猫猫と壬氏とのイチャイチャ(笑)が可愛いやら、壬氏はニヤニヤです♪
冬虫夏草を手にいれた猫猫さん、喜び過ぎです(笑)
#薬屋のひとりごと
#ねこクラゲ
#コミカライズ
#漫画倶楽部
#漫画のある暮らし
#漫画好きなので
#漫画好きな人と繋がりたい
#漫画好き
この巻でノベルの1巻部分が終わりお話も一区切りでした。薬作りに夢中な猫猫ですが、よく人を見ていて今回も冴えた推理で謎解きをしていて面白かったです。猫猫の妓女姿もとても可愛いです。猫猫の言動に一喜一憂する任氏も可愛い。
面白かった!原作も読んでいますが、演出もとても綺麗で改めてとても良いなと思いました。
人物の描き方もいいです。その人の纏う空気が大事なんですが、ちゃんと描かれていると思いました。
舞台柄艶めいた雰囲気ですが、主人公がいい意味で爽やか?清々した?雰囲気に変えています。
逆にその主人公が艶めいた話に巻...続きを読むき込まれたときは、可愛さがうなぎ登りです。
オススメです!
とても面白く一気に読んでしまった
絵も可愛くてお気に入りです
ただ○月ぐらいに次巻発売予定とあるが発売日が大幅に遅れるのが残念で仕方ない…
Posted by ブクログ 2019年09月15日
ガンガン系とサンデー系を交互に読み比べて、サンデー系の3巻でこのガンガン系4巻で原作の1巻が終了。
どっちも、単行本単位で調整されているのね。
原作を1巻までしか読んでないので、次までに2巻を読んでおかねば・・・。
後宮で起きる事件を薬師の視点で解決するミステリ譚。
テンポの良い原作に、...続きを読む分かり易いガンガン。
テンポよくおまけのついたサンデー系といったところでしょうか。
異国の歴史ものはあまり好きなジャンルじゃないのに、分かり易くミステリとして読み込ませるこのシリーズ。
全部追いつけるよう頑張って読む。
淑妃が、後宮を去る。
子供を亡くすという辛い過去。
それでも、後宮に残るという選択。
これから幸せに
猫猫も後宮から出る羽目になる。
壬氏のもとで、暮らす?のか?
働く?のか?
⚫︎猫猫への依頼:猫猫にケモ耳&尻尾が付くと可愛いにゃん♬ 猫猫は柘榴宮へお手伝いを壬氏から依頼された。⚫︎蜂蜜:壬氏が蜂蜜のついた指を舐めさせようと猫猫に迫る!猫猫も抜け目なく壬氏への嫌がらせを忘れない!園遊会での毒殺未遂の犯人である柘榴宮侍女頭の風明が自首。⚫︎阿多妃:阿多妃が後宮を去る晩に猫猫...続きを読むに語った独白から、先帝の皇子=皇弟の出生の秘密が⁉︎ 酔っ払った壬氏は猫猫にバックハグ♡⚫︎すれ違い:猫猫を解雇して落ち込む壬氏は自業自得ww⚫︎宦官と妓女:後宮を解雇された猫猫は妓女として働くが、そこで壬氏と再会し身受けされる♡高順が仕組んだ宴会だったのか? ⚫︎荷造り:養父の羅門と親子水入らずでホッコリ^ ^ 壬氏が主人となって後宮へ戻る。/カバー表裏:壬氏のバックハグ小一時間経過後の猫猫との顛末ww
Posted by ブクログ 2020年02月10日
小説『薬屋のひとりごと』シリーズのコミカライズ版の4巻。今回で、小説版1巻までのおはなし。主人公がお世話になってる高級娼館、緑青館の三妓女といわれている梅梅、小鈴、女華の3人もでてきます。あや美し。今回も猫猫は大活躍。おもしろいです。
Posted by ブクログ 2022年02月01日
花街への里帰りから戻って来て以降、後宮での
厄介事が起こる度に各方面から頼られるように
なった猫猫。そんな彼女への壬氏からの新たな
頼まれ事は、園遊会で里樹妃毒殺未遂事件の犯人と、
その真相にも繋がってゆくもので…!?
Posted by ブクログ 2021年08月08日
後宮女官の飛び降り水死自殺!?事件
阿多妃後宮を去る
猫猫解雇からの身請け
うーん。もう、壬氏メロメロじゃないか。主人公特権すごいなぁ。
「大丈夫いつでも帰ってこれるから」って、絶対フラグだよね・・・
よく分からない所があった。入れ替わりの所?つう事は皇帝がイケメン姫の実子で後宮を去る後も優遇されたん?
蜂蜜で死んだのは皇太后の方の子?
じゃぁイケメン宦官とイケメン姫が似ているのは??流れから言うと親子っぽいが?自分に読解力が無いのか?
更に入れ替わりしてるとか?いや、イケメン宦官は時代劇の里見光...続きを読む太郎さんのやってた長七郎みたいなんか?w
読み直してみたら2人が親子とまでは思いつかず、着物の入れ替えを連想で子供の入れ替わりを気づいただけかな?
元が文章だけに深く読まないと分からない部分もあるかな?
Posted by ブクログ 2019年11月12日
この巻の話、一部エピソードを省いたり別の証拠を加えたりして、謎解きの手順が原作と少し違っている。結末は同じだが。
このアレンジ、原作者が了承したんだろうし辻褄はあってるけど、ミステリーとしては粗くなってる。もったいない。
Posted by ブクログ 2019年08月16日
どうやらこの第4巻で原作第1巻に相当する話が終わったらしい。近年の作品にしては随分ゆっくりとしたペースに思える
この巻では後宮内部で繰り広げられた因縁が詳らかになる。里樹妃を狙った毒、毒殺を隠す為の新たな死。それらを巡る物語の終焉は少し意外な形であった気がする
真実を明らかにするに当たりクローズ...続きを読むアップされるのは最も歳上の妃である阿多妃。皇帝の妃の中で古株である阿多妃は女性性を感じさせない見た目であり同時に彼女に使える侍女も他の屋敷の侍女とは趣が異なるように見える。更に阿多妃はもう子をなす見込みもない
そんな存在であれば後宮ならではの争いに巻き込まれないかといえばそうではない点は何とも言えない所。阿多妃がどの様な状況であろうと後宮に残ることや阿多妃の誇りを守ることが侍女たちにとって命をかける理由になってしまったりする。それが対外的には後宮ならではの争いに見えてしまう
ただ、猫猫が明らかにした真犯人の動機はもう少しミニマムなもの。自分が最も大切にしてきた相手が大切にしていたものを奪ってしまったという悔恨、それを隠したいという欲求
これは今まで話題になった後宮ならではの問題でも、閉鎖的環境で起こる問題でもなく単純に人間らしい感情から発する問題。人間的に色々と足りない部分が有る猫猫には理解しきれない。だからといって突き放してしまうのではなく、結果を変えないまでも犯人の希望を叶えるような提案は良かったね
どちらによせ阿多妃が離宮から離れる事は決まっているし、犯人の処遇も変わらない。もしかしたら阿多妃は真相に気づいていたかもしれない。それでもここで猫猫が犯人の為に起こした行動はとても尊いものであるように思えた
後宮で起こった問題の解決後は猫猫個人の問題が話題となる
無理やり後宮に連れてこられた以前の猫猫は無理して後宮に留まる理由は無かったし、壬子も猫猫に対してそこまで強い執着は持っていなかった。ただ、色々事情が変わって猫猫は留まりたいと思っているし、壬子も引き止めたいと思っている。でも、双方捻くれていて更には想いを正直に伝えない悪い癖がでてしまう
猫猫は壬子の想いが変わっていることに気付け無いし、壬子は自分の想いが変わっていることに気付きすぎてしまう。だからこその擦れ違い
まあ、最終的には何だかんだ収まるところに収まるのだけど。少女漫画みたいな解決法はちょっと面白い
展開がゆっくり過ぎる点は少々気になるものの、綺麗な絵でキャラクターの心情変化を描く本作はこの先も読み続けたいと思えるものだった。
この先、猫猫と壬子がどう絡んでいくのか気になるね
……そういえば、簪の意味ってまだ説明されて無くない?
Posted by ブクログ 2019年10月07日
表紙の猫猫最高!
月がキレイって意味。。。
と、
そこまで思い入れるって凄いよね。
里樹はこっちのほうがかわいいかな。
180pの猫猫もかなりかわいい!
Posted by ブクログ 2019年07月13日
後宮編完結。事件の幕引きに、出仕。猫猫と壬氏さまのやりとりに、にやにやしてしまうよ。高順もがんばったんだろうなぁ。冬虫夏草に喜ぶのも姐ちゃんたちに可愛がられているのもおやじに甘えるのもかわいい。