酒井駒子のレビュー一覧

  • マルの背中

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    表紙の絵は可愛らしいが、内容は児童書のわりにちょっと重め。

    離婚した母と暮らす亜澄は、何度か転校を繰り返した夏休みにアパートの近くの駄菓子屋で飼っている白猫のマルを預かることになる。

    母と2人の生活にマルが加わり、寂しさも少しマシになるけれど、やっぱり母親がバイトを掛け持ちしたりだとか、夜遅くに帰ってきてお酒呑んでるとかは無い方がいい。
    何度も職を変わったり、「死のうか。」なんて言わないでほしい。

    小3なのに母親のことばかり考えてるのはどうなんだろう…。

    マルといっしょにいた数日は友だちのように話し相手になったんだろうな。

    マルはどこから来たの…は、自分はここではないところから来たけ

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    2025年05月25日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    アニメでは2話分。順番や内容少し変更もあったから、小説読んでるとごちゃっとしたけど、泉水子の心情分かるとまたアニメ見たくなる。

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    2025年05月03日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    うまくまとまった感はあるけどそれは主人公の周りというか主人公の中で一区切りついた感じ
    逆に世界規模での組織がらみはまだあまり分かっていないし姫神に関してもうやむや感が、、、

    まだ高校1年生ということもあってそこから先は今は一旦心配いらないのかな
    どっちみちきっと上手く乗り越えていけると思うけど

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    2025年03月15日
  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    ネタバレ

    姫神と入れ替わった後確かに不安だろうけどヤキモチを妬くよりまず事態を確認した方がいいと思ったちょっと共感できない
    なんか途中から主人公の恋愛脳?が入ってきて結構いちいちもたつく感じがあった。でも成長したなとは思う

    自分には女心がないのかもしれない、、、

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    2025年03月14日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    感想
    結局、学園生活で幕を閉じてしまった。未来がどうなるのか?

    続編はあるのか?


    あらすじ
    学園祭が終わり、如月会長は生徒会の役割と立場を明らかにし、村上が真の生徒会長であることを認めた。

    また、学園が高柳を世界遺産に推すために作られたこと、他の生徒は比較対象であったことを明らかにした。

    村上は、泉水子を世界遺産候補と決めたが、高柳が異議を唱えて、泉水子と一対一の勝負を挑むも敗れる。泉水子は高柳をトップに仕立てて、隠れ蓑にするように提案する。

    生徒会でクリスマスパーティーが企画され、高柳が力を示すために泉水子は結界を解除するが、問題が発生し、泉水子は力の使い方を学ぶ。

    クラウスか

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    2024年10月28日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    感想
    だいぶファンタジーになってきた。ところで世界遺産って何?


    あらすじ
    文化祭が始まり、泉水子は中等部に何度も姫モデルをやるように攫われそうになるが、周囲が留める。

    その後、3年のホラーハウスで、泉水子は幽霊に連れ去られそうになるもなんとか逃げ切る。

    2日目の合戦は、攻め1・2年対守り3年ということになった。

    攻め側は高柳が主将、守り側は、実行委員長の早川が、真響をねじ込んだ。早川は真響側の人間だったのだった。

    2日目の合戦の当日に化学部は気球を上げ、泉水子はそこから嫌な気を感じとる。

    高柳の術中にハマり、泉水子は従いそうになるが、深行の名前を聞いて、我を取り戻し、自分で高柳の

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    2024年10月14日
  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    感想
    学園祭までのあれこれの巻。姫神の登場が人類の終わりまでの話になるとは。


    あらすじ
    夏休みが終わり、生徒会で文化祭のことを話し合う中で、学校から近いという理由で北条氏照の戦いをテーマにすることになる。

    生徒会の面々で、八王子城址の下見に行く。

    和装の着付けの講習会になり、急遽泉水子がモデルを務めることになる。

    講習会の後、突如として姫神が降臨し、深行と八王子城址に行きたいという。姫神が人類を終わらせたこと、三度目のタイムスリップであること、深行が和宮と一体であることなど語られる。

    姫神が八王子城址には霊がいないと言ったことから、高柳の一派が霊を学園に集めて学園祭で何かしようとし

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    2024年10月13日
  • RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた

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    感想
    3巻目にして漸く母親登場!

    母親の言動から今後の学園祭にも一波乱ありそう。。


    あらすじ
    泉水子も学園生活に慣れてきた。生徒会の活動も真響と深行と行っている。

    学園祭のことを決めるために、真響の実家がある戸隠山に合宿に行くことになった。時を同じくして日本史研究会も戸隠で合宿を行うことになる。

    戸隠では、真夏が大切にしていた馬が亡くなり、真澄の影響が増していたこともあり、真夏がこの世からいなくなればよいと考え、姿を消す。

    泉水子は別の層に真夏が隠れていると思い、姫神の力を使って取り戻そうとするも上手く行かない。真夏は取り戻せたものの、戸隠の九頭竜神が出てきて収集できず、ピンチのと

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    2024年10月04日
  • 初夏ものがたり

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    初読。同じ作者の本を以前読んだときは、あらすじを追うのも一苦労という感じだったけど、これはわりとすんなり読めた。描写がきれいで印象的だった。「オリーブ・トーマス」「通夜の客」がこのみ。

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    2024年09月02日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    昔見た、世にも奇妙な物語の脳みそだけになって展示される男の話が頭をよぎる。
    幸せな道を選択できてよかった。

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    2024年08月22日
  • 初夏ものがたり

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     山尾悠子さん、存じ上げませんでした。1980年に25歳で刊行した本作、44年の時を経て文庫復刊って、名作? 初夏は過ぎましたが、今に相応しいタイトルと復刊の魅力に惹かれ、手にしました。

     死者と生者を仲介人がつなぐ物語‥‥そうそう、ありましたね、そんなお話。4編からなりますが、共通点が、死者と生者を仲介する日本人ビジネスマン"タキ氏"。
     そして、4編とも舞台は日本ではない異国の地。さらに、共通してヒロイン的な少女、または幼さを残す女性が登場します。

     少々特異に感じたのは、「つなぐ依頼は死者側から」という設定で、生者の未練や願いを果たす、謎の解決ではない点です。また、タキ氏からはビジネ

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    2024年07月21日
  • きつねのかみさま

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    読む前はちょっとホラー感を感じていたが、「きつねのかみさま」ってそういうこと!かわいいお話でほっとした。りえちゃんたちも、きつねたちもかわいい。

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    2024年06月14日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    泉水子がここにきてすごく成長し、ひと皮剥けたようなイメージが。そして高柳が犬になったあたりは面白い。
    ただ相変わらず面白いけど少し難しく、それぞれの組織が何を考えてるのかわからない。

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    2024年05月07日
  • もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア国』まで

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    この本を見かけた時「子供の頃からファンだったファンタジー作家荻原規子がエッセイを書いているんだ」と意外に思い、手にとって見た。作者の幼少期からの豊富な読書遍歴から、アラビアンから西洋、日本を舞台にファンタジーが書けたその背景の一端が分かった気がした。
    ダイアナウィンジョーンズ等、自分と好きな本がいくつか被っていて素直に嬉しい。

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    2024年02月07日
  • アンネの童話

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    アンネの日記を読んだ後にどんな物語を書いていたのかが気になり購入しました。

    アンネの日記を読んでからだと、より理解度が増した気がします。

    15歳くらいの子供かと思いきや時折ハッと気付かされる大人のような、そんな狭間をところどころ感じる文章でした。

    外の世界への憧れや想像力が溢れていました。

    挿絵が酒井駒子さんでくまのブラーリーがとっても可愛い!
    訳者はぐりとぐらなどでお馴染みの中川李枝子さん。
    あとがきも読み応えありました。

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    2023年12月19日
  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    肝試しみたいな感じで夕方に八王子城跡に出かけるのは読みながらでもちょっとドキドキして怖かったです。
    私も怖いのは苦手。
    泉水子と深行の関係というか、2人の気持ちがはっきりとわからず読みながらモヤモヤ。

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    2023年10月15日
  • RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた

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    夏休み。合宿。この言葉だけでワクワクしてしまう。
    でも、そこは泉水子たち。何も起こらないわけがない。
    戸隠とは不思議な場所だなと思ったし、宗田兄弟に関して色々分かったのは大きかったです。
    ここぞと言うときには紫子さんが出てくるものですね。

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    2023年10月15日
  • マルの背中

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    子どもの頃は些細なことが不安だったり、悲しかったり。大人になって、自分が親に言われて嫌だったこととか傷ついたことを結構覚えていたりする。
    なのに、子どもの気持ちがわかるか?といえば意外とないがしろにしてたり、、
    子どもって、より幸せに生きるために虚勢をはり、良い子でいようとし、我慢もしてるんだな。
    離婚した母と暮らすあずみちゃん、大好きな弟とはこころの距離がこれ以上離れませんように。

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    2023年09月29日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    玉倉神社を出て東京での高校生活が始まった泉水子。でも、鳳城学園は普通の高校ではなさそう。
    式神を操る同級生とかいるし。
    安倍晴明が好きだから陰陽師とか気になる。
    高柳一条はあまりよろしくない人物みたいだけど。
    寮生活も生徒会も私には縁のないものだったけど、こう言う高校生活も楽しそう。
    漫画やアニメで見るファンタジーも面白いけど、活字で読むファンタジーには活字ならではの面白さがあるよなぁと思いました。

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    2023年09月17日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    和歌山出身やから和歌山が舞台の小説と聞いて読み始めた。熊野古道の神社に住む中学生泉水子の成長物語。シリーズ1作目やから物語の序章やけど、既にこの世界観に惹かれるし、どんどん謎が出てきてこの先が気になる。絶滅危惧種少女、っていうタイトルも好き。

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    2023年07月09日