酒井駒子のレビュー一覧

  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    六巻までセットで一つの作品ということかと感じた。
    思えば色々な事があった……と考えつつ、なんだかんだ色々な登場人物たちが織り成す物語はなかなかだ。ファンタジーであるのは間違いないのだろうが、その一つに収まるような小さな物語、というわけでもない。それでも全六巻になる物語をまとめてみせるのは素晴らしい手腕だし、他の作品も気になる。読みたい。そこまでの説得力があるのだ。

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    2025年12月29日
  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    物語のあちこち、そして平穏な日々を変えようとする不穏な動きがたまらない。イレギュラーな出来事などもあちこちで起き始めてゾクゾクしながら読み進めた。いよいよここから何かが起き始めるのだろう。
    主人公、泉水子のほんの少しの小さな一歩がとても印象的だ。自分という最大の他人から逃げていても、得るものは何もなく、その内に道は狭まってくるだけなのだ。緊張感の高まりが大変素晴らしい。

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    2025年12月24日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    1巻で挫けて2巻を後回しにしようかと思っていたが思い切って読んで良かった。
    ああ……こう来ましたか……なるほどねぇ……。
    途中から読むのが止まらんというか、ワクワクドキドキが止まらない。タイトルのRDGとは? と思っていたらまさかの叩き込みにびっくり。
    この世界観なら確かに複数の巻が必要になるわけだ。
    これは良い本を手に入れた。続きが楽しみである。

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    2025年12月13日
  • もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア国』まで

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    かつて、この方の小説をよく読んでいた。この方が書いたことや枕草子の名前から読むことを決めたけれど、まあ知らない本が多くて悔しい。読んでいれば、作者が言うことも分かるだろうか。
    私は思考型のファンタジーが好きなのかなぁと思う。

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    2025年11月14日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    年甲斐もなくワクワク読ませてもらった。
    ただこの巻はマンガでいう第1話を遅めの展開でまとめた感じで、序章でしかない印象。

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    2025年08月21日
  • 初夏ものがたり

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    酒井駒子さんの挿絵に惹かれて手に取りました。

    あの世の人と、この世の人が出会う物語。
    『ツナグ』を連想しました。

    出会いの場面をセッティングするタキ氏が行なっているビジネスとはどんなものなのかにも興味が湧きました。

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    2025年08月19日
  • 初夏ものがたり

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    1980年刊行の『オットーと魔術師』収録作品を、酒井駒子の挿絵を加え2024年に発行。初夏の雰囲気たっぷりに一晩の不思議な体験をする4話構成のファンタジー作品。酒井駒子の絵もどこか涼やかで、これは夏の今読むべき!と(まんまと)思わされた。

    初めての山尾悠子作品だったが、あまりに読みやすいので驚いた。それもそのはず、巻末の解説によると作者が若い時の作品であり、女の子向けの雑誌に掲載され、しかも一晩三十枚のペースで書いたという。難しいところも無いので、スッと世界に入っていけて最後までしっかりと面白いので、ファンタジー好きな人にはお勧めします。新しくはない作品だが、空気感は今でも楽しめると思う

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    2025年07月31日
  • 初夏ものがたり

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    まず本の見た目が素敵。手に取りたくなる。
    情景が浮かぶ。6月に読むのにぴったり。
    ページをめくりながり、挿絵に驚く。良すぎる。
    美しい映画になりそう。

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    2025年06月24日
  • わたし、わかんない

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    うちの娘も何を聞いても「わかんない」というので、そんな彼女に読んでもらいたいのと、私も彼女を理解したいと読んだ一冊
    主人公の中ちゃんのお母さんがきちんと娘の気持ちを受け止めてて反省
    小4の子なので、がっぷり四つというわけじゃないけど言葉の選び方が優しくてさすが童話作家
    小学生が学校に行きたくない気持ちがすこーしだけ分かった気がする
    最後に中は自分であることを決めるんだけど、居心地良く自分らしくいられる場所を探して選ぶって大人でもなかなかできないことなので、これからの毎日を伸びやかに過ごしてほしいなと娘に重ねて思う

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    2025年06月23日
  • わたし、わかんない

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    ネタバレ

    チチとハハは別居した。
    チチは生まれ育った王子島に帰って喫茶店を開くことにし、ハハは童話作家の仕事を続けながらも、新聞記者として働き始めた。
    となりに住んでいるセンくんは一つ年上の五年生で、毎朝一緒に登校する。学校は行きたくない。たくさん考えて考えて、考えた先に出てきた「わたし、わかんないです」を言うと、先生は困った顔をするしみんなはわかんないちゃんって言う。

    装画:酒井駒子


    表紙の女の子、主人公中(ナカ)ちゃんの絵の雰囲気からか、このお話を読んでいる間ずっと、ジトっとして薄暗いイメージを持ち続けていました。
    お父さんとお母さんが別居するということは、主人公にとってとても大きな事件なはず

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    2025年06月15日
  • きつねのかみさま

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    ことばのリズムが心地よい。さすがのあまんきみこ。
    きつねの絵のかわいらしいこと。こちらもさすがの酒井駒子。
    豪華なコラボだな。

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    2025年05月01日
  • 初夏ものがたり

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    初夏の頃死者が一日よみがえるビジネスですとタキ氏淡々//タキ氏は七歳の少女、オリーブ・トーマスを一日だけ誘拐した。/自分とワン・ペアである、事故で死んだ双子の兄を取り戻すため、権力も財力もあり十八歳のナオミはタキ氏を脅迫する。《あたしの意志は、あらゆる障害を認めません。》p.65/一族の通夜でミノ夫人は子供の頃に出会ったタキ氏を再び見かける。《全世界はね、親しい人たちばかりで輪になっているようなものなんだわ》p.151/逃げ出したクライアントにタキ氏たちが右往左往。過重労働、けっこう苦労してます。

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    2025年01月07日
  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    夏休みの終わりに学園に戻った泉水子は、〈戦国学園祭〉の準備に追われる。衣装の着付け講習会で急遽、モデルを務めることになった泉水子だったが……

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    2024年10月11日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    感想
    これって1巻に1回は姫神が降りるパターン?

    姫神を降ろせる器も絶滅危惧種であれば、彼女に降りたが最後で絶滅という意味もタイトルは含んでいるのかな?

    それにしても学園モノは何故か生徒会長は絶対的な存在。実際はそんなことない。


    あらすじ
    東京の高尾山の北側にある設立まもない鳳城学園に途中編入した泉水子と深行。

    泉水子は寮で同じ部屋になった真響にあれこれ面倒を見てもらう。その弟の真夏とも知り合う。

    学校が始まり、同じクラスになったリカルドは人外の者であると気づく。

    リカルドは学年一成績の良い高柳の式神だったのだ。真響によると高柳は陰陽師で、生徒会長になって学園を牛耳ろうとしている

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    2024年10月04日
  • 初夏ものがたり

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    皺ひとつないダークスーツに身を包んだ正体不明の日本人ビジネスマン、タキ氏。故人を生の世界へ連れ戻す、時間制限付きの"ビジネス"を描いたジェントルゴースト・ストーリー。著者初期作の復刊。


    死神は生者を死の世界へと連れ去るけれど、タキ氏がおこなう「ギブのビジネス」はその逆だと言えばまあまあ合っていると思う。だが、話の主体になるのは6歳から50代までの女性たちであり、タキ氏はあくまで彼女らをエスコートする狂言回し。元はコバルト文庫のために書き下ろした少女小説だ。
    4つの連作のうち、「通夜の客」は東雅夫・編のアンソロジー『少女怪談』で既読だが、お屋敷、美濃夫人、双子たちと、和洋

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    2024年10月02日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    感想
    泉水子が何者でそこにどんな力が秘められていて、どう使うのかが最後まで読んでもわからない。が、続きは知りたい。神道?山伏が絡む和製版エヴァンゲリオン的な感じか?


    あらすじ
    泉水子は紀伊半島の山奥の神社で暮らす中学三年生。高校進学を機に街に出たいと考えている。

    母親は公安、父はプログラマーで別居しており、祖父と暮らしている。

    泉水子はPCや携帯に触れると壊れることがあったため、それらに苦手意識があった。

    二者面談に父は来られず代わりに父親の友達の相楽がやってくる。彼は自分の息子を泉水子の下僕だと言い、逆らう彼をねじ伏せ無理矢理転校させる。

    泉水子は相楽が山伏の家系で女神の泉水子を

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    2024年09月17日
  • 初夏ものがたり

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     連作集。あの世とこの世を繋ぐ謎のビジネスが存在する世界で、この世に時間限定で戻ってくることができるサービスを担当しているタキ氏がどのお話にも登場する。もう一度会いたい人がいたり、しなければいけないことがあったり、それぞれの理由でこの世に戻ってはきたものの、思うようにはいかず、空回りしているうちに制限時間がきてしまう。生きていたあいだにうまくいかなかった人との関係が、生き返ったからといって好転するわけがないのだ。この世に戻ってきた理由がピュアな第三話が一番好き。

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    2024年08月18日
  • 初夏ものがたり

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    酒井駒子さんの挿絵に惹かれて読み始めたが、
    この世とあの夜の仲介人、タキ氏と、各章に登場する少女たちとの物語が、ファンタジーでありながら現実と地続きである物語のように感じられ、一気に読んでしまった。
    物語のミステリアスさ、幻想的な内容に、酒井さんの挿絵がピッタリハマり、絵画的な美しさを醸し出している。
    4話の中では、「オリーブ・トーマス」が、特に印象深かった。
    著者の他の作品も読んでみたい。

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    2024年08月05日
  • 初夏ものがたり

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    酒井駒子さんの絵が大好きなので、表紙に惹かれて手に取った

    作中ずっと夏の空気があって今の時期に出会えて良かったな〜!

    山尾悠子さん、知らなかったけどとても好きだったので他の作品も読んでみたい

    辻村深月さんの『ツナグ』を思い出した

    タキさんは、現実にいるなら岡田将生さんのイメージだ(「虎に翼」の航一さんの印象に影響されている自覚はある)

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    2024年07月30日
  • 初夏ものがたり

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    ネタバレ

    連作短編4篇
    あの世とこの世を結ぶビジネスに関わるタキ氏。死んだ人からの一度きりのオファーでこの世に戻って来ることができる。タイムリミットは夜中の12時。会いたい人に会ったり見たい風景を眺めたり、そんな不思議な淡いの時間を描いている。タキ氏がとてもクールで魅力的。

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    2024年07月27日