岬鷺宮のレビュー一覧

  • 三角の距離は限りないゼロ4

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    ネタバレ

    アイデンティティの揺らぎに加えて振られたショックと相まって、矢野がメンタルやられるところまでは予想していたが、ここまで自我を失うとは思わなかった。すれ違いも多く、次回の立て直しに期待。

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    2019年11月28日
  • 空の青さを知る人よ Alternative Melodies

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    2019年10月に劇場公開される「あの花」、「ここさけ」に続く「超平和バスターズ」による映画「空の青さを知る人よ」の岬鷺宮氏によるノベライズです。映画版、額賀澪氏によるノベライズは相生あおい目線でしたが、本作では金室慎之介/しんの目線で描かれています。本編では雰囲気やちょっとした会話だけで済まされていた部分が描かれているので、物語の補完という点では良いと思います。「金室慎之介」が「しんの」ときちんと繋がっているんだということが分かります。

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    2019年11月02日
  • 読者と主人公と二人のこれから

    購入済み

    すっきりした読み応え

    物語の設定が非常に面白い。
    それをうまく使った主人公とヒロインの行動が合わさり魅力的な作品だった。

    展開は王道的で驚きは少なかったが、綺麗にまとまっておりすっきりとした読み応えだった。

    超おすすめ! というほどではないが、恋愛小説が好きな友人がいたら問題なく紹介できる一冊だと思う。

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    2018年07月21日
  • 読者と主人公と二人のこれから

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    好きな小説の大好きなヒロインが現実に現れたら……というとファンタジーのようだけどそんなことはなく、ありそうで無かった設定として面白い導入だった。

    ボーイミーツガールものとしての基本的な展開自体に驚きは無いが、「物語で出会い、物語で別れる」を軸に丁寧に描かれる心理描写が、物語好きの心に刺さる。中で綴られる言葉も印象的で、特に『ときに幸福に背を向けても、(中略)美しく生きていきたい。』は自分の信条に重なった。

    しかしこれ、高校時代に読んだとしたら、「耳をすませば」並にダメージ受けてたな……。

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    2017年05月25日
  • 失恋探偵ももせ 【電子特別版】

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    ネタバレ

    絵師さんから購入しました。口絵を見た最初の印象から短編ものなのかなと思っていたのですが一概にそういうわけじゃなく一つの物語でした。本当は美人なのに頭を掻く癖があるヒロインが主人公と二人きりのときに髪型を直してもらうというシーンが度々ありましたが、二人ともまんざらでもなくその時間が好きみたいで二人の進展をすごく楽しみながら読みました。どうしてか行き違いになりつつも結局はお互いの気持ちを告げ付き合ったということで1巻完結作かと思いましたが続きがあるようなので読みたいです。二人の今後と、失恋探偵の行く末がとても気になっていました。

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    2013年07月20日
  • 失恋探偵ももせ 【電子特別版】

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    なかなか探偵モノとしてそのあり方や心理などをしっかりと描いていて良かったと思う。    
    話の内容もどれもなかなかよくできていたと思う。   
    ちょっと描写不足の面も否めないけど、可愛かったので良いです。   
    男にはちょっとムカつきましたけどね。

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    2013年04月26日
  • 日和ちゃんのお願いは絶対

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    セカイ系の作品ではあるあるなのだろうけど、主人公のキャラクターに現実味もしくは人間味が感じられず、読んでいて没入感が得られない。
    世界観や『お願いは絶対』という設定はかなり興味をそそられるものの、主人公が『壮絶な物語を押し進めるための装置』でしかなく、それ以上の深みを感じられなかった。
    ただ、先にも述べたように世界観や設定は好みではあるため、次巻以降の展開に期待したい。

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    2025年10月04日
  • 三角の距離は限りないゼロ 1

    U11

    無料版購入済み

    なんか違う

    原作はそれなりに読んでいたと思うのですが、コミック版だと読み飛ばすシーンが多いように感じます。
    なんだろう?交換日記のシーンとか読むのが面倒なんですかね。

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    2025年07月01日
  • あした、裸足でこい。【分冊版】 1

    購入済み

    タイムリープもの

    過去と現在が頻々と入れ替わる複雑なストーリー構成を取ったストーリー展開である。ラノベの原作で文字で表現されている過去と現在の世界が、コミカライズされるとどちらも似た絵柄で読んでいて混乱してしまうとこがある。ストーリーそのものは面白いし絵柄もくっきりとしていて、ヒロインは可愛らしい。

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    2025年04月04日
  • あした、裸足でこい。5

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    ネタバレ

    爽やかな青春タイムリープ物語でした!

    第一巻から、ずっと真琴ちゃんを置き去りにしてしまっていることが貴になっていましたが、彼女が救われるエンドにほっと一安心。
    タイムリープによって完全無欠の未来(※ ただし真琴ちゃんを除く)を手に入れた巡くんが、時間遡行の能力を手放しても、一度きりの青春を怠惰に浪費した最初の未来を選んだ行動が、とても丁寧に書かれていました。
    タイムリープを重ねて仲間たちと積み上げてきた時間は事実上消えてしまいますが、巡くんの記憶にその経験が蓄積されているからこそ、仲間を信じて敢えてバラバラの道を進むことができたのでしょう。
    選ばれなかった未来を進む人たちの切なさに思い至った

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    2024年11月10日
  • 恋は夜空をわたって2

    ネタバレ 購入済み

    なぬ

    あした裸足でこいを読んでからこっち読んだから、最後で俺これ何読んでたっけ?って若干こんがらがったって!
    1巻がすっきりと終わったぶん、この巻の始まりで、なぬ?ってなった。
    それで、なんと言うか、お互いの気持ちを互いに分かってて行動する二人と、ただただ可哀想なQ太郎のギャップに、うーん、、、と思ってしまったw
    個人的には1巻の満足度が圧倒的に高かったかな

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    2022年10月12日
  • 日和ちゃんのお願いは絶対4

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     4巻なので基本構造は割愛。
     恋人同士では無くなり距離を取った二人。
     情報の中心にいるが故、展望が見えない事が見えるヒロインと、何も見えないからこそ出来る事を頑張る主人公。
     物語の構造が垣間見えるようで裏切られる展開に、着地点がわからなくどう転ぶのか…。
     あとがきによると、この物語は「高校生活の空気感」らしい。
     その視点で考えると、この好きな人が、恋人が、自分を頼ってくれず、無理に遠くに行ってしまう感覚は、確かにこんな感じかも知れない。
     それは、高校生の恋愛に限った話では無いかも知れないが…。

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    2022年09月19日
  • 三角の距離は限りないゼロ8

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    うーん

    この展開に至るまでとても丁寧に話を進めてきたのに最後の最後で駆け足になってしまった印象

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    2022年08月14日
  • 失恋探偵の調査ノート ~放課後の探偵と迷える見習い助手~

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    ネタバレ

    那由他くんの台詞である、「人はみんな『消えてしまった気持ち』でできているんじゃないかって。もう思い出すこともできない、いろんな感情で形作られているんじゃないかって。だとしたら……気持ちの『ゆがみ』は、いつかその持ち主に宿ることになります。そんなの悲しすぎるじゃないですか。だから僕は──誰かが悔いなく失恋するのを手伝いたくて、失恋探偵をやっているんです」が好きです。恋愛って自分の気持ちが大きく関わってくる。始まった時も終わる時も気持ちが左右する。私はこういうお話が結構好きです。

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    2022年07月04日
  • 恋は夜空をわたって

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    良くも悪くも「聴くこと」に重点を置いた作品だと思いました。ジャケ買いみたいな感じで書籍から入ったので、なんかやけにスラスラ読めるな~みたいな違和感があったんですがYoutubeで聴くanimeとして配信されていることを知り、なるほどと納得いきました。書籍だけだと良さが分からない部分もあると思うので聴くanimeを視聴してから読むのが賢明かと思われます。

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    2022年01月13日
  • 日和ちゃんのお願いは絶対2

    購入済み

    う〜ん

    この作品、岬先生の作品の中でも異質過ぎるかも。
    そして、スケールを拡げ過ぎてるのと、物語の中での設定の曖昧さなどを含めて考えると先が全く読めないし厳しいかと。
    あくまでも、作品を読んでの個人的感想でしか無いけど、
    次巻が出たら、それを読んでから読み続けるかストップするか最終判断をしようかと思うが、厳しいだろうな。

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    2020年11月15日
  • 三角の距離は限りないゼロ3

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    本格的にドロドロしてきたな…求めてた恋愛ものじゃなかったから少し辛い。

    あと、心理描写が薄い。どんどん人が増えていくから余計そう感じる。

    でも、気になるんだよな

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    2020年09月13日
  • 日和ちゃんのお願いは絶対

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    「わたしと付き合ってください!」
    ある日、尾道のごく普通の高校生・頃橋深春は、同級生の葉群日和から告白される。
    しかし彼女の「お願い」は誰も逆らえない強制力を持っていて…。
    告白、デート、幼馴染。
    軍隊、テロ、〈天命評議会〉。
    知らない間に激変している情勢と、そこに深く関わる彼女。しかし物語の中心はいつまでも、彼と彼女の恋愛に終始する…そう、これぞ、まさに「セカイ系」……!おお…なんか懐かしいこの感じ……。
    基本はふわふわした初々しいラブストーリーなのだけど、ヒロインのバックが物々しい。何とも言えない不気味さと温度差にぞくぞくする、きれいにまとまったセカイ系だと思うのだけど、続くのかな…
    今後

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    2020年05月15日
  • 放送中です! にしおぎ街角ラジオ

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    同時期に夢破れた彼女と彼らは、喫茶店の店長から進められ
    半径1キロのラジオを始める。

    それぞれの目指していた夢がきれいに使えるラジオですが
    最初から噛むわぐだぐだだわ、素人放送なのが面白いw
    流行っていた当初も、こういうのが楽しかったのやも?
    夢に向かって何かをして、何かを頑張るのは
    何もしないよりも、得る物があると思います。

    落し物、ご当地アイドル、店の宣伝までしているのには
    驚きでしたが、語彙も大事だな、と。
    最終的には、指摘されたところを直す、という事までも。
    なかなかに、青い春、の三人でした。

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    2019年11月20日
  • 失恋探偵ももせ 【電子特別版】

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    失恋探偵、という一風変わった、それでいて広がりを感じさせるシチュエーションの本作ではあるが、内容、文章ともにわりとあっさりとした読後感。個人的には女子高生が当たり前のようにメイクをしているという描写がとても上手い。大人びた幼さというのを丁寧な距離感で表している。若干ネタバレにはなるが「何故学校を休んで室内にいるのにメイクをしているのか?」という疑問があったが、ラストを読めばその真相はかなり味わい深い。ただ、難点を挙げるならそもそもが依頼とはいえ、かなり「下世話」な活動であり、その部分に対しての言及が無かったのに少々引っかかりを覚えた。だがそれら失恋探偵という活動の掘り下げは、次巻以降に十分期待

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    2019年05月25日