酒井駒子のレビュー一覧

  • わたし、わかんない

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    そう、これだよ。
    言葉にならない思いとか、今この現実はすべてうそで固められた感じ。
    こういうことを深く考えたくなくて、もやもやという言葉で済ませていたり、考えないようにしたりしていた。
    岩瀬さんはそういう思いをしっかり表現されているし、その思いとゆっくりでいいからちゃんと向き合い続けることを描いているんだと思った。
     
    そして、中ちゃんと母の会話がすごくいい。お母さんがすべてを包みこんでくれて中ちゃんが安心する。
    最後に中ちゃんが自分で決めて一歩進むことができて、本当によい終わりでよかった。

    実は途中で挫折しそうだった。課題図書だからというなかば任務で読み進めた。挫折しそうだったのは、ちゃん

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    2026年04月16日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (角川文庫)』荻原 規子
    生まれ育った紀伊山地を出て、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽深行と再会するも、二人の間には縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗田真響と、その弟の真夏と親しくなり、なんとか新生活を送り始める。しかし、泉水子が、クラスメイトの正体を見抜いたことから、事態は急転する。生徒たちは特殊な理由から学園に集められていた・・・!!大人気RDGシリーズ第2巻!2巻も、めちゃくちゃ面白かった!次の3巻も楽しみ!

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    2026年03月07日
  • 初夏ものがたり

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    亡くなった人と会えるという設定で、辻村深月さんのツナグに似た話かなと思ったが、物語の雰囲気は全く異なり、どこか淡々としつつもとても幻想的で、どちらの作品も比較できない良さがあるなと思った。挿絵も素敵で、この世界観の雰囲気をさらに醸成している。また忘れた頃に読み返したいとおもう。

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    2026年02月18日
  • 初夏ものがたり

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    澁澤龍彦経由でシュールレアリスム系の芸術に強い影響を受けている、幻想文学作家、山尾悠子の初期作品。

    ネットで時々話題に上がるのを見かけては、読んでみたいなぁと思っていた作家さんでした。本作から手に取った理由は、コバルト文庫の少女向け作品として書かれているため、難解なところがなく、読みやすいと専らの噂だったから。

    噂に違わず、するすると読めました。非常に美しい文章ですが「耽美」では無くて「綺麗」という印象。粒が揃ったスワロフスキーの硝子ビーズを色目よく並べたかのような文体は、冷蔵庫で良く冷やした梨みたいにシャリッとした爽やかな読後感で、とても良かった。

    小説の世界観に差し込まれる酒井駒子の

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    2026年01月28日
  • わたし、わかんない

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    岩瀬さんの作品は、こころの奥にずっとある。大切なおまもりのようでもあるし、静かに抵抗するための力のようでもある。

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    2025年08月08日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    小6のとき担任の先生に薦められて。空色勾玉で和物ファンタジーに突き落とされた私が、完全にハマったのはこのシリーズから。

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    2025年05月06日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    姫神を憑依してしまう体質の主人公・泉水子、決戦の戦国学園祭編。幼なじみ・深行や親友・真響との関係性が最も鮮やかに描かれる5巻。私の1番好きな巻でもある。

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    2025年05月06日
  • もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア国』まで

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    ネタバレ

    荻原規子先生は昔から読書家だったことを感心して、こういう考え方をしてるんだって思いました。
    エッセイ集の中に『ナルニア国物語』シリーズやらの本の内容を紹介をしてくれて、どれも面白そうだったので、いつか『ナルニア国物語』とかも読んでみたいと思っています。

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    2024年11月21日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    「姫神」を宿す、主人公の鈴原泉水子。神社と学校以外行き来できない彼女は、「ある掟」を破ってしまう…。人との関わりを通して、人の温かさ、勇気がもらえるお話です。物語が進むにつれ、主人公が葛藤しながらもたくましく成長していく姿は必見!!(たまねぎ)

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    2024年10月22日
  • もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア国』まで

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    ネタバレ

    荻原規子さんが幼少期から読んできた本の数々、くっついたり離れたりするファンタジーとの関係性、ファンタジーを創作する上での素養にまで、赤裸々に語ってくださっていて、何度も読みたい、と心から思い、たくさんメモをとりました。
    「床下の小人たち」よりも「コロボックルシリーズ」の方がすんなりと入ってきた、というあたりでは「ああ、そういうことだ!」と嬉しくて、「そうか、荻原規子さんの作る物語のことを好きだと思うことはそういう素養の部分が大きいのだなあ」、と胸を熱くしたりしました。

    とてもとても面白かったです。

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    2024年10月17日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    久しぶりにRDGを再読。やっぱり良いなぁ。古来日本に由来する風習をモチーフにした人的世界遺産の発掘。ストーリーが斬新だし、何より泉水子の成長物語がむず痒くも微笑ましい。
    その後は語られていないけれど、きっと過去とは異なる結末に辿り着くのだろう。

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    2024年09月01日
  • 初夏ものがたり

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    かわいらしくてつい微笑んでしまう描写や、
    読後しばらくしてからもふと思いだしてしまう美しい描写がもーたまらない。
    タキ氏!かわいいぞ!!
    真夏にエアコンガンガンの部屋で読んでるわたしが言うんだけど、
    ほんと初夏って感じするーー

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    2024年09月14日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    大好きなレッドデータガール第一巻。ゆっくりしたペースで進む、瑞々しい少女の成長物語。ボーイミーツガールの要素もあってエモいです。
    このお話も和系ファンタジーかと思いきや、後々SFっぽくなってくるのも荻原規子さんらしいです。

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    2024年08月30日
  • 初夏ものがたり

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    ネタバレ

    その紙の厚さを指先で感じながら、ディテールを追う
    挿絵に目を奪われ世界に閉じ込められる
    耳鳴りを誘うような息の詰まる静寂な世界
    線香花火の火球が小刻みに震えるような読後に、紙の質感が実体として残る

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    2024年08月06日
  • 初夏ものがたり

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    美しい文章にうっとりしながら読みました。酒井駒子さんの挿絵もセンスが素晴らしい。シリーズとしてぜひもう何冊か読みたいので、復刊をきっかけに、新しく書かれたりしないかな……。

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    2024年08月01日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    ネタバレ

    シリーズ完結の巻
    (もう1冊あるみたいだけど)

    学園祭を通して成長した泉水子ちゃんとその仲間たち
    生徒会で学園のクリスマスパーティーを企画したり期末試験頑張ったり学生らしいことしててちょっとほっとした
    高柳ポチと留学生たちとも和解?してきた

    怒涛の展開なのは第4章
    瑞穂さん久しぶりに出てきたと思ったら拉致犯だったし、なにより最後!相楽くん!!
    手袋渡せてるといいなぁ泉水子ちゃんがんばれと思いました

    銀のさじのレーベル創刊のときに気になってたシリーズだったけど、当時読んでおけばよかったと思うくらいハマった
    最近はあんまりシリーズ一気に読まないんだけど、これは続きが気になって一気に読んでしま

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    2024年07月25日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    ずっと地元で大事に育てられていた泉水子の旅立ちのおはなし

    山のふもとにある中学校に通う泉水子
    髪を切ったことがない長いおさげ、山の上の神社に住んでいて自家用車でお迎えしてもらっている、パソコンを使うといつも壊れる…と他の子と違うことが多くて、泉水子は他の子と同じように暮らしたいと思っていたが…

    泉水子がこのままじゃ嫌だと思って前髪を少しだけ切ったことから泉水子の人生がぐるっと変わっていくはじまりのお話

    意外と普通の中学生のお話なんだなーと思っていたら不思議なことがすごい起こっていって気づいたらすごいことになってた(語彙力)
    長丁場のお仕事の休憩時間にこつこつ読んでたけど、すごい面白くて続

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    2024年07月08日
  • RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴

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    おもしろかった!
    私が気になっていた泉水子ちゃんと心が離れていた時の深行くんの物語。本当の深行くんの気持ち。
    それから本編の続き。
    大満足でした嬉しい。
    楽しい夢が見られそうです。

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    2024年06月05日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    とてもとても面白かった!一気に6冊読んだけど、最後の方は全く止められなくて、勿体なくて仕方なかった。

    泉水子ちゃん、どんどんと自分で考え、たくましく心身共に美しく成長して、深行くんとの関係もじりじりしながらも、全力で応援したくなるいじらしさ。ああー。

    荻野規子さんが、私の知らない神仏融合の楽しさや、そこにファンタジーを絡めたたくさんの面白さを教えて下さったので、また世界が広がった、知りたいことだらけだ!と思った。
    ありがとうございます、と思いながらワクワクと読んだ。

    荻原規子さんのこれから出会う本もとても楽しみ。番外編もとても楽しみ。

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    2024年05月27日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    わあ、とても好きだなあ、と思いながら読んだ。
    ずーっとじりじりとしている、でも気持ちは手に取るように分かる思春期を絵に描いたような二人の距離がまたグッと縮まって、こちらまでちょっと切なくて嬉しくてきゅっとなる。

    泉水子ちゃんの成長も目まぐるしく、この巻は衝撃的。
    このためにここまでがあった、あとはどうなるのかな、と思えるほど今までのじりじりがわりとスッキリワクワクする。

    楽しい。

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    2024年05月26日