酒井駒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
外伝?が出ていたことを全然知らず、ようやく読んだがほぼ内容は忘れていた。
つまらないわけではないが、まあまあ。
真夏がいるから、読める。
ほかの連中はとても親しみを感じられる相手ではない。
とはいえ、さすが荻原さんで、スルスル読んでしまう。
短編3本と中編1本。
金持ちの変な学校のイベントはいろいろ意味不明で、80年代のアニメみたいだ。
本編では明かされない、シッカリ自分と周囲が見えている、如才無い高校生たちの心理に、感心する。
が、30代になった自分から見れば、子供がこんなことしなくてもいいんやで?となる。大変だねー。
しかし、キャラクターたちの心理は激しく動くわりに、ストーリーは地 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ泉水子ではなく、深行視点での本編中の補完話や、真響視点での後日談というのに驚きました。
泉水子は今回は最初から最後まで主役にならず。
活躍はしますけど、彼女視点では描かれない。
他の人から泉水子がどう見えていたのか分かって興味深かったです。
深行視点も嬉しいサービスでした。
泉水子と離れている時の話でしたから余計に。
後日談は宗田家が中心の話だったから、泉水子や深行はサブキャラ扱いでしたけど、ゆったりとですが何だかんだで仲良くしてるようでよかったです。
泉水子の言動に一喜一憂してるげな深行が見られただけでもよかった。
振り回されてるのは彼の方の模様。
二人揃って「ココア」で動揺するのも可愛かっ -
Posted by ブクログ
ネタバレRDGシリーズの一作目。壮大な物語の序章という感じがした。
普通でいたい女の子に、様々なトラブルが降りかかる。学校のパソコンが全て壊れたり、ヘリコプターでのお迎えが来たり、てんやわんやに物語が進む。その中で「ゆれ」「女神」「封印」など、小さな謎が飽きの来ない間隔で随所に散りばめられており、期待が膨らんでいった。同時に、表は優等生、裏では泉水子を見下す、そんな二面性のある深行に歯噛みする思いだった。
修学旅行にて、いよいよ謎の核心に迫る部分は、得体の知れない追手の恐怖感から手に汗を握った。泉水子の正体が姫神の器であると分かり、周りの人達が大切に扱っていることに納得した。未来をも見通すとい -
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Posted by ブクログ
岩瀬さんは児童文学者としては社会派なんだ。
いじめや不登校をテーマにして、共感させて明るい未来を感じさせる終わり方っていうのが、今どきの児童文学の定番で、虐待や貧困が出てきても、そんなに生々しくは描写されないし、最悪の状態ではないのが普通なのだが、このところの岩瀬さんのは救いがないというか、あまりにリアルというか。
『きみは知らないほうがいい』も『ぼくが弟にしたこと』も逃げ場がない感じだったが、この本の貧困シングルマザー家庭も、これからどうなってしまうのだろうかと、読んでて心配になるのだが、最後まで状況は変わらない。お菓子を食事にしたり、母親が帰ってこなかったり、気に入っている服を「あんたには