酒井駒子のレビュー一覧

  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    冒頭は泉水子が日記をつけ始めたって流れでさらっと夏休み後半、玉倉山の実家に帰った際のお話が綴られて、そこで少し泉水子の心境の変化を感じ取りつつ、再び学園生活へ。

    時期的にまだ夏って事で幽霊、心霊って単語が頻繁に出てきますw これが何を意味するかは読み進めてからのお楽しみ。

    相変わらずの泉水子の無自覚ぶり。 それでもかなり成長しているは言動からも見て取れるんだけど、どうしても恋愛感情のような物が入り込むと周りが見えなくなるようでどうしても脳内がそっちに引っ張られて結果深行と揉めるいつもの流れにw

    今回は学園祭の準備とそれを隠れ蓑にして行われる例の事に係るであろう不穏な空気が全体の流れ。

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    2016年03月27日
  • RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた

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    なんやかんやで生徒会執行部に籍を置いた感じになっている泉水子。 これまでも散々な目に遭ったのに相も変わらず油断しまくりの緊張感の足りなさに若干イラッとするw
    色々変わらなきゃと思ってはいるんだろうし、実際少しずつ変化は起きているんだろうけど。
    なのでその場の勢いで例のファンクラブにも入会してしまう。

    伝えるべき事どそうでない事の判断がちゃんとできず、目の前の事だけに目が行ってしまいあげく周りを巻き込む騒動を引き起こす困った子だなw

    そんなこんなで、学園祭の準備にかなり時間が掛かる事がわかり夏休みも事前準備であれやこれやしなきゃならないってので、なし崩し的に生徒会執行部一同は宗田兄弟の里帰り

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    2016年03月21日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    鳳城学園に入学と同時に寮生活を始める泉水子。
    同室になった宗田真響とすぐに仲良くなって楽しい高校生活がスタート!・・・とはならず、すぐにトラブルが。

    相変わらず引っ込み思案な泉水子がちょっとずつ自分から内面を変えようと努力し始めます。 
    泉水子が物心ついた時から当たり前のようにしている事で、母親絡みの事にはほぼ意味があると思った方がいいな。

    この学園は案の定普通じゃなかったね。 自覚がある連中は暗躍しまくってるみたいだし。

    なにもろくに教えてもらえないまま入学してしまった泉水子が気の毒w

    この巻で大まかに学園の特殊事情や泉水子の周辺の人間関係等もわかり、今後泉水子はこの学園内で本人が望

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    2016年03月06日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    好き過ぎる。

    何度も読み返してしまいます。
    内容が中二病でも、中二の時に出会った荻原さんの作品なら今でも楽しめてしまう。

    アニメ化では描かれなかった文化祭後のお話。

    続きを読みたくなるけど、これが完璧!
    ・・・と思える、大好きな終わり方でした。

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    2015年07月01日
  • きつねのかみさま

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    とても優しい絵本。表現が素晴らしいです。
    あぁ、絵本っていいなぁ~って思わせてくれた。
    登場人物の気持ちが伝わってくる。最後 終わり方も素晴らしかった。

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    2015年07月18日
  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    学園祭準備。姫神のこともだんだんと明らかになってきた。結界をみつけて宣戦布告されたところまで。
    生徒会長がかわいくなってきた。

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    2014年04月30日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    また、いろんなキャラが登場して複雑化しております☆
    泉水子が今までの自分から殻を破ろうとしているところが自分に勇気をくれる。
    実在は実際にしていないけれども、がんばろうって思う。

    2013.11.20(1回目)

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    2021年09月11日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    ネタバレ

    一気にたたみかけてくる展開でとても面白かった。
    高柳(犬)がこんなにいいキャラだとは…。今までシリアスキャラだと思っていた分、犬柳が好きになってしまった。

    泉水子は1から安定して可愛いけど、今回は深行がカッコよくも可愛かった。「トトロが好き」「泉水子のイメージがトトロ」ってお前、どんだけ遠回しな…。
    自分のカッコいい武器ランキングに錫杖が入る日が来ると思わなかった。

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    2013年10月15日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    和泉子ちゃんのこれからは始まったばかり。良いお話でした。スピンオフで紫子さんの若い頃の話とか宗田兄弟のその後とか読みたいなあ(^^)

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    2013年05月15日
  • きつねのかみさま

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    きつねかわいい!
    いいことををしたんだけど、相手にはそのことがわからない。
    清々しいひみつを持った気持ちが味わえる本でした。

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    2012年08月10日
  • きつねのかみさま

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    酒井駒子さんのイラストがステキすぎるって!!!
    もう大好きだよーこのタッチに線に雰囲気に!!!
    きつね可愛い。

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    2010年12月01日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    1巻で挫けて2巻を後回しにしようかと思っていたが思い切って読んで良かった。
    ああ……こう来ましたか……なるほどねぇ……。
    途中から読むのが止まらんというか、ワクワクドキドキが止まらない。タイトルのRDGとは? と思っていたらまさかの叩き込みにびっくり。
    この世界観なら確かに複数の巻が必要になるわけだ。
    これは良い本を手に入れた。続きが楽しみである。

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    2025年12月13日
  • もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア国』まで

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    かつて、この方の小説をよく読んでいた。この方が書いたことや枕草子の名前から読むことを決めたけれど、まあ知らない本が多くて悔しい。読んでいれば、作者が言うことも分かるだろうか。
    私は思考型のファンタジーが好きなのかなぁと思う。

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    2025年11月14日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    年甲斐もなくワクワク読ませてもらった。
    ただこの巻はマンガでいう第1話を遅めの展開でまとめた感じで、序章でしかない印象。

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    2025年08月21日
  • 初夏ものがたり

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    酒井駒子さんの挿絵に惹かれて手に取りました。

    あの世の人と、この世の人が出会う物語。
    『ツナグ』を連想しました。

    出会いの場面をセッティングするタキ氏が行なっているビジネスとはどんなものなのかにも興味が湧きました。

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    2025年08月19日
  • 初夏ものがたり

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    1980年刊行の『オットーと魔術師』収録作品を、酒井駒子の挿絵を加え2024年に発行。初夏の雰囲気たっぷりに一晩の不思議な体験をする4話構成のファンタジー作品。酒井駒子の絵もどこか涼やかで、これは夏の今読むべき!と(まんまと)思わされた。

    初めての山尾悠子作品だったが、あまりに読みやすいので驚いた。それもそのはず、巻末の解説によると作者が若い時の作品であり、女の子向けの雑誌に掲載され、しかも一晩三十枚のペースで書いたという。難しいところも無いので、スッと世界に入っていけて最後までしっかりと面白いので、ファンタジー好きな人にはお勧めします。新しくはない作品だが、空気感は今でも楽しめると思う

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    2025年07月31日
  • 初夏ものがたり

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    まず本の見た目が素敵。手に取りたくなる。
    情景が浮かぶ。6月に読むのにぴったり。
    ページをめくりながり、挿絵に驚く。良すぎる。
    美しい映画になりそう。

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    2025年06月24日
  • わたし、わかんない

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    うちの娘も何を聞いても「わかんない」というので、そんな彼女に読んでもらいたいのと、私も彼女を理解したいと読んだ一冊
    主人公の中ちゃんのお母さんがきちんと娘の気持ちを受け止めてて反省
    小4の子なので、がっぷり四つというわけじゃないけど言葉の選び方が優しくてさすが童話作家
    小学生が学校に行きたくない気持ちがすこーしだけ分かった気がする
    最後に中は自分であることを決めるんだけど、居心地良く自分らしくいられる場所を探して選ぶって大人でもなかなかできないことなので、これからの毎日を伸びやかに過ごしてほしいなと娘に重ねて思う

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    2025年06月23日
  • わたし、わかんない

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    ネタバレ

    チチとハハは別居した。
    チチは生まれ育った王子島に帰って喫茶店を開くことにし、ハハは童話作家の仕事を続けながらも、新聞記者として働き始めた。
    となりに住んでいるセンくんは一つ年上の五年生で、毎朝一緒に登校する。学校は行きたくない。たくさん考えて考えて、考えた先に出てきた「わたし、わかんないです」を言うと、先生は困った顔をするしみんなはわかんないちゃんって言う。

    装画:酒井駒子


    表紙の女の子、主人公中(ナカ)ちゃんの絵の雰囲気からか、このお話を読んでいる間ずっと、ジトっとして薄暗いイメージを持ち続けていました。
    お父さんとお母さんが別居するということは、主人公にとってとても大きな事件なはず

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    2025年06月15日
  • きつねのかみさま

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    ことばのリズムが心地よい。さすがのあまんきみこ。
    きつねの絵のかわいらしいこと。こちらもさすがの酒井駒子。
    豪華なコラボだな。

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    2025年05月01日