中野京子のレビュー一覧

  • 怖い絵 泣く女篇

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    その絵に隠された秘密を知ったら、もう平静ではいられない。

    説明されなくても怖い絵もあるけれど、秘密を知って怖くなる絵も多い。また、それを描いた画家の心理を考えると怖くなるというのもある。超有名作からどこかで見たことあるかもという作品まで、ガイドとしてなかなか面白いシリーズ。

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    2015年12月31日
  • はじめてのルーヴル

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    「実際にルーブルをはじめてまわる」という時の実用書としては、『ルーブルはやまわり』に軍杯が上がる。
    しかしいつもながらの小気味よい語り口で、中野氏がこういう美術館ごとの解説書を出してくれたのは素直にありがたい。

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    2015年12月28日
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

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    ネタバレ

    逃亡の過程を丁寧に描いています。当時の町や道がやっと想像できました。なんというか、実際のところはどこまでわかっているのか不明ですが、こんなやり取りだったのかな?

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    2020年10月22日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    ただボケーっと眺めてしまうような絵でも、実は恐ろしい背景があったり、考えると怖くなったり…((((;゜Д゜)))どきどきしながら読みました。

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    2015年09月17日
  • マリー・アントワネット 上

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    高校の頃、夢中で読んだS.ツヴァイク。およそ10年ぶりにこの機会が来た。

    マリー・アントワネット。のっけから著者自身が指摘しているように、彼女の裁判は今も続いている。
    軽薄で世間知らずで傾国の戦犯と非難すべき?いやいや、それは革命派の創り上げたプロパガンダで、一切の責任を押し付けられた悲劇のヒロイン?最期まで王妃であり続けた高貴の人?それともやはり、歴史の転換期を耐え抜くには平凡過ぎたごく普通の女性?

    わからない。ひとつのエピソードを読む度に評価が変わる。きっとこの先も、彼女に対して断固たる判決を下せる人はいないだろう。

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    2015年07月15日
  • はじめてのルーヴル

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    怖い絵と同じ様に分かりやすく面白かった。絵画が見開き一頁になり、絵画の外の余白に説明があるのも分かりやすく良かった。

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    2015年04月20日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    絵の中の貴女は泣いているのでしょうか。

    メアリー・スチュアートとかアン・ブーリンは知っていたけれど、恥ずかしながらマルガリータ・テレサ(あのベラスケスの少女である!)、イワン雷帝の七人の妃、ゾフィア・ドロテアは全然知らなかった。面白かった!

    絵は真実を伝えないかもしれない。でも、見えるもの以上を伝えられるんだ。

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    2015年04月08日
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

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    ネタバレ

    結果が分かっている話なんだけど…
    細かい描写や背景を追って読んだことがなかったので、新鮮で緊迫感のある物語でした。
    読みやすかったです。

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    2014年12月29日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    15世紀~17世紀ごろのヨーロッパの凄惨で劇的な生涯をすごした人たちを、絵画を辿りながらどんな人物だったか、どんな人生を歩んだか解き進めていく本。

    凄惨な話はなぜこうも人を惹きつけるのか。
    読みやすい文章と、全体の構成も流れを汲んでいるので、あっという間に読み終えてしまいました。

    謀略や裏切りなど血なまぐさい話がつきものの王室ですが、こんなにひどかったとは・・・。
    世界史を避けてきた身としては、年表や系譜などの知識が抜けている分、面白さが半減してしまったのかと思うと悔しい。
    でもこの頃の女性は日本でもそうだけど、子供を産む道具としてでしか見られないことが多いから、相当なプレッシャーだったん

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    2014年12月18日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    絵画の本かと思いきや、絵画を導入部とした様々な国の王族の話。なかなか面白く、通勤途中とかに読むには良いんじゃないでしょうか。
    個人的にはイワン雷帝とアン・ブーリンの章が良かった。今の感覚から読むと兎に角グロテスクなんだが、これが人間の歴史かと。
    それにしてもベラスケスって凄い画家であることが、同時に読んでいた本と合わせて再認識。プラドに一度行ってみたいものですわ。

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    2014年10月04日
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

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    高校では日本史選択だったこともあり(という言い訳をしつつ)、恥ずかしながら「ヴァレンヌ事件」のことは知らなかった。逃走劇をトレースするという本書の試みに惹かれ手に取ったのだが、いやはやなんとも呆れる結末だったものだ。「勝負は最後までわからない」「油断大敵」、その他諸々の教訓を再確認させられる。
    本書はストーリー仕立てになっているので、僕のような門外漢の方にもわかりやすい内容となっている。

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    2014年09月24日
  • はじめてのルーヴル

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    ルーヴル自体の話は無く、ややタイトルには難ありの印象。ルーヴル所蔵の各絵画の解説は安定のクオリティだがややマンネリ感も。

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    2014年05月31日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    『知る楽』というNHK講座が雑誌になったものを何の気なしに買った過去があり、
    それがとても易しく面白い内容だったので覚えていました。
    本屋でこの本を見かけた時、「あれっ?似てるな……」と思い手に取り。
    家に帰ってから確かめたところ同じ著者だったという不思議なご縁でした。

    普段美術系に疎い人間でも楽しめるので、ちょっと西洋史と併せて
    絵画を知りたいなという気分の時にはぴったりの一冊。
    カラーの絵が一章ごとに挟み込まれているので、それと照らし合わせながら
    著者の解説を読み進めていく形です。

    一見すると何が怖いのか分からない絵でも、解説を読むとその隠された
    歴史的背景にゾッとしてそれがまた面白い

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    2014年01月29日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    「怖い絵」そのものよりも、その時代背景や人物相関が面白い。知っている話、知らなかった話を含め、絵画の楽しみ方の一つとして参考になる。それぞれの逸話についても、調べればもっとさまざまな逸話や人間関係がありそうで、知的好奇心が湧く。西洋画だと範囲が広くなってしまうが、その背景を知る入門書の一つとして有効。世界史年表を横に置きながら読めば良かったと思った。

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    2013年12月14日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    短編集なので読みやすく、ちょっとした時間の暇つぶしに良い。
    この手の本はたくさんあるが、新しい発見もあったので面白かった。取り上げられているヴィヴァルディやリストの音楽を聴きながら、また興味のある人物が出てきたらwikiを見ながら、とても楽しめた。
    非日常的なフランス革命時周辺の出来事でとても良い気分転換になる。

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    2013年12月07日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    絵画と関係ない中野京子の本
    マリーアントワネットの生誕の年を起点に血族結婚や王侯貴族の恋愛や結婚を中心に書いてある本。
    絵画という要素がなくなると、普通にそれなりにおもしろい世界史に関するエッセイみたいなイメージになります。

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    2013年10月27日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    絵画を通して人間の「怖い」本性を暴くという趣旨の本書。どちらかといえば絵画はただの方便で,ただの歴史列伝に近い本だが,扱っている人物自体のエピソードの豊富さもあって,それなりに読み応えがある.

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    2012年10月14日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    内容的にはサラッと書かれている。あとがきによると、講演を基にした書き下ろしとのこと。画家を印象派の時代でくくって当時の風俗を紹介するのがテーマと感じた。印象派展示などの前に事前知識として読む、などかな。鑑賞後はもう少し詳しく各画家ごとに描かれた本の方がいいかもしれません。

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    2012年08月25日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    ヨーロッパの王家にまつわる世界史・外交史のこぼれ話。というかスキャンダル集ですね。ブログの連載を本にまとめた物ということで、ひとつひとつの話が短くてちょっと物足りない。ブログで軽く読むには良いですが、「本」として読むにはもう少し掘り下げがほしい所です。副題が「血族結婚篇」なのに、血族結婚の話はほんの少ししかありません。

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    2012年07月29日
  • 恐怖と愛の映画102

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    「怖い絵」でおなじみの中野京子氏。前に読んだ「ハプスブルグ家12の物語」がおもしろかったので、氏の映画感に興味が湧き読んでみました。102という数なので1作品は約2ページ。雑誌「母の友」に2000年4月~2009年3月まで連載されたもの。短いせいなのか、絵画の時ほど、はっとするような切り口ではありません。

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    2012年06月23日