草間さかえのレビュー一覧
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購入済み
新しい。。。
犬の姿で登場する草間先生がまずカワイイ。ペンを持つ前足やちょっとした仕草も、犬として違和感を感じません。二足歩行なのに!
幼少時からの思い出話に妄想話。草間先生の観察眼と思考をくぐり抜けて描かれると、なんと魅力的なことか!
そこへ毎回のエッセイのテーマと絡みながら展開する社会人BLストーリー。少しずつ話が広がっていき、どんどんエッセイを侵食するさまもまたスゴイです。エッセイの新しい形態ではなかろうかと感嘆。
第2弾があるならば、ぜひ読みたいものです。 -
匿名
ネタバレ 購入済みゲイノベルの傑作
他店で購入済みですが、こちらの店のアプリが読みやすかったので再購入。大好きな作品です。
シリーズ通して一つの物語であり、全貌が見えてはじめて大きな感動があります。
主人公アドリアンは身体が弱いながらも、ゲイとして堂々と生きている強い人物。対するジェイクはゲイであることを受け入れられない弱い存在と言えます。彼らが物語の中で紆余曲折をへて成長していく姿が丁寧に描かれています。
アドリアンに感情移入してしまうので、どうしても「クソ野郎」になってしまうジェイクですが、シリーズを通して一番変化するのはジェイクであり、生き迷う子どものようで嫌いにはなれません。むしろいざという時には戦闘能力が高いので -
購入済み
のんけ
ノンケがほだされる話ですが、丁寧に感情の移ろいをえがかれていて良かったです。いつまでも受け入れられないノンケ感にハラハラしました。攻めの好きが溢れちゃう感じもたまらんかったです。腹違いのお兄さんもう少し絡んで欲しかったかもしれません。
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購入済み
監視している人物と恋に落ちる
あらすじ詳細では、あまりない設定でどんな展開になるか読めず興味が湧かなかったのですが、好きな作家さんなので購入。
あたりでした。
監視していたという負い目が切ない。
最高でした。 -
匿名
ネタバレ 購入済み確かに、そこに愛はあるね。
草間先生の作品〜大好きです。
何度読んでも、素晴らしい。
前半のストーリーを通しての感想。
タイトルの「明け方に止む雨」
はたして、雨は止んだんだろうか?
晴れたのか?雨なのか?・・・霧雨にも思えたり。天気に例えると、読後に色んな感想になるな。
作中に出てくる「行き過ぎた正義」「先入観は外れる」「正しくありたいと切望したのは後ろめたさの反動」
登場人物の、それぞれの癖のような厄介なものは、紙一重。
これを絡めてくるストーリーに・・・んんんん、唸りました。とても、良かった。
後半の、「歌わない鳥」からの物語は、これまたガラリと話は変わり。
境遇は違っても、アーサー -
ネタバレ 購入済み
砂原先生好きなら好きな作品
暗い表紙に近未来という近付き難い題材。砂原先生の本を作家買いしてる私でも買うのを躊躇いました。あらすじ読んでも萌え要素ないし…。
でも蓋を開けてみたら、いつもの砂原作品でした。
どうしてこの売り方をした…。
カップリングは年下刑事×年上弁護士(被疑者)です。
受けは父の後始末のせいで仕事に忙殺されるボス弁で、可愛らしい素顔を眼鏡の鎧で隠して戦っている青年です。
攻めは黒髪に黒で統一した洋服、ミステリアスな雰囲気の感情が平坦な刑事1係のリーダーです。
最初は受けも攻めもどことなく闇がつきまとっている感じで、近未来の設定なんかも織り混ぜたストーリー展開からちょっとおもしろく -
購入済み
草間さかえ先生の
草間さかえ先生のファンなので、月村先生とのタッグは買わねば!と購入しました。
素朴な主人公やレトロな学生寮に、草間先生の挿絵が合っていてよかったです。 -
購入済み
短編集
草間さかえ先生の短編集です。
年代やキャラクター、ストーリーも様々で楽しめました。草間さかえ先生のファンではない方も、導入によいのではないでしょうか。 -
購入済み
シリーズ1冊目
草間さかえ先生の作品の中で1番長いシリーズです。
全4冊。
2組のカップルのお話しになります。
このタイトルが1巻だけということで分かるように、マッチ売ってるのは最初だけです 笑。
私は面白くて一気に全巻買ってしまいました。 -
購入済み
ワンダーフォーゲルの続巻
ワンダーフォーゲルの続巻です。
こちらも読まないと完結しないです。幼少のゆうちゃんに起こったことや、大人組の進展も描かれています。 -
購入済み
続編
センスある作風と最後どこに落ち着くのかわからないストーリー
最初から考えてあるものなのかなあ
長く読めば読むほど味がすきにがい。
どんなピンチも あっけらかんになるキャラと なんだかんだの守護神がわりがいるのがほんとすき
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購入済み
イライラするけど面白い
こういう、人のいい奴が迷惑ばっかりかけられてる話あんまり好きじゃないんだけど、面白かった…!
伏線つけたミステリっぽいお話がすごく上手い作家さんです。昔から大好きです。最後のあたりはハラハラしながら読みました。
味のある人間がたくさん出てくるのもまた楽しい。
一番最後の『犬なら』が可愛かった。