酒井駒子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
岩瀬さんは児童文学者としては社会派なんだ。
いじめや不登校をテーマにして、共感させて明るい未来を感じさせる終わり方っていうのが、今どきの児童文学の定番で、虐待や貧困が出てきても、そんなに生々しくは描写されないし、最悪の状態ではないのが普通なのだが、このところの岩瀬さんのは救いがないというか、あまりにリアルというか。
『きみは知らないほうがいい』も『ぼくが弟にしたこと』も逃げ場がない感じだったが、この本の貧困シングルマザー家庭も、これからどうなってしまうのだろうかと、読んでて心配になるのだが、最後まで状況は変わらない。お菓子を食事にしたり、母親が帰ってこなかったり、気に入っている服を「あんたには -
-
Posted by ブクログ
あまんきみこさんの作品に「よるくま」の酒井駒子さんが絵を描いた絵本。
私が小さいころに読んだ絵本たちの雰囲気とは全然違うなぁと思いながら読みました。
それくらい素敵な可愛らしい挿絵で、もしかしたらこれは子供向けじゃないんじゃないかと思うほど。
お洋服もモノトーンでイマドキの子供っぽくておしゃれ。
ハナタレコゾウ的なばっちい感じは微塵もありません。
さて、お話は公園に忘れたなわとびを探しに戻ったお姉ちゃんと弟。
でも、なわとびは見つかりません。
するとどこからか子供たちの楽しそうな声が聞こえてきます。
声のする方に行ってみると、そこにはなわとびで遊ぶきつねたちの姿が!
きつねと姉弟の心あた